《ぱら☆あみ》皿洗い うっ!の近況ぉ〜
おったおた にしてやんよ日記


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こんな深いトコまで来て下さってありがと… (;_;)
あなたの 睡眠時間、ちょっと心配してます…。

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 きんきょぉ (2008年1〜3月)
■ '08年3月30日〜
  半年ごとの区切りだと日記が長大すぎて読みづらい…との苦情が多いので、今回から3ヶ月の四半期ごとに1ファイルとすることにしました。 それでも長すぎる…って話もありますが、手動で HTML しこしこ打っている状態では、ファイル分割もかなり面倒なんで、勘弁してください… (ブログにしろって話もありますが、ブログだと妙に検索結果が上がったり、個別のテーマごとにリンクが貼れたりするんで、うちみたいに気軽に云いたいこと書いてる駄文だと、必要以上に人の目に触れさせて人様の検索の邪魔したり、トラブルを招くようなことにしたくないんですよね…すいませんです)。 体裁が揃ってないと気持ち悪いので、そのうち過去の日記も切り分けるかも知れません (しないかも知れません (^-^;)。

■ '08年3月29日〜
  家のあれこれで妹と打ち合わせ。 その後都内で仕事の打ち合わせとクライアントさんへのレビュー、さらにその後飲み会に。 すっかり暖かくなったのはいいんですが、花粉なのか黄砂なのか、喉が痛くて鼻もぐずぐずに。 花粉症になる寸前みたいな感じでちょっとトホホ。 しばらくマスクをしようかなぁ…アレルギーはないはずなんですが、全身がだるい。

日常の景色  それにしても久々にあちこち徒歩で歩き回ったら、体が重い重い。 また肥えたか? 怖くて体重計にしばらく載ってないのであれですが (だからダメなんだ!)、体動かさないとヤバイにょお。 食べるものは結構気をつけるようになってるし、あたしの肥満の原因のひとつと思われる砂糖カロリーたっぷりの飲料水関係は少しずつ減らしているつもりなんですが、減りが足りないようです。 冬の間は上着で腹も隠れるけど、薄着で外出たら腹の存在感にかなり憂鬱。

 うぬぅ…日中とか夕方は仕事の電話がバンバン掛かってくるしパソコンの前にいないのはまずいので無理として、やっぱり朝にちょっと散歩でもするようにしようかなぁ。 まぁ夜から深夜にかけてが一番落ち着くんですがw、夜中にほっつき歩いてるとご近所にあらぬ疑いをかけられる可能性もあるし、何ともピリリとしない春の1日です。

■ '08年3月28日〜
  北朝鮮による横田めぐみさんの拉致事件と、その後の家族の苦悩と救出活動を描いた漫画 「めぐみ」(双葉社刊) を25分間にまとめたアニメ、「めぐみ」 のネット配信が始まったそうです。 コピーフリーでネット公開を前提としたこの作品、日本政府の拉致問題対策本部の専用DLページ こちら で各種フォーマットでダウンロードできます。

めぐみ ワンシーン  転載自由ということで、YouTube や ニコニコ動画、その他の動画共有サイトで見れるようになると思いますが、原作漫画があるとはいえ、政府制作のアニメとは思えない、ある意味 「今風」 の絵柄と豪華声優陣で、作品そのものとしてもなかなかのレベルにまとまっているようです。 めぐみさん役が高山みなみさん、滋さん役が山寺宏一さん、早紀江さん役が深見梨加さんで、山寺の呼びかけにより、全員がボランティアでの出演だったよう。

 ストーリー自体は、拉致問題をそれなりに報道で見てきた人には、ある意味で 「何度も報道を通じて意知っている、お馴染みの話」 のものですが、これが架空のストーリーじゃなく、現実の、しかも今起こってる事件だと思うと、切ないものがありますね。 小泉訪朝で北朝鮮が拉致を認めて6年余りが経ちますが、依然解決は先が見えない状況。 なんとかならないんでしょうか。

 ところで被害者の横田めぐみさんって、生まれがちょうどあたしと同じ頃で、親の年齢もだいたい一緒なんですよね。 昔の写真やら、アニメで描かれた昔の風景やらが、自分の懐かしい記憶を不意にノックしてきて、ずっと見てると泣けてきますね。

 ポーランド、チェコが、北京オリンピックの開会式への参加を拒否するとの発表をしたそうだ。 ポーランドやチェコと云えば、ナチスのベルリンオリンピックと、その直後のドイツ軍による侵略を受けた第二次大戦前の最後の被害国、そして第二次大戦最初の被害国ですが、大きなシグナルを感じますね。

■ '08年3月25日〜
  茨城県土浦市、JR荒川沖駅周辺で起こった無差別8人殺傷事件で、マスコミはいつも通りの 「ゲームの影響」「ゲーム脳」 の論調。 犯人が、かつて秋葉原で開催されたゲームイベントなどに出場していたこと、ゲームが好きで、秋葉原などに通っていたことなどから、「ゲームをやってると現実と仮想の区別がつかなくなって殺人鬼になっちゃうんです」 と云わんばかりの報道になってますね。 この種の報道はどこのマスコミも酷いもんですが、とりわけフジは酷いね。 犯人が犯行前にアキバに寄ったのをことさらに大きく、しかも執拗に報道して、まるでアキバに集うのは犯罪者予備軍、もしくはアキバに行くと犯罪者になるといわんばかり。 大昔の、「そこで犯人は何と! A地点からB地点に行く間に、角のタバコ屋に寄ったんですよ」「そ〜なんですよ、川崎さん」 のノリです。

 それにしても、ファミコンが世に出てすでに25年。 小学生から中学生、人によっては高校生くらいにかけての親は、もうモロにファミコン世代だと思うんですが、20年以上前の、ゲームを知らない親の世代ならともかく、今の時代にことさらにゲームだのアニメだのの悪口をテレビが云ったところで、説得力などないと思うんですけどね。 でもやっぱり、ゲームをやることなく親になり子供に買い与えている人も多いんでしょうから、まだまだ 「ゲーム脳」 の神通力はあると踏んでるんでしょうか。 さすがにテレビ報道の幼稚さには呆れるばかりです。 今回の報道では、「ゲーム脳の恐怖」 の生みの親、日本大学教授の森昭雄とともに、中央大学教授の藤本哲也も 「ゲームの影響で無差別殺人」 と云いだしてます。 そんなにしてまでテレビに出たいのかね。

■ '08年3月24日〜
  長野市で4月26日に行われる北京オリンピックに向けた聖火リレーや式典で、中国政府を批判するメッセージを書いたプラカード類を掲げるなどの活動を排除するよう北京五輪組織委員会が要請。 トーチを奪うような直接的な妨害行為ならともかく、平和的なデモやプラカードの掲示を規制するのは民主国家なんだから無理でしょうに、何をいってるんでしょうかね。

■ '08年3月23日〜
  最寄となる駅が改築となり、駅前の区画整理が始まった上に、近所の国道の拡幅工事による区画整理も入って、家の周りの風景が結構かわってます。 とりわけ国道の拡幅に伴う区画整理では、見慣れたお店や家のたたずまいが次々と壊され空き地となっていて、本当に風景が一変した感じ。 それまでに建物が目隠しとなって見えなかった遠くの山やビルが見通せて、ちょっと不思議な感じです。

日常の景色  最近は車を持っていないのでめっきりご無沙汰となっていますが、以前は気まぐれに1人ドライブなんかを思い出したように深夜なんかにやっていて、たいていは埼玉や山梨、神奈川方面なんかにあてどもなくハンドルを向けて物思いにふける無駄な上に地球に厳しい時間をすごしてましたが、もう10年以上立ち寄ってない場所も結構あり、そこらも風景は一変してるんでしょうね。

 生活にあまり変化がなく、従ってあんまり時間が経ったような気がしない あたしですが、時間は着実に経過してるし、壊れた家が戻らないように、昔には戻れないんですよね。 う〜ん、そう考えると当たり前の話なんですが、ちょっと不思議な感じもしてきます。

 それにしても今のように一人で生活してると、最終目的地がどこなのか、いったいどうなったら人生すごろくの 「あがり」 になるのか、解らなくなりますね。 子供がいたら子供が一人前になるまで、とか、あるいは一応会社をやってるんだから、それが大きくなったらとか、株式上場するまでとか、そこらが目標になるんでしょうけど、で、そういうところを一応は目指しているものの、若い時のようにギラギラした野心や情熱、体力にものをいわせた努力や熱中もさほどなく、ただ漫然と時間が経っているような印象も感じます。

 っていうか、この年になると自分の限界はハッキリと分かるし、子供がいないとどうにもなりませんわな。 子供がいれば大変な一方、自分が成し遂げられなかった夢を形は違えど押し付けない程度に託すこともできるし、1人の人間のやれることなんて限られますわな。 あちこちで親の育児放棄や虐待なんかがニュースになってますが、大事に育てるからいっそ俺にくれよって感じです。 なんつ〜か、もうすぐ春ですねぇ。

■ '08年3月22日〜
  花粉症って訳でもないんですが、外にでると目がしばしば、鼻がぐずぐず。 今年は黄砂もすごいらしいし、なるべく外に出たくない感じです。

 台湾の総統選挙で投開票が行われ、国民党の馬英九前主席が勝利。 後半激しいデッドヒートとなっていましたが、フタを開ければ民進党の謝長廷・元行政院長(首相) に200万票以上の大差をつける圧勝でした。 国民党の政権奪取は8年ぶりになりますが、中国との関係はしばらくは変わらない感じでしょうか。 反日の噂が根強い馬英九さんですが、厳しい時代の舵取りをすることになりそうです。

■ '08年3月21日〜
  1月2月と電気代がすごいことになってます。 うちは元々商売やってたこともあり、電気のブレーカーがやたらでかいんですが (家庭用としては上限の 60アンペア)、これで基本料金が一般家庭に比べて 1,200円くらい高い。 おまけに今年は寒かったり灯油が高かったりしたこともあり、電気ストーブやらも併用してたんで、2月なんか 18,000円近い電気代になってます。 パソコンもほとんどつけっ放しだしなぁ…。 ブレーカーを小さいのにしたら少なくとも月に 1,200円程度、年で1万5千円は浮く計算だから、ちょっと考えてみるべきなんだろうか…。

 でもでかいブレーカーは計画性のないあたしにはうってつけですね。 朝とか、エアコンと電気ストーブにパソコンと大型テレビつけっ放しな上に洗濯機回しながら電子レンジでご飯温めつつドライヤーで髪の毛乾かしても落ちないもんなぁ。 っていうか、昔は家族4人で住んでいた今の家でブレーカーが落ちた記憶がないっす。 計画的に行動すりゃいいんでしょうけど、一度その便利さに慣れると、なんとも。 まぁお金だけでなく、エコロジー的にも無駄使いはしないように努力しないといかんな。 うぬぅ。

■ '08年3月20日〜
  日本銀行の現在の総裁、福井俊彦総裁の任期がこの3月19日で満了、自民党と民主党との話し合いも決裂し、本日から戦後初の総裁ポスト空席になったようです。 総裁代行には、20日付けで日本銀行副総裁に就任する白川方明が指名、さらに副総裁に西村清彦も就任して、今後はこの人たちが実務を切り盛りして行くんでしょうけど、原油価格高騰、穀物価格高騰、金融も再び流動化し、先行き見えない時に船頭がいなくなるんですから、またノンキな政争ができる政治家の頭もおめでたいですね。

 もっとも、日銀に総裁がしばらくいなくても、普通に回っていくんでしょうね。 むしろ世界第二位の経済大国 日本の中央銀行の総裁が、いてもいなくても変わらないようなポストだったってのがバレて誰の目にも明らかになるのが最大のダメージかも知れませんが…サブプライムローン問題が今年は正念場とも云われているし、かなり不安。 別にあたしゃ株もやってませんし投資をしているわけでもありませんが、バブル崩壊の直撃を受けた世代だし、銀行の貸し渋りや、中小の悲哀も身に染みてます。 ここんとこ銀行がまた渋りだしたってのは、中小企業の経営者と話をすると必ず出てくる話だし、日本にいるとあまりはっきりとはわからないけど、地殻変動が進行してるのは感じます。

■ '08年3月19日〜
  SF作家のアーサー・C・クラークさんが死去。 ショック。 1995年のミヒャエル・エンデさんの死去に続く海外の巨人に対する衝撃でした。 いや、年齢的にいつ鬼籍に入られてもおかしくないとは思いますが、変な話、「あんなすごい人でも死ぬんだ」「人間は最後はやっぱり死ぬんだ」 って、子供の頃のような素朴な畏怖を久々に覚える感じ。 「幼年期の終り」 とか、久々に読むかのぉ…結構長いんですが。

 SFに関しては、一家言ある読書家やファンが周りに結構いることもあって、うかつにこんな場所で幼稚な見解を書ける身分でもないんですが (^-^;)、あたしくらいの世代だと、宇宙人が攻めてくる、微生物が忍び寄ってくる、天変地異が襲ってくる、ロボットが戦争を仕掛けてくる的なパニックSFやスペクタクルSF、スペースオペラとかも存分に楽しめたし、一般の人よりは早くからコンピュータとかマイコンに触れていたから、サイバーパンク的なSFにも結構のめり込めました。 素朴に人類の輝かしい未来を信じられたし、一方で終末論的な暗黒の未来に身を震わせることもできたし、それが中学とか高校くらいの時代に映画や小説の形でどんどん提示されたのは、かなり幸運だったのかも知れません。

 今は宇宙の果てなんて、やれ大規模構造だグレートウォールだ超銀河団だって天文学者の手にも余る状態ですし、宇宙の始まりやら物質の構成やらは、物理学者だって一部しか理解できないような論理だらけになってますし (一般人のあたしには、グラフィックとして想像することも困難)、タイムマシンだのワープ航法だのも、たぶんできないんだろうな…って何となくわかって諦めちゃう。 コンピュータの登場で伝統的なSFは文字通り過去のものとなり、サイバーSFもいろんな世界観が提示されたけど、どれも似たようなものだったり、あるいはあまりにぶっ飛んだりドラッグと結びついたりでちょっと理解しづらい形になったり。

 もちろん20年前、30年前だって、哲学者や天文学者、物理学者、科学者とSF作家とは全く違う世界に生きていましたが (宗教家はいまだ一緒かもw)、今は素人目にも明白に完全に分離していて (テレビで番組が違うとか、チャンネルが違うんじゃなく、もう媒体がまるで違うって感じです)、完全な作り物、虚構をいやでも強く意識した上で、さあ創作物を楽しめるかどうかになってる感じがします。 昔は 「ひょっとしたら未来はこうなるのかも」 なんて興奮も、ちょっとはあったんですけどね。

 そこまでいくと、苦労して世界観や作者の思想を追体験する楽しみより、単に可愛いキャラに 「萌え」 た方が、娯楽としては勝ちに思えてきますね。 手軽ですもの。 お手軽アニメやキャラ萌えがオタクと呼ばれてはや 20年です。 まあ若い人はネットでつまみ食いせずきちんと本を手にして読書から入れば、過去作品もその世界に入って楽しめるんでしょうけど、SF作家にとっては苦しい時代だという感じがします。 世界観を作るだけでも大仕事です (まあ昔からそれは同じですが)。 う〜ん、そりゃファンタジーが流行るわな (^-^;)。 「幼年期の終り」 なんかは、まだ古典SF真っ盛りの時代にあって、そうした先を見通す (SFと科学や物理、宗教との係わりを含め) まさに傑作でした。 また、あたしを含む日本人の終末観にぴったりマッチしていたんでしょうね。 欧米よりむしろ日本で先に評価されたのも、わかるような気がします。

 また大きな時代の区切りが起こった。 そんな感じがして寂しいです。 ご冥福をお祈りします。

■ '08年3月18日〜
  「結婚してまだ半年、もう離婚。」 と題したスパムが着ました。 内容は 「被害総額 4,879,000円! 競馬予想会社・競馬マニュアルに」 とか何とか…よくわからん競馬必勝法のスパムで本文や内容に見るべきものはないんですが、すごいのが送り元のメールアドレス。 「mikyuminamikimookosoutarikutoreinafuyukoyawarasoratakumahironakanakokimurayurina@yahoo.cOm」 です。 いやはや、あたしも E-メール使い始めて結構経ちますが、こんなに長いメアドは初めてです。 携帯なんかではスパム避けで長いメアドにする人もいるようですが、ここまで長い (@より前のアカウント部分だけで 80文字) のは見たことないです。 っていうか、こんなに長いメアドも受け付けるんですね (^-^;)。 じゅげむじゅげむ ごこうのすりきれ…じゃあるまいし、ローマ字読みしても意味がつながらないし、本当に意味不明。

 アニメの画像や知人の顔写真を無断で使ったコンピュータウイルスを作成、配布した大学院生が、著作権法違反と名誉棄損の罪で起訴された裁判の初公判が京都地裁で。 ウイルスの作成者が刑事責任を問われるのは国内で初めてなんですが、ウイルス製造罪ではなく、著作権違反と名誉毀損での起訴ですから、あまり意義のある裁判にもならないっぽいですね。 被告も全面的に認めているそうで、争う余地があまりありません。

 ウイルスを作る罪がない (厳密な、ウイルスの法的な定義がまだない) ことが問題なのか、別件逮捕とも云える著作権や名誉毀損で起訴したことが問題なのか、人によって見方も違うんでしょうけど、ファイル共有ソフトなど、「新しい技術の発展」 か、それとも単なる 「他人の権利の侵害」 かって問題も複雑ですね。 法律が現実や新しい技術に追いついていないってのはしばしば云われることですが、個人的にはウイルスを裁くのではなく、製作者の意図を裁くことになったのは健全かなと思ってます。 まぁ、当たり前の話なんですけどね。

■ '08年3月17日〜
  チベット問題、日本のマスコミもそれなりに伝えていますが、欧米のそれと比べるといかにも扱いが小さく、また中国側発表をそのまま垂れ流すような内容に終始してますね。 あれだけ児童の人権やらを叫ぶ日本ユニセフ協会のアグネス・チャンも一切反応なし。 他国であれこれいう前に自分の国を何とかしろよっては前にもいった話ですが、まぁ北京の人民大会堂で党幹部を前にコンサート開いたり記念講演をするような人権意識の人ですから、中国共産党にべったり、あるいは単なる広告塔なんでしょうね。

 そんな中、INTER News の伝えた中国の報道によると、チベットで今、市民が道路に寝転んでリラックスするのがブームなんだそうだ。 国道や幹線道路などに寝転び、トランプに興じたりお茶を楽しんだりしてるそうだ。 数日前に、不確定ながら偵察衛星などによる写真の解析などから、「チベットでは 500人以上が殺され、少なくとも1万人が負傷した」、旅行者の証言から、「路上から回収した死体を乗せたトラックが走り回っているようだ」 というニュースが欧米メディアで出ていましたが、その直後の 「チベットで道路に寝るのがブーム」 報道。 もうね、バカかと。

■ '08年3月16日〜
  仕事で1日中あれこれと。 夜に家に戻ってポストの郵便物なんかを玄関先であれこれチェックしていたら、ものすごい勢いで階段を駆け下りて玄関に走り去る一陣の風…もとい、近所のノラの三毛猫が。 あいつ、まだうちに出入りしてたのか (^-^;)。 それも台所の勝手口からすると、動線上もっとも奥底にある2階の部屋にまで…。

 昨年夏は、この猫が持ち込んだと思われるノミのせいで全身に噛まれ傷ができてえらい目にあったので、今は台所の勝手口や窓は締め切っているんですが、スペースと設備の関係で乾燥機つき洗濯機を台所に置くことになってしまって、こいつを動かす時に、排水ホースを庭の排水口に伸ばすためにちょっとだけ窓を開けることがあるんですよね。 洗濯から乾燥終了まで4時間くらいかかるから、夜間に洗い物をする時は翌朝まで開けっ放し。 どうやらノラはそこから進入しているようです。

 うっかり閉め忘れていると、雨の日になんかに雨が吹き込んできたりして水でびしょびしょになったりもするし (洗濯機の背後がいつも微妙に濡れてる)、この際、ホームセンターでベニヤかプラスチックの板でも買ってきて塞ぐかのぉ…。

 それにしても、去年は台所の生ゴミが荒らされたりと、猫進入の痕跡があったんですが (それでも猫の姿を見るまでは気がつかなかった (^-^;)、今回は台所の生ゴミや流しに放置の缶詰の空き缶なんかも変化がなかったので、気がつきませんでした。 うぬぅ…ご近所でも猫が勝手に家に入り込むなんてトラブルが結構あるやに聞いていますが、留守、もしくは自宅にいても自室にほとんどこもりきりの我が家は、ある意味で野良猫にとっちゃ空き家みたいなものなのかねぇ…困ったにょ〜。

■ '08年3月15日〜
  児ポ法改正関係で、同人用語集の各項目に手直しをする一方、それぞれをまとめた特集ページを遅ればせながら作りました。

表現規制反対  元々長文癖がある あたしですが、これについてはさらに長い長ぁ〜い文章に。 取り合えず掴みのページは要点だけをまとめて分かりやすくコンパクトにしようと思ったんですが、この問題って端折った表現がしにくい問題なんですよね。 それくらい、「児童ポルノ規制」「子どもポルノ規制」 という 「名称」 が持つイメージは強力な訳で、うかつに大雑把な話にすると、詳しい内容を知らない人から 「じゃあお前は児童ポルノに賛成なのか?」 と、反論されてしまう雰囲気があります。

 個別の用語については用語集の各項目に縷々書いてある通りなんですが、項目数も多く、それぞれが結構なボリュームがあり、よほど暇な人じゃないと読み進めるのは辛いかと思います。 あたしにもうちょっと文才があれば良かったのですが…。

 この件に関しては、社民党の福島みずほ議員が自身のブログ、「どきどき日記」 の 「ポルノ単純所持の処罰は妥当か」 とのエントリーで、公党の議員として明確に反対意見を述べていますね。 猥褻か芸術家でもめたロバート・メイプルソープの写真集の話や、痴漢冤罪をテーマにした周防監督の映画 「それでもぼくはやってない」 などを例にあげ、この法律や改正案の問題点や、日本の捜査や裁判の問題点などを指摘しています。

 あたしの日記を見てる人はご存知の通り あたしゃどちらかというと右よりな考え方をしている人間だし、社民党は大嫌いな政党ですけど、ことこの問題に関しては是々非々で議員個人の考え方を注視したいと思ってますし、他の政治的な問題は原則的に全て棚上げ、場合によっては目をつぶってでも、反対してくれる人や団体、政党を支持しようと思っています。 それくらい自分の中では優先順位が高い問題です。 だって右だろうが左だろうが、自由な思想、言論が許されない社会になったら、その先に待ってるのは絶対にろくでもない時代ですからね。

■ '08年3月14日〜
  中国の人民解放軍により、チベットで大規模な騒乱が起こっているようです。 相変わらずあの国は、天安門の頃から何も変わってないようですね。 っていうか、むしろ悪化してるのかも知れん…。 日本の報道も 「チベット暴動」 とか 「暴徒と化したチベット人」 とか酷いね。 そりゃ中国に侵略され人口の 1/5 の120万人も虐殺されて、あげく高速鉄道開通で民族浄化と土地、財産の収奪のピッチも急上昇となれば、命をかけて蜂起くらいするでしょうに。

 1959年のいわゆるチベット動乱の 49年目となるのが 3月10日。 恐らくその日にデモがあり、中国の武装警察や軍が力ずくで押さえつけ (群集に戦車が突っ込んだという報道もありますね)、それへの反対運動が過激化、やっと4日目に情報が出てきたって感じなんでしょうけど、新疆ウイグル自治区 (こちらは 200万人が虐殺されたと云われています) といい、21世紀になっても未だに暴力と弾圧が隣国で行われていると思うと寒気がしますね。

 それにしても中国外務省などの高官の発言が、「ダライ一味の策動」 みたいな言い方で、まんま北朝鮮の国営放送なんかの喋り方と同じで笑いました。 「ダライ・ラマ 14世」 の 「ラマ」 は、指導者とか師って意味の尊称なので、要するに呼び捨てにして非難してるって感じなんでしょうね。 中国が出したチベット僧侶が蜂起に加わって破壊活動しているシーンをテレビは繰り返し流してますが、非暴力の戦いを宗とする僧侶もついに我慢の限界になったのか、あるいは中国共産党の工作員が僧侶に成りすまして演技してるプロパガンダ映像なのか知りませんが、どっちにせよ事態は最悪の方向に向かいつつあるようです。 首都で自国民を戦車でひき殺す連中ですから、辺境の支配地域の民衆など、彼らにしたら虫けらみたいなもんでしょう。 早急な情報開示と国際的な圧力が望まれますね。

チベット国旗  考えてみれば、過去50年余りの中国の歴史は、文字通り戦争と侵略の歴史でした。 1945年に内モンゴルと満州を侵略し植民地化、1949年にはウイグルを侵略し 1955年に植民地化、チベットは 1951年に侵略を開始しています。 その他、1992年に南沙諸島、西沙諸島を占領、1995年にもフィリピンのミスチーフ環礁を占領しています。 その間に朝鮮戦争、インドやソ連とも戦い、ベトナムにも攻め込んでいます。

 もし朝鮮戦争と中越戦争で中国が勝っていたなら、朝鮮半島もベトナムも占領されて、ほとんど今のチベットみたいなことになっていたんでしょうね。 中国は今でも、台湾やら日本の尖閣諸島やらを 「自分のものだ」 と主張してます。 近いうちに空母が完成するので、既にロシアから 50機も購入済みの艦載機 (su-33 (su-27 の艦上戦闘機バージョン) を積んで、東シナ海の緊張も高まるんでしょう。 その時日本はどうするべきなのか。 台湾では 「チベットの次は台湾だ」「チベットは、明日の台湾の姿だ」 なんて論調が強まっているそうですが、次の次か、その次には必ず日本が来ますよ。

 血塗られたオリンピックと云えば、真っ先に 1936年第11回目、ナチスドイツのベルリンオリンピックを思い出しますが、あのナチスですら、オリンピック前後はそれを国威発揚に使う一方、表向きは平和の微笑みをたたえ、ユダヤ人の弾圧も一時的に停止、人権問題にも一定の配慮をしていました。 深刻な民族弾圧を受けていた当のユダヤ人が、「ナチスが私たちに友情の手を差し伸べてくれるのは、後にも先にも今だけだろう」 なんて、皮肉を込めていっていたくらいです。 中国はそれすらもなく、剥き出しの暴力を平気で振るっているんですから、もう最悪のオリンピックになりそうですね。

 それにしても、前述した中国侵略の歴史を見ると、朝鮮戦争と中越戦争が今後の日本の取るべき道を示唆していますね。 個人的には平和を祈るダライ・ラマやチベットの 「非暴力の戦い」 に強く共感を覚えるけど、朝鮮戦争ではアメリカ軍が、中越戦争ではベトナム軍が、それぞれ中国の侵略部隊を撃破して一方は休戦、一方は独立を守り抜き勝ちました。 どちらも軍事力がなければチベットと同じように侵略され虐殺されていたんでしょうから、やっぱり最後に頼りになるのは軍事力かなんて思ったりもします。

 インドのガンジーも最後には暗殺されましたが、貫いた非暴力の戦いは最終的にインドの独立のために大きな力となりました。 インドの相手はイギリス、チベットの相手は中国ですが、チベットにインドと同じような明るい未来はあるんでしょうか (まぁインドはインドで大変みたいですが)。 パキスタンも昨今かなり危ない状態になってるみたいですし、これは日本にとっても他人事ではないニュースですね。

 ちなみに左上に掲示したのはチベットの国旗ですが、これをデザインしたのは、ダライ・ラマ13世と非常に親しかった日本人のチベット研究家、僧侶の青木文教さん (1886年〜1956年) です。 今後世界中の街角で翻るであろう国旗が日本人の手によるものであることは、どこか頭の隅に留めておいてもいいかも知れません。 何も中国とケンカしろとは云いませんが、そういう国や平和的な国民を見殺しにして虐殺を見てみぬフリするような国じゃないはずなんですが、日本は。 まぁ現時点で全方位外交どころか、全方位土下座やってる福田には、何も期待できませんが…。

■ '08年3月13日〜
  橋下徹大阪府知事が、30歳以下の若手職員を対象に初めての朝礼を開催。 その席上、苦言を呈する橋下知事に対し、女性職員が 「どれだけサービス残業をやっていると思っているんですか!」「知事は不満があればメールを送れといって、職場を分断している」 と猛反論。 その後サービス残業をやってるんですか? との問いに 「私はしてません」 と応えていた女性職員ですが (やっていたら違法ですから、上司が処分もしくは逮捕ですよw)、いろんな団体の反橋下運動が盛り上がっている感じなんでしょうか。

 「ウイルスバスター」 などのセキュリティソフトを販売しているトレンドマイクロのウイルス情報ページが、何者かによってハッキングされ、改ざんされてしまったそうだ。 閲覧者がウイルス感染を起こす可能性があったそう。 ウェブアプリケーションの一部に脆弱性があり、SQLインジェクションによる攻撃を受けてこうなってしまったそうですが、いやはやとんだ赤っ恥ですね。 しかし他人ごとと笑ってもいられません。 うちの場合、趣味サイトにしても仕事で触ってるサイトにしても、それほど目立つような大手さんがいないせいもあって、ターゲットにされる危険性はないような気がしますが、狙われたら対応は困難なんでしょうから、可能な限り情報収集して対応するしかないですね。

■ '08年3月12日〜
  相変わらずネット界隈で児ポ法改悪の話題が沸騰しているようです。 過去のこの種の反対運動の中でもこれまで以上の反対運動が盛り上がっているのは、やっぱりシーファーが要請したことによる 「アメリカの圧力」 が、これまで以上に法律改悪の実現可能性を押し上げているからなんでしょうね。 支持率急降下の福田総理も洞爺湖サミット (G8) を花道に…なんて話も出てきていますし、ますます危機感が募る感じです。 まだ法案の形にすらなっていませんが、一度法案の形になると、それを作った官僚なり政治家なりのメンツの問題も出てきますし、ひっくり返すのが大変になります。 ここ1〜2ヶ月が正念場なんでしょうか。

日常の景色  この種の規制の話なると、思い出すのは日本にある中国やらの古典の話ですね。 日本には中国の古典がたくさん残ってます。 中国なんかでは、王朝が変わるたびに歴史書なんかは燃やされたり改ざんされたりするけど、日本はバカ丁寧にそれらを保存してたんだよね。 先の大戦では日本中に焼夷弾が落とされ焼け野原になってるのに、当時敵国の中国の古典を、日本人はそれこそ命がけで守りました。 とりわけ過酷だったのは当の中国人自らが行った共産党の文化大革命。 歴史的書物が次々焼かれ (とくに孔子の思想や書物は封建的だとされて徹底弾圧され、子孫が虐殺までされていた)、大勢の文化人が粛清されました。

 本を焼くものは、いずれ人間を焼くといったのは詩人のゲーテですが、まさかその日本で、本や写真集を火にくべて抹殺するような、こんなバカな規制が真剣に議論されるようになるとは、まるで夢を見ているようです。 子供の頃のマンガ追放、その後の宮崎事件などもリアルタイムで知ってる世代ですが、あたしは絶対反対だし、法に触れない範囲であらゆる方法を使って徹底的に反対したいと思いますね。 100年後に、「平成の国民が腰抜けだったせいで、昭和のマンガの半分が消えた」とか、子孫に憎まれたくありませんから。

 あたしは、その世界で食べられなかったとはいえ、マンガを描いて生活していた時期もあるし、子供の頃から読んできた無数のマンガ、あるいは同人などを通じて趣味としてマンガを描いたり、これまでどれほどマンガで慰められ、勇気付けられ、楽しまされてきたか知れません。 それを捨てろという相手とは、もう戦うしかないです。

 それにしてもいつも思うけど、何で秋葉原なんでしょうねw つうか、自民や公明のバカ議員、日本ユニセフのアグネスとかは、アキバじゃなく、電車で20分くらいの渋谷の道玄坂や宇田川にいってみろよ。 裏通りのラブホテル街は週末の夜はどこも未成年者が行列作ってるよ。 現実の未成年のセックスや売春を無視して、秋葉原に視察とか、ネットで署名とか、本当に、心の底から、バカじゃねえのか?と怒鳴りたくなりますわ。 それと児童ポルノの特集くんだNHK。 お前らの局は、その道玄坂と宇田川の真横じゃねーか。 年に発覚してるだけで何人も児童買春で局社員が捕まってるじゃねーか。 少しは恥を知ったらどうでしょうか。

■ '08年3月11日〜
  児童ポルノの単純所持禁止について、法務省を表敬訪問したアメリカのシーファー駐日大使と鳩山法相が会談、自民党と公明党が所持だけでも 「処罰」(単純所持禁止) に向けて法改正の方針を固めつつあるようです。 7月に北海道の洞爺湖でサミット (G8) が行われますが、これに合わせて何らかの発表をする感じなんでしょうか。 先月 25日の公明党の秋葉原視察といい、きな臭さがいよいよ立ち込めてきた 「児童ポルノ法」 改正問題ですが、よりによって世界最悪の児童ポルノ大国、児童虐待・性犯罪大国のアメリカあたりに文句云われる筋合いはないっつの。 アホか。

エスカレーター  ここらの問題はかねてから同人用語の基礎知識あたりで、例えば 「IWF による世界児童ポルノサイト10年間の統計」 とか 「児童ポルノサイト、日本はワースト8位」 とか、あるいは 「子どもポルノ」 の項目あたりでクドクドと反対文を書いているのでここで繰り返しませんが、本当に 「嘘」「大げさ」「紛らわしい」 誇大広告チックなムードと雰囲気だけの表現規制はやめてもらいたいものですね。

 あたしゃ秋葉原はしょっちゅう行ってますが、「そこら中の店で当たり前のように児童ポルノが並んでいる」 ところなんて、見たことがないですよ。 いったいどこの店なんですか? それは本当のことなんですか? 毎年数千から数万人もの子供が行方不明になる国であるアメリカ人のシーファーさん。 世界最悪の人権抑圧国家、一党独裁の国である中国人のアグネスチャンさん。 よその国に文句をいう前に、自分たちのみっともない国をどうにかしたらどうですか?

 そしてそんな下らない話に納得して表現の自由を簡単に捨てるような話をしてんじゃないよ鳩山も。

■ '08年3月6日〜
  まんだらけなんば店が移転に伴い、新しいサービスを開始するらしい。 なんとお母さん喫茶 「マザー」 だそうで、25歳以上の 「お母さん役」 がウェイトレスとして働き、現代人の疲れを癒してくれるそうだ。 オープンは3月15日。 うぬぅ…パートのおばちゃんが働く、そこらのファミレスや喫茶店とビジュアル的にどう違うんだろうか…。 正月にぽっちゃりカフェ 「ぽメらにあん」 には行きそびれたけど、これは大阪にいく機会があれば是非立ち寄ってみたいものじゃ…。

■ '08年3月5日〜
  ドイツの大学生から、「卒論で日本のアニメやマンガの文化論とメディア論を取り上げています」「そちらの同人用語を参考文献として使いたいのですが、可能ですか」 とのメール。 この手のメールは日本人からとか、欧米から来るにしても英文でのメールではちょくちょく来るんですが (ハンドル名が 「うっ!」 だったりするので、引用元表示に使えず困ってメールってのが多いです (^-^;)、流暢な日本語で、ドイツ人からってのが珍しい。 日本語を勉強してる女子大生なんだそうですが、いろんな人が日本のアニメやマンガ、ゲームに興味を持ってくれてるんですね。 この手のメールは以前は結構きていたんですが、今はネット上に百科辞典みたいなサイトがいくつもあるし、最近はめっきり減ってきているんですが、こうやってメールが来ると嬉しいもんですね。

■ '08年3月4日〜
  なぜか同人用語の基礎知識の 「原作レイプ」 の項目がアクセス増大。 何があったのかと思ったら、手塚治虫の代表作となっているマンガ 「リボンの騎士」 が、41年ぶりに月刊マンガ誌 「なかよし」 でリメイクされることが話題になっているんですね。 で、その情報を見てみたら、リメイク作品を描くのはマンガ 「ぴちぴちピッチ」 で知られる花森ぴんくさん、シナリオはアニメ 「ヤッターマン」 などを手掛ける高橋ナツコさんが担当らしい。 ううう…マジっすか。

 とりわけ花森ぴんくさんの作画に拒否反応が多いようですが、絵柄が違うのは仕方ないとして、設定も全く違うしキャラの雰囲気も全く違ってるのがなんとも (黒髪で中性的なところがいいのに…)。 あたしゃ初代リボンの騎士の本放送を子供の頃見ていた世代ですが (クラシック音楽が好きになったのは、アニメ版リボンの騎士の影響が大きいです)、その当時子供だった世代に訴求するには時間が経ちすぎてますし、ここまで設定を変えるのなら、リボンの騎士をわざわざ名乗る理由が思いつきませんね。

 まぁアニメ化やらドラマ化、リメイクやらは人気作品にはつきものですし、その都度、自分の趣味に合わないからって目くじら立てるのもアレだと思いますが、きちんと原作に敬意を持ってリメイクに取り組んで欲しいですね。 リメイクもとい、アンコールはいかが? となりますように。 それにしても手塚プロも仕事先をちゃんと選んで欲しいっすね。

■ '08年3月2日〜
  NHKスペシャル、激流中国 「上海から先生がやってきた〜貧困の村で〜」 を視聴。 発展する都市部と停滞する農村部の経済格差や教育格差があまりに深刻になっている中国。 その格差解消のために、都市部で教育を受けた若いボランティアが、中国全土に600か所あるという貧困県の学校に教師として送られ、悪戦苦闘するという内容でした。

飛行機  中心になっていたのはボランティアとして農村に行く富裕層の若い大学院生の女性でしたが (けっこう可愛い)、必死に努力してもなかなか効果が上がらず、生活苦のために高利貸に手を出し生活が成り立たなくなって出稼ぎに行く農村の若者との対比などを、興味深く取り上げていました。

 中国の抱える厳しい現実、ボランティアの必死に頑張る姿、農村部の絶望的なまでの貧困と、それでも頑張ろうとする子供たちの姿など、見た感想はいろいろありますが、それより何より、国の発展のためエリートを養成しもっぱら経済と軍事にそれらの人材をつぎ込む中国で、エリートたる若い大学院生やその卒業生がボランティアに動員されるほど 「余っている」 のが驚きでした。

 まぁ見ようによっては 「北京政府もいよいよ国内の貧富の格差を無視できなくなり、地方対策に重い腰を挙げつつある、それに若い富裕層が必死に取り組んでいる」 という美しい姿に見えないこともないけど、いざ農民が立ち上がったら平気で戦車や装甲車で踏み潰すことができる国でこういう対応となったのは、別の何か大きな動きが外 (外国) から見えない場所でうねり出しているような不気味さを感じます。 そういや 1990年代後半から2000年代初めによく聞いた 「海亀政策」(海外で学んだ中国人学生や技術者を本国に呼び戻して高い地位につける、帰還促進政策) も停滞、人材が余って就職難となっているそうですが、党に不満を持つ知識層が増えたら彼らがどういうことをするか、過去の例から見ると恐ろしくなりますね。

 アメリカが世界最強の経済大国になったのは、人件費が無料な奴隷を多数使役したことによる膨大な利益がそのベースになっていますが (他国はちゃんと労働者に対価を支払って商売してるんだから、そりゃアメリカが他国を圧倒しますわな、人件費がないんだから)、20世紀も後半になると奴隷制などどこの国だって行うことはできません。 しかし中国は、膨大な12億の国民のうち農村部の10億ほどを国内で奴隷化して人件費を抑制、21世紀になっても驚異的な経済発展をしています。 それがいつ破綻するのか解りませんし、あるいは破綻しないかも知れませんが (そのうちバブルが弾け中国は勝手に崩壊する…なんて都合の良い展開にはならないんじゃないかと思ってます)、そういう人権とか民主と程遠い 「超大国」 がすぐ隣にあるってのは、なんとも憂鬱な話ではあります。

■ '08年3月1日〜
  萌えを使った町おこし、
「萌え起こし」 のモデルケースとしても注目の人気アニメ 「らき☆すた」 と鷲宮町ですが、ファンイベント、グッズ販売や初詣に続き、今度は作品に登場する柊一家を 「住民登録」 することになったそうだ。 この種の住民登録とか住民票交付というと、アザラシのタマちゃんを思い出しますが、いやはや番組が終わってもしぶとく人気が続きますね。

■ '08年2月28日〜
  いわゆる毒餃子事件で、中国公安省が中国国内での毒物混入の可能性は低いと発表したことについて、福田総理は 「これからも日本と共同して、しっかり調査したいということを言っていたのではないか」「非常に前向きだ」 と好意的な発言。 マスコミの発言の一部を切り取った報道の仕方もあるんでしょうが、「こいつ、一体何をいってるんだ?」 と、ハテナマークが10個くらい頭上に舞う対応になってますね。 事件から1ヶ月も経って、出た結論は 「中国国内で毒は入ってない (お前ら日本で入ったんだろ!)」 という内容。 これで 「前向き」 と感じられる福田の感性 (もしくは公式にそう発表せざるを得ない理由) に寒気がしますね。

 しかし中国べったり、親中というより媚中とも云われる福田ですが、当の中国共産党は困ってるかも知れませんね。 小泉時代に関係悪化した日中関係は、タカ派の安倍時代に一定の関係改善がされましたが、それを受けて登場した福田時代になって、むしろ小泉時代より日本の世論は反中に。 きっと 「無能な味方は、手ごわい敵よりやっかいだ」 ぐらいに思ってそうです。

 それにしても福田が総理になってから、何かをやったって印象が全くないのはすごいですね。 テロ特措法は遅ればせながら通しましたが、それ以外は税金や国民負担を上げるだけ上げて、あとは金を外国にばら撒いているだけとしか思えません。 北朝鮮にも金を出すし、もうどうしようもないですね。 そのくせマスコミからはあまり叩かれてない、少なくとも安倍よりは好意的なのも理解不能です。 まあ総理がアホの方がやりやすいんでしょうね。 確定申告の時期ですが、税金払うのますます馬鹿馬鹿しくなります。

 支持率は急降下してるようですが、宇野宗佑や羽田孜なみの2ヶ月短命政権にはならなかったので、いっそ竹下登政権の末期のような支持率1ケタ台 (導入したばかりの消費税3% (当時) と同じ数字になるんじゃないかとすらいわれた) にまで落ち込んでる姿でも見てみたいものです。

■ '08年2月27日〜
  NHKの報道によると、小学館の 「少年サンデー」 と講談社の 「少年マガジン」 の編集部が出版社の枠を越え、新しく漫画雑誌を編集出版するという取り組みを始めることになったそうだ。 もちろん版元同士のこうした取り組みは異例ですし、雑誌売れ行き不振、マンガ冬の時代の窮余の一策ということなんでしょうか。

営業収益100億円以上のテレビ局
但しNHKは経常事業収入。
放送局名営業収益
(平成18年度)
電波利用料
(単位百万円)
NHK675,6061,215
日本テレビ288,636317
東京放送277,400318
フジテレビ 377,875318
テレビ朝日227,687318
テレビ東京111,200317
北海道放送13,24515
札幌テレビ16,55315
北海道テレビ14,36915
北海道文化放送13,52114
仙台放送10,4664
テレビ神奈川6,8243
中部日本放送35,8154
東海テレビ36,7234
名古屋テレビ26,1204
中京テレビ32,9585
テレビ愛知11,1891
静岡放送11,6257
テレビ静岡10,1326
毎日放送69,51410
朝日放送74,19210
関西テレビ72,42910
讀賣テレビ66,89510
テレビ大阪14,4941
中国放送11,41410
テレビ新広島10,1778
RKB毎日放送20,6566
九州朝日放送17,6436
テレビ西日本16,0906
福岡放送14,3626
 ただ当面は新雑誌発行とはいえ既存誌の増刊みたいな扱いで、それなりに呼び物となる新連載も入るんでしょうけど、人気作品のよりぬき総集編みたいな体裁に近い感じになるのかも。 「サンデーの 「名探偵コナン」 と、マガジンの 「金田一少年の事件簿」 という2つの人気漫画の過去の名作を掲載します」 とあるし、増刊コミックサスペンスみたいになるのかね。 う〜ん…これってどうなんだ?w

 話題は変わって。

 限られた電波周波数、国民の共有財産である 「電波」 を継続的・独占的に利用して莫大な利益を得ている業界にテレビ局があります。 この 「電波」 使用のための対価である 「電波利用料」 が不当に低いのではないかという話は昔からありましたが、自民党の 河野太郎議員が、総務省に 「いったいテレビ局はいくらで電波を借りているのだ」 と問い合わせたところ、珍しく詳細なデータがでたそうです (それ以前は、頑として出さなかった)。

 それを 「本邦初公開?」 と題して自身の blog で公開。 面白いのでデータ部分を覚え書きがてら、引用してみます (引用元、河野太郎さんの blog はこちら)。 実際には全てのテレビ局の電波利用料負担額が分かったそうですが、NHKと営業収益100億円以上の民放局についてのみ発表で、その数字は表の通り。

 う〜ん…こりゃいかにも安いって感じですね。 例えばテレビ愛知とテレビ大阪は電波利用税が年間わずか 100万円。 そしてその 「周波数」 を武器に、それぞれ 110億円余りと140億円余りを利益として上げている。 同一地域にライバル局はあるものの、新規参入はない訳だから、競争らしい競争もなし。 さらに NHKや在京キー局の規模はまさに目がくらむほどで、そりゃバブル崩壊後の不景気の時代に、一等地に何十、何百億円の金かけて巨大な自社ビル建てて、社員は 30歳で年収 1,000万円を軽く突破するわなって感じ。

 表に含まれない局を含めると、電波使用料は総計で34億4,700万円で、一方でテレビ局が上げる営業収益は 3兆1,150億8,200万円。 河野さんの blog では、「電波を独占して上げる収益に対して利用料が千分の一。低すぎませんか。」 と結んでいますが、そりゃあたしもそう思えてしまいますね。

 一方で、個人が使う携帯電話に対する電波利用料は、バカみたいに高いんだよな… (それが安くならない携帯電話料金にモロに影響してる)。 さらにしばらく前からは、無線LANに電波税をかけるって話もあります。 一方で、地デジ導入には税金の投入もあるそうですし、これほど利益上げている民間企業に、そこまでやる必要があるんでしょうか。

■ '08年2月26日〜
  自宅で仕事をしつつ、同人用語辞典で児ポ法がらみのテキスト書きを少々。 いろいろ情報を集めてみましたが、今回の児ポ法規制は現実児童の動画 (いわゆる3次元) の単純所持と単純製造の禁止が主題で、アニメやマンガ、ゲームなんかの2次元はある種の当て馬のような感じなんでしょうかね。 最初に大風呂敷を広げて、譲歩するポーズを取って実写の単純所持禁止だけは通すような。

喫茶店  さすがにマンガやアニメの単純所持を規制するほど狂ってないと思いたいものですが、さてどうなるんでしょうか。 3次元の単純所持禁止もさすがに普通に怖い訳ですが (つうか、17歳と18歳をどう外見で区別したらいいのかさっぱりわからん)、今回仮にあらゆる改定がなかったとしても、また3年後には見直しになりますし、今回3次元規制だけだったとしても、次にどうなるかわからない。 なんつーかこう、完全に木っ端微塵にする方法はないんでしょうかね。

 まぁさすがに社会情勢が少々かわったくらいで、手塚治虫のマンガを 「単純所持禁止」 にする狂人はいないでしょうけど、そんな手塚マンガだって、過去には有害図書と呼ばれて学校の校庭で燃やされたことがある訳です。 永井豪のハレンチ学園とかけっこう仮面なんかは、連載当時もかなり物議をかもしていましたが、むしろ現在の目から見ると、「よくこんなのが少年ジャンプあたりに連載できてたな」 と、当時の表現規制の大らかさに驚いてしまう部分もあります。

 ここらはさすがに微妙なラインというか、もしポルノマンガが禁止なら、普通に禁止になる可能性もありますね。 今回セーフでも、次の見直し時期にどうなるか解りませんし、法律が変わる変わらないに関わらず、版元や流通が自主規制してしまう可能性もあります (実はこの自主規制が一番厄介)。

 ビッグネームばかりで恐縮ですが、あたしは手塚治虫のマンガとか永井豪のマンガは、北斎や歌麿の浮世絵のように、100年 200年、あるいはもっともっと長く残って行くもの、残してゆくべきものなんだと思ってます。  そしてそれらは、100年後や200年後の日本人、というより人類が受け取る宝物です。 いま、私たちが北斎や歌麿の浮世絵を楽しめるのは、250年前の当時の町民のみならず、200年前、100年前、あるいは50年前の人々が世代を超えて残してくれたからですが、こうした文化をたかだか1年や2年でコロコロ変わる総理大臣、たかが数十年務めるだけの国会議員や役人、インチキ人権団体、そんな連中が簡単に消したり燃やしたりしていいもんじゃないんだと心の底から思います。 本当に何様のつもりなんだろうか、こっぱ役人と税金泥棒が。

 それにしても人権擁護法といい、青少年ネット規制法案といい、ダウンロード違法化・著作権の非親告罪化といい、この児童ポルノ法といい、もう目がくらむような規制・規制・規制・規制の嵐ですね。 そしてそれらがあっさりと可決成立するようなら (さすがにそこまで国民もアホじゃないと思いますが)、もう日本という国に夢も希望もなくなってきますね。

■ '08年2月25日〜
  公明党の児童買春・ポルノ禁止法の見直しプロジェクトチーム(丸谷佳織衆院議員が座長) が、秋葉原を視察したそうだ。 現行の児童ポルノ禁止法では規制の対象外となっている、わいせつなコミックやDVDなどを販売する店舗を視察したそうですが、昨年から急激に活動を活発化させている日本ユニセフ協会あたりと完全に二人三脚で成年がセーラー服を着て演じるアダルトビデオとか、アニメやマンガ、ゲームあたりも (公明党主張では、小説や音声まで) 規制すべしとの主張となっているようです。

 この問題に関してはいくつかの 「規制強化の流れ」 があって、とても大雑把に2つにわけると、だいたい次のようになります。

1)単純所持、単純製造の禁止(現行法では販売目的や陳列公表のみ禁止)
2)マンガやアニメ、ゲーム、成年による未成年風ポルノなどの創作物の規制

 これらは1998年の 「児童ポルノ法」 がまだ法案の段階から規制派が強硬に実現を目指している話で、1999年に成立施行した際には見送られたものの、法律で 「3年ごとに見直す」 とされているので、その後2回の改正の際にも繰り返し繰り返し 「これらも規制しろ」 と運動が繰り広げられてきた経緯があります。

 ちなみに一般には 「児童ポルノ法」 と呼ばれるこの法律、正確には 「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」 であって、児童 (未成年) の買春 (援助交際などの売春) を禁じる法律と抱き合わせの形での法案、法律となっています。 摘発実績は毎年数千件ありますが、実はその6割以上、全体の 2/3 は児童買春 (売春) によるものなんですよね。 そしていわゆる 「本物の児童ポルノ」 (子供が性的な被害者となった結果作られた成果物、虐待の記録としての動画、画像) の摘発は横ばいもしくは減少傾向にあり、しかもそれらのポルノは無修正だったりして、児ポ法の作られる前からわいせつ物取締り法 (もしくは青少年健全育成条例の淫行規定) などでも取り締まりされていたものでした。 つまり摘発する法律の名目上の名称が、それまでの淫行条例違反やわいせつ物陳列罪から一部が児ポ法となっただけで、別に増えている訳でも凶悪化してるわけでもないんですよね。

 政治家や一部の規制賛成派、あるいはマスコミは、こういう 「本物の児童ポルノ」 と 「創作物」 をごっちゃにし、さらには本来はまったく別の問題である有害図書問題 (ゾーニングで対応すべき問題) までもミックスして、「とにかく子供を性の対象にするのは人間としておかしいでしょ?」 というムードを全面に押し出して印象操作だけで法律を作ろうとしてるのが本当に嘆かわしく、また不愉快です。

 虐待の動画や写真はともかく (これらを認めろなんていってる反対派はいませんよ)、単なる裸の写真や、さらに絵やアニメまでダメとなると、例えば温泉やスパに子供づれで入浴するのはどうなのかね。 水着着用しないとダメになるんですか?(欧米はそうなってますが、それでいいんですかね)。

 あるいは、子どものマネキン人形はどうなりますか? 絵がダメなら、等身大のフィギュアもダメでしょうから、マネキンもだめですよね? 等身大のフィギュアとマネキンの違いはどうなりますか? 百貨店の店員が洋服を着替えさせる時に裸にしたらアウトですか? 仮に着替えさせるのがOKとして、古くなったマネキンを廃棄して壊すのはどうですか? 裸にするのが微妙なラインなら、体を切断したり捨てるのは完全にアウトじゃないですか? なぜ今回、音声まで原則NGといっておきながら、フィギュアは出てこないんですか?

 さらに、150万部が売れて大ベストセラーになった、宮沢りえの写真集、サンタフェは違法ですか? 絵がダメなら、17歳のヘアヌードがOKなわけはないですよね? 今でも数十万部の単位で家庭や古書店市場に出回ってると思いますが、持ってる人はみんな逮捕ですか? これの広告として当時の朝日新聞にヘアヌードの1面広告が掲載されましたが、新聞の縮刷版も違法ですか?

 10年前にタイあたりで未成年を買春した団塊の世代のエロ親父は時効で罪に問われず、一方で 20年前に当時合法だったエロマンガを購入、そのまま押入れにしまっていて忘れている人は違法となり発覚したら逮捕になりますが、法律のバランスとして、どう考えてもおかしくないですか?

 アニメやゲームなどの創作物規制が論外なのは当然として、あたしが 「単純所持」 に反対するのは、恣意的運用で誰でもが逮捕され社会的に抹殺されるに等しい 「児童ポルノ愛好者」 の烙印を押されかねないというファシズムにつながる息苦しさがイヤだということもありますが、何より 「被害者のいない写真集や創作物」 の版元なり制作者なりファンなりの、過剰な自主規制が文化破壊につながることを危惧してるんですよね。 あたしはいわゆる 「有害コミック排斥運動」 の頃、プロの漫画家でしたが、出版業界はある種の恐慌状態になってましたよ。 しかしこの時は、単純所持までは禁じられていなかったし、新しい規制法ができたわけでもなかったから、過去に出版された書籍やLD、ビデオが破棄されるまではいかなかった。

 基準があいまいなまま 「単純所持」 まで禁じられたら、どれほどの古雑誌、マンガ本、生原稿やポジ、ネガが蒸発してしまうか、見当もつきません。 これが文化破壊でなくて、いったい何なんだという感じです。 あたしには才能もなく漫画家やカメラマンとして何の功績も挙げられず、また優秀な作品を世の中に残すことも叶いませんでしたが、しかし少しでもその世界にいた人間の端くれとして、絵を描くことで食べていた人間として、偉大な先輩、偉大な作家たちが営々と積み上げてきた偉大な作品、目もくらむ煌びやかな文化の蓄積を、木っ端役人や偽人権家たちが虚言を弄して炎にくべるのを黙って見ている訳にはいきません。

 政治家や官僚は、昨年の 「PSE」 の時のように、途中で間違いに気がついても誰も責任を取りません。 PSEは1年後に撤回されましたが、単純所持まで規制されていないにも関わらず、膨大な電気製品がゴミとして処分されました。 これらは誰かが責任をとっても、法律を撤回しても、二度と戻りません。 そういやPSEの時は、「ビンテージリスト」 なんてのを作りましたがw、まさか写真集や画集なんかで、「これは児童ポルノ、これは芸術」 なんて、規制対象外の 「芸術リスト」 あたりでも作るんでしょうか。 もしそうなら、まるっきり退廃芸術狩りをしたナチスそのものの発想ですね。

 欧米では、表現の自由との兼ね合いもあり、また事態の深刻さのアピール、捜査や児童保護の人的予算的リソースの集中もかねて、あやふやな基準をやめ、さらには 「児童ポルノ」 という名称ではなく、よりいっそう内容が明白な 「児童虐待画像/ 児童虐待動画」 なんて呼称に改める動きも出ています (罰則も極めて重く、児童虐待画像のやり取りをしていた場合は、懲役 50年以下の罰則です)。 日本くらいですよ、やれ準児童ポルノだの、「子どもポルノ」 だの、基準をぼやかして範囲を無制限に広げているのは。 本当の目的が児童の人権保護じゃないのなら、耳障りのよい名称を使って規制ばかり増やすのはやめてもらいたいものです。

■ '08年2月24日〜
  なんだかんだいって毎週見ているNHK大河ドラマ 「篤姫」 ですが、今日の話 「お姫様教育」 はなんだかなぁ…って感じです。 後半の軽妙な音楽による 「篤姫 覚醒」 がごとき演出、老女・幾島(松坂慶子) の登場シーンなど、ほとんどマンガチックなド派手演出はまぁ面白いと思いましたが、例えば於一(宮崎あおい) が姫の立場に覚醒して、それまで於一を叱り飛ばしていた老女・広川(板谷由夏) に反撃するシーンなんかも、広川が於一に理不尽なイジメでもしていたってんなら盛り上がりますけど、広川は単に殿の言いつけを守って必死に教育していただけ、それを高飛車発言で逆襲するのが 「スカっとする」 と思えるんだろうか。

 於一はかつて、極悪非道と謗られながらも藩の財政再建のために血も涙もない過酷な、時には法度を破る財政改革を断行していた家老・調所広郷(平幹二朗) に意気投合し、誰もが嫌う調所に親しみを感じていたはずですが、あのエピソードはその後の於一のキャラ造形に全く反映してないのですね。 いつも行き当たりばったり、いつも似たような精神レベルで足踏みして、その時々で面白そうなエピソードを適当につぎはぎしたご都合主義にしか見ないですね。 初期の頃、「なんで於一は薩摩弁じゃないんだ」 と思っていたのに、今日の話ではいきなり薩摩弁のなまりが一瞬でて、それを広川に指摘されて 「分家の娘と侮っておる」 と逆切れ。 姫が薩摩ことばを使う使わないは時代考証もあるんでしょうけど、これなんか、二重三重に設定や筋書きが破綻していて、見ていて辛かったです。 宮崎あおいの演技力も相変わらず頭が痛いレベルだし。

 朴訥とした忠剛役の長塚京三はいい感じだし、松坂慶子も見ていて気持ちよい演技。 あとは尚五郎(瑛太) と、一瞬だけでる家定 (堺雅人) が目当てで見ているような感じになってます。 まぁ大河として見ずに単なるドラマとして見たら民法のクズドラマははるかに凌駕するレベルなんで腹も立たない感じでしょうか。

■ '08年2月23日〜
  パソコンのマウスの調子が悪いっす。 左ボタンの接触が悪いのか、ワンクリックすると結構な確立でダブルクリックになってしまいます。 マイクロスイッチの端子の掃除をしたら直りそうですが、分解掃除も面倒だにゃ。 もう3年くらい使ってるし、そろそろ新しいの買おうかなぁ、うぬぅ。

■ '08年2月22日〜
  違法コピーなどで Windows Vista をインストール、不正な方法で認証 (アクティベーション) をすり抜けているユーザを排除するために、マイクロソフトがインストールされている Vista が正規のものか不正コピーなのか、解析するためのプログラムを自動更新で配布すると発表。 中国や韓国あたりは大丈夫なんでしょうか (^-^;)。 何年か前に違法コピーでパッチが当てられない Windows サーバにワーム蔓延して、ほとんど国ごと落っこちたことが韓国でありましたが (プロバイダや業者が違法コピー使ってんだからすごいw)、頼むから日本を巻き添えにしないで欲しいものです。

■ '08年2月16日〜
  NHKのニュースによると、東芝が HD DVD プレイヤーの生産事業から完全に撤退する方針を固めたらしい。 予想されたこととは云え、また随分と思い切った判断をしたものです。 もうちょい早くやってれば…って気もしますが、自然消滅っぽく生産縮小するのではなく、完全に撤退と宣言したのは英断でしょうか。 まぁ株価も落ちてるし、これ以上は無理って判断なんでしょうけど。 HD-DVD 関連は、1月15日の日記にくどくど書いたので、それに譲るとして、まぁこれで最後のソフト媒体とも呼ばれる ブルーレイに一本化したことで、普及も加速していくんでしょうかね。

■ '08年2月15日〜
  断続的にニュースになってる、アメリカの制御不能となった偵察衛星 「L-21」 ですが、アメリカ国防総省は、ミサイルで大気圏外で破壊することに決めたらしい。 衛星が陸地に落ちると、推進剤の有毒物質ヒドラジンが飛散する恐れがあるからだそうですが、またぞろスペースデブリが撒き散ることになるんでしょうか。 迷惑な話ですね。

 セーラームーンの手書き MAD 「男女」 が YouTube に転載されているようなので、再びリンクをペタリ。 こちら からみれます。 手書き系 MAD はどれも力の入った作品が多いですが、これはレベル高すぎだろ常識的に考えて…。 ちゃんと作品をわかってる人の創作なんで、普通に楽しめます。 はるみちのテーマも取り入れられていますが、このテーマ曲もしばらく前からネットの一部で結構流行ってんですよね (まぁあたしがセラオタだから頻繁に目にして流行ってるって思ってるだけかも知れませんが… (^-^;)。 「男女」 ネタではあまりに戦闘力が高そうなスリーライツが出てないのはもったいない。

■ '08年2月14日〜
  地元民で集まってちょっと飲み会。 頻繁に会ってるやつのほか、何年ぶりだよってやつもいて、なんつ〜か、みんな年取ったのぉ…。 あと、自分で重々理解しているので、そんなに波状攻撃で太った太った云わんでください ><。

■ '08年2月13日〜
  主婦の友社が発行する婦人雑誌、「主婦の友」 が 2008年6月号(通巻1176号)で休刊するらしい。 創刊は 1917年で、婦人雑誌のみならず、現存する雑誌の中でも老舗格。 部数の低迷が休刊を決めた理由だそうですが (そりゃそうですわな)、ネットがここまで普及しちゃうと、雑誌も辛いですね。 雑誌のコードは新規取得が難しく、一度廃刊や版元の廃業で失うと大損害なので、休刊の形で保持、また近いうちに違う形での新雑誌の創刊となるんでしょうけど (ここらは完全な既得権ですわな…しかし書店や流通を通さない、例えばネット通販専門の雑誌ならいらなかったり)、マンガ雑誌も低迷、通勤のお父さんが買う男性向け週刊誌も低迷となると、どんな雑誌も茨の道ですね。 あたしは元々雑誌畑の人間なんで、その世界から離れてかなり経つ上に、あたしと全く接点のない婦人雑誌のこととは云え、ちょっと寂しく感じますね。

 ちょっと前から人気が再燃している太郎さんの楽曲、「男女」 の 「MAD動画」 ですが、セーラームーンの手書き MAD がニコニコ動画にアップされてました。 男女は発売元の EMI ミュージック・ジャパンが著作者である太郎さんの要望を受け入れ、この楽曲に関しては二次創作などを公認していることもあり (音源使用もほぼ黙認)、曲の面白みもあって断続的に人気が何度も盛り上がってますが、セーラームーンみたいななじみのある作品が新しい流行を入れて二次創作されるのは楽しいですね。 ニコニコ動画のアカウントがある人は、こちら からどうぞ。 ちなみにこの手の MAD の本家は こちら、それを受けたアニメ手書き MAD のほぼ元祖は こちら

■ '08年2月12日〜
  クライアントさんとの打ち合わせや勉強会で、九段下の先方の事務所に。 その後会社に戻ってあれやこれやした後に帰宅。 当初予定通りの話し合いになってとりあえず一安心。 先方の会社は3年後の上場を目指してるベンチャーで、経営者はまだ20台。 頭の回転も早く、ちょっと羨ましい。 友人がノートパソコンを盗まれたとかで、その対応をごちゃごちゃしてるうちに1日が終わってしまいました…。

 報道ステーションを見てたら、古舘伊知郎が 「アダルトチルドレン」 を、「大人になりきれない未熟な大人、子供っぽい大人」 の意味で使っていてびっくりしました。 知らない言葉を無理につかうなよ…。

■ '08年2月10日〜
  とりあえず毎週見ているNHK大河ドラマ 「篤姫」 ですが、今日のエピソードは…菊本が! 菊本がああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! 。:゚(。ノω\。)゚・。 やはり女の道は一本道、引返すは恥にございますなんですね…ううう…。

■ '08年2月4日〜
  一部まだ工事中ながら、いつまで経っても完成の目処が立たないので、同人用語の基礎知識リニューアル版を無理やりアップっす (><。)。 今の形のリニュで進めて1ヶ月かかりました…。 頭が痛かったのは、フォルダの構成。 元々《ぱら☆あみ》サイトの一部として作ったこともあり、フォルダがぐちゃぐちゃになっていたのを doujin フォルダに格納するのに苦労しました。 リンクも引きなおしになるし、URL が変わってしまうので、それぞれの旧ページをリダイレクトファイルにしたり。 それと、用語の内部リンクを、旧バージョンでは用語一覧と簡易解説ページに一度全てを飛ばしていましたが、これをそれぞれの解説ページに直接飛ぶように調節。 これのリンクの引きなおしだけで1週間かかりました。

 タグはフル CSS も目論んだものの、ワイド可変にするとブラウザによってレイアウトや画面構築がかなり変わるので、やむなくまたテーブルレイアウトを…ただ後々改変しやすいよう、ほぼ全部のページで統一させたので、これは今後の課題かにょ。 ついでに ニフティの members homepage を追い出された時に立てた ニフティ版のミラーサイトも全てリダイレクトに。 昔はサーバが重くなったりしてミラーサイトを作ってるところが多かったですが、最近は一部のDL系サイト以外はほとんど見なくなりましたね。 これも混乱の元だったので、上手く整理できて良かったです。

 ご利用されている皆さんんはご迷惑をおかけしますが、気が向いたら URL の貼り替えなどよろしくお願いします (まぁリダイレクトするのでしなくても大丈夫ですが (^-^;)。 使い勝手が変わったり、何年も前に書いた本文が古くなってていらない箇所を削除したら内容が薄くなったり、あるいはリンクの貼り間違いとかもあるかも知れませんが、どうか長い目で見てやってください(><。)。

■ '08年2月3日〜
  朝7時頃に起床。 日曜とは云え静かな朝だな…と窓を見たら一面銀世界でごじゃりまするがな〜もしかしてっ(><。)。 東京の雪は今年3回目ですが、今回はまたかなりの降りよう。 2年ぶりの大雪だそうで週末でよかったですね。 これが平日なら電車は完全に麻痺だったろうな。 湘南新宿ラインの一部や青梅線の直通は運休だし、新幹線も徐行してるそう。 ハイヒールのOLが横断歩道で転んだり、おっさんが階段を滑り落ちるシーンもなかなか撮影できず、テレビ局のクルーも大変そうだにゃ。 青梅マラソンも中止。 そういや知人の娘さんが中学だかの受験らしいけど、そちらはしっかり地面を踏みしめた結果になるといいですね。

 取り合えず2月になったら本気だすつもりだったのですが…寒いので 「おしっこするのはしーちゃんだけ!」 のCFでおなじみのプリキュアなどを視聴しつつ朝はダラダラと。 10時頃に家の前の私道を公道まで雪かきして (この横丁で若い男はもはやあたししかいません…)、来週月曜までの仕事を閉じこもりながら片付けました…。

■ '08年2月2日〜
  ここのところ、ハッとしてグーなスパムがちっとも来ないんですが、久々に読み応えのあるものが到着しました。 出会い系のスパムですが、文面はかなりアレな感じです。
ドーベルマン奈々子です。

はじめまして。
あなたのご友人から「小学生時代に修学旅行でお風呂に入ったとき他の人より人並みはずれた短小だった」とお聞きしたのですが本当ですか?
今もその短小ぶりは発揮されてますでしょうか?

率直にお話しますと、実は私もオマン穴がすっごく狭くって、
普通サイズの男性でもかなりキツイというか痛くて…気持ちィィとか思えないんです。
針の穴に曙の指を無理やり通されているような気持ちと言えば、
どれくらいキツイか分かってもらえますでしょうか?
そんな時あなたの短小のお噂を耳にし、いてもたってもいられない衝動に駆られ、
ご友人の方にご了承頂いた上でメールさせて頂く事にしました。
ひょっとすると事前にお話をお聞きになられておらず驚かれているかも知れませんね。
もし、そうでしたら失礼をお詫びします。

付け加えると、ご友人の方からは「恐ろしく先細りな形だった」ともお聞きしています。
まさに、それこそがあなたに私がメールする決定打となった言葉でした。
そうなんです…まずはゆっくり細い部分で責められて、段々と根元が入っていくにつれて
太さを感じられるという形こそ私の求めていた理想の形だったのです。
適材適所という言葉がありますが、あなたはまさに私にとって適材。私はあなたにとって適所。
刀とさやのような関係を結べるパートナーだと思ったのです。
あなたも私と同じようにそう感じていると思います。
と同時に、私がどんな女なのか確認したいと思われている頃だとも思いましたので、
ここに、
http://dea○s.fiberia.c○m/

私の顔や全身の写真、そして私がなぜドーベルマン奈々子というハンドルネームなのかも
すべて分かるように理由も書いておきました。
ドーベルマン奈々子で検索してもらえればすぐ分かると思います。
もちろん、プロフィールを見ていただければケータイのアドレスもあなたに渡るようにしてあります。
http://dea○ros.○eria.com/

それではお返事お待ちしています。
 これまでに変態だの痴漢だのロリ男爵だのおばさん好きだの、スパムには散々おかしな呼びかけをされていますが、いきなり 「短小」 扱いされたのは初めてです。 う〜ん、取り立てて大きいとも思わないけど、短小ってほどじゃないんだが…しかも文面を見ると三角錐状態というか、チョココロネの形状をしているようだ…。 例えに出てくる相撲取りが、よりによって 「曙」 ってのもちょっと通。 文章のつながりも上手く、「あなたはまさに私にとって適材。私はあなたにとって適所。」 なんてくだりは、なかなかイイ感じですね。 う〜ん、普通に読ませるスパムですね。 それにしてもドーベルマン奈々子のハンドルの由来…知りたいぞw

 ところで家の中であれこれ書類を整理してたら、昔の郵便物があれこれ。 そういや郵便番号が7桁化したのが、ちょうど10年前の1998年2月2日だったと思い出す。 あれがもう10年も前なのか…。 お札が聖徳太子から福沢諭吉になったのが1984年で、この時のことはさすがに 「かなり昔だ」 って頭の中で認識してるんですが、2000年前後ってば、まだ 「ほんのちょっとこの間」 みたいな認識がありますね。 10年か…もう10年経ったのか…うぁああああああぁぁぁぁ。

■ '08年2月1日〜
  訪韓した民主党、小沢代表が、次の大統領、李明博とソウルで会談。 席上李明博は、「日本のパチンコ規制が厳しくなったので在日同胞が苦境に立っている、配慮して欲しい」 と要請。 小沢もこれに同調する発言。 それにしても当の韓国自体が、パチンコを真面目な国民の生活を破壊する不健全な違法賭博であるとして法律で禁止にしているってのに (かわりにカジノは合法化されましたが、外国人観光客のみで韓国人の立ち入りは制限されてます、ちなみに台湾も違法化されてます)、日本には規制を緩めろなんて、よくもまあ云えたもんですね。 っていうか、そういうことを要請されて同意する小沢も頭がおかしいんじゃないですかね。

 そもそもパチンコが苦境に立ってるのは風営法による規制強化だけでなく、サラ金 (消費者金融) の規制強化と違法金利の禁止も影響している訳ですが (パチンコ産業側が自分からそう云っている)、いわゆるグレーゾーン金利時代には年利 27%みたいな凄まじい高利で金を貸していた悪徳高利貸が規制されたら売上げが減るなんて、もうどう考えても 「健全な庶民の娯楽」 などと云えないでしょう。 1万円使っても、領収書もくれない。 ペーパーカンパニーとしか言いようがない特殊景品業者や買取業者を通して駐車場や雑居ビルにある両替所でお金にする。 規制規制の日本で、こんないかがわしいシステムが平然といまだに残ってるのがすごいですよ。 政治家や役人も、税金上げて外国に金をばら撒くだけでなく、ちゃんとまともな対応をして欲しいものですね。

 外国人参政権に関しては何をかいわんや。 例えばアメリカやロシアにいって、アメリカやロシア大統領に 「在日アメリカ人やロシア人に日本の選挙権を与えよ」 と云われたら、賛成するんでしょうかね、小沢さんは。 民主党は党大会でも勉強会でもただの一度も国旗もあげなきゃ国歌も歌わないけれど、いったいぜんたいどこの国の政党なんでしょうか。

 中国産毒餃子事件で、餃子を製造した天洋食品廠公司からの輸入商品、19社88品目のリストを厚労省が発表、マスコミなどが注意喚起しています。 それぞれの業者は返品を受け付けるとのこと。 さっそくうちの備蓄食料を見てみたら… マルハの 「金の丼 牛丼」 が1つありました…( ̄□ ̄;)。 うぬぅ…これの牛肉が天洋食品製なのか…1つだから返送も面倒だし、捨てるか…うぬぅ。 っていうか、このぶんじゃレトルト食品なんか、どこの国のどこの食材が入っているのかなんて、わかったもんじゃないですわな。

 まぁタバコ吸ってる時点で、神経質に健康被害云々を気にするのもナンセンスな気もしますが (タバコ葉も中国産がたくさんありそうですし…)、こうなっちゃうとそのまま食べるのも気分が悪いですね。 まぁ食べ物を捨てるのもアレだし、賞味期限までは非常食として保存して、その後廃棄するか…うぬぅ。

■ '08年1月31日〜
  なんとか
「同人用語の基礎知識」 ページのリニューアルの目処が立ちました…。 完全に完成してから順次アップの予定なんですが、とりあえず一部のページで URL が変わるので、とっととリダイレクトページを入れてアップしようかなって感じです。 ローカルでチェックしてるとだらけてしまってなかなか進みませんし(><。)。 まぁ原則、過去にアップしてた内容の 「見てくれ」 を変えるだけなので、それほどの不都合は起こらないかなぁ。 URL が変わるのは、これまで この《ぱら☆あみ》サイトのフォルダにごちゃ〜っと入っていた HTML なんかを同人用語専用のフォルダに移動するからなんですが、それによってサイト内リンクも引きなおしになるし、単純作業の繰り返しでさすがに飽き飽きしました。

 まぁインターネット上に同人用語のコンテンツを置いてから 10年以上経ってる訳ですが (^-^;)、一度くらいは全面リニューアルってのもいいもんですね。 現段階でご利用くださる方の半数以上がブックマークからの訪問なんですが、それまでフレームでメニューが左にあったのが右になったり、使い勝手がかなり変わってしまったのは申し訳ない限り (っていうか、メインページが巨大になりすぎて、切り分けないと項目追加もできなくなってました)。 検索のところと、あと掲示板もなんとかしないとにゃあ。 うぬぅ…まあこんな状況ですが、どうか今後とも見捨てずに、ごひいきにしてやってくださいませ m(_ _)m

■ '08年1月30日〜
  千葉県や兵庫県で中国製の冷凍ギョーザを食べた10人が嘔吐や下痢症状を訴え、うち1人が意識不明の重体、他に4人も重症だとの報道。 出たのはメタミドホスという、数年前からネットなんかでは話題になっていた危険な中国産食品に使われる農薬のようですが、千葉県警などは殺人未遂事件として捜査をしているそう。 残留農薬なのか、誰かが故意に毒として入れたのか分かりませんが、とにかく中国産食品はやっぱり危ないようですね。 フジテレビのニュースで、木村太郎が 「サリンと同じ神経毒です」 とまで云ったのは云いすぎのような気もしますが、小さい女の子が重体となると、大げさでもないのかも知れません。

日常の景色  輸入したのはJTフーズだそうで、販売していたのは生協。 JTといや、ちょっと前まで研究者みたいな女性が 「美味しい冷凍食品を研究しています」 なんてテレビCFでやってましたが、中国の工場に丸投げだったってのがすごいですね。 生協も、組合員から会費を徴収して、ちょっとくらい割高でも安心の食材を供給って感じだと思っていたんですが、これじゃそこらの業務用スーパーと変わりませんね。

 それにしても日付を付け替えた日本企業は潰れる寸前まで猛バッシングしたマスコミは、この事件ではどういう報道をするんでしょうね。 テレビ朝日の報道ステーションでは、古舘が 「便利さばかりを追求して、消費者が浮かれた生活をしていたのを反省しないといけない」 みたいなありえない反応をしていましたが (被害にあった日本の消費者の前に、まずJTと生協と中国の工場を批判しろよ (^-^;)、まぁ中国側も、おざなりに責任者を吊るし上げて事態の沈静化を図るんでしょうか。 逆に日本が悪いと逆ギレして云いだす可能性も高いですが…。

■ '08年1月29日〜
  昨年のD3、D300 発売で勢いづいている ニコンが新しく発売するエントリーモデルに位置する一眼レフデジカメの D60 ですが、どうやら昨年発売されて話題となった無線 LAN 内蔵 SD カード 「Eye-Fi」 に機能面での対応がされているそうだ。 D60 側で各種設定が行えるほか、例えばカメラの電源を落とした後に Eye-Fi が画像データを送信している場合には、カメラ側から電源供給を継続するなど、いたれりつくせりの内容。

 プロなどが業務用として使う D3や D300 なんかは記録媒体がCFカードなのでその恩恵に浴することは当面できなさそうですが、例えばホットスポットなんかがある都市部での報道写真なんかの転送は、今と全く違う形になりそうですね (現在は緊急性のある報道なんかだと、バイク便がそばに控えていて、撮影済みデータの入ったメモリーカードを大急ぎで運んだり、取材後に現場でパソコンに取り込んだ後に送信なんかで送っています)。

 以前にも書いたけど、SDカードの規格そのものは松下が中心になって作ったものだし、こういう小型化、機能付加化は日本メーカーのお家芸の一つ。 それなのに、恐らくは電波法やらの問題で Eye-Fi は日本のメーカーが開発し売ることはできませんでした。 B-CAS のコピワンや JASRAC による携帯オーディオや記録媒体への制限、課金なんかもそうですが、バカ官僚と既得権者によって日本の家電メーカーは殺されるんじゃないですかね (まぁ B-CAS なんかはメーカーも片足突っ込んでますが)。 お家芸と云われたビデオ (HDDレコ) の分野も、昨年 11月発売のフリーオ(Friio) が本格的に広まったら、価格破壊と同時に市場を食い荒らされた後にしぶしぶ同じものを (ただし各種補償金を上乗せされた価格で) 日本メーカーが後追いで作ることになりそう。

■ '08年1月27日〜
  大阪府知事選は8時の投票終了と同時に橋下候補に当選確実。 最終的にはダブルスコアの圧倒的勝利でした。 一時苦戦も伝えられていましたが、やっぱりあっけない程の大勝となりましたね。 今後は厳しい府政運営が待っていることになりますが、新しいシャープの巨大液晶工場も経つし (それ以前までは、大阪では一定規模以上の工場の建設が法律でできなかったんですよね…そりゃ地盤沈下もするわな)、これで大阪も盛り上がるんでしょうか。

■ '08年1月26日〜
  《ぱら☆あみ》のアクセスカウンターが 200万を超えたようです \(^o^)/ サイトを作った時と違い今は検索サイトで階層ページに直に来る人が大半ですし、トップページをいちいち踏んでくれる人は少ないようなので、まぁ今となってはこの種のカウンターはほとんど意味がないような気がしますが、それでも200万ユニークアクセスを貰ったというのはちょっと嬉しい。 いつもご覧頂き、ありがとうございます。

日常の景色  う〜ん、実はこの 「キリ番」 も、多少は視野にあっての 「同人用語の基礎知識」 リニュでしたが…間に合いませんでした… 。:゚(。ノω\。)゚・。 正月中に何とかしたかったなぁ…。

 ただまぁ、そろそろアップできるかなって感じになってきました。 っていうか、ローカルでチマチマとリニュのためのタグ整理やリンク修正しまくるのに飽きてきたと云うか、そこそこ仕上げたらさっさとアップして、更新の形の方が気合入るのかなとか思ったりもしたり。 一部のファイルを移動するので URL が変わるし (もちろんリダイレクトはかけますが)、やっぱりサイトを作る時は、ちょっと大げさなくらい将来の規模を予想して作らないとダメですね。 まぁさすがに 10年後なんて予想もしてませんでしたが。

 増改築と増殖をその場のノリでやってきたから、リニュどころか、全体の規模を把握して整理するだけでもクタクタでした。 動的ページはないので、全部自分で作ったはずなんですが…。 掲示板はどうするかのぉ。 一応インストールはされているんですが、上手く動かないっす。 うむ〜。

■ '08年1月25日〜
  角川が YouTube にアニメの専門チャンネルを設け、場合によっては投稿された角川作品の 「MADムービー」 をチェックの上で公認。 その動画の再生画面などに関連商品をバナー表示して広告収入を目指すビジネスプランを発表しました。 最近の角川がらみと云うと、この日記でもたびたび触れている 「涼宮ハルヒ」 や 「らき☆すた」 なんかがありますが、どう規制しても YouTube に動画をアップされるのなら、YouTube による広告効果を失わない範囲で問題動画をはじき、それ以外は逆手に取ろうって感じなんでしょうか。

 少し前に YouTube 側が開発した著作権違反動画を識別するためのツール、これを利用して投稿動画のチェック体制を作った上でのサービスのようですが、さすが角川というか、思い切りがすごいですね。 非公式ながら、事前審査や、場合によっては優秀な MAD (アクセス数を稼げる MAD) の場合、広告表示回数に応じて広告料金を作者に 「報酬」 として配分する検討もされているらしい (あやしい知人からの話なので信憑性不明w)。

 それにしてもMAD容認の場合、原作者などに対する二次使用に対する同一性保持権なんかもどう調整するんでしょうか。 また仮に作者に報酬がいくとなると、アフィブログに対する反発 (嫌儲) と同じ種類の反発も起きそうだし (ここらは初音ミクの時もひと悶着ありましたが、いずれ解決されるべきハードルですわな)、先が見えませんね。 ただ上手くいくかどうか分かりませんが、仮に失敗したとしても、各種権利類の扱いについて、貴重な実験的試みになりそうです。

日常の景色  ところで実はうちの会社も、ある大手アニメ製作会社の新しいサービス開発を企画の段階から一部手伝っていて、これにかなり似たプランを昨年秋くらいから、断続的に出していたんですよね。

 その会社が管理するアニメ作品のキャラや動画を使った二次創作やマッドをユーザに自由に作らせ、さらにそれらを公式のものとしてネットで配信、あるいはテレビ番組なんかにも反映するってプランなんですが、YouTube にものすごく拒否反応を示していて (まぁ当然でしょうが (^-^;)、それではと自社で動画サイトを立ち上げてそこでやったらどうでしょうか…って話を、まさに続けていたところでした (似たプランは別の会社にも提案したけど、そこでもやっぱり YouTube への拒否反応が大きくて流れました)。

 最初の会社の方は継続した話し合いになってるんですけど、こりゃもう流れますね。 っていうか、この期に及んでもやっぱり独自に大金かけてインフラ建てて、ユーザ登録だの利用規約だの、あるいは規制と制限だらけのコンテスト形式の作品募集とかなるのかな。 さすがにそれじゃ、もう無理だろうと思います。 その会社の人が古いわけでも悪いわけでもないし、角川が特段に進んでるわけでもない (形は違うけど、ピアプロなんかも先行してますし、それらを含めて成功するかどうかもわからない)。

 先行き不透明な中で、それでも現行の著作権法は完全に破綻寸前で、それぞれが暗中模索してる時に現れた、単なる偶然の一致による対応の違いなんでしょうけど、それにしてもちょっと悔しいですね (実はもう1つ、これは絶対来るだろう…ってプランがあるんですが、取引先どころか社内ですら賛同を得られてないですw)。 趣味でやるかなぁ…年内にSBあたりから i-phone が出るだろうから (これは 10万円はするだろうからあまり普及しないけど、似たようなのが年内から来年あたりに日本メーカーから大量に出てブームになると思うです)、携帯で地殻変動が起こるでしょうね。

 さて YouTube や ニコニコ動画なんかは、著作者削除が真っ盛りですが、Veoh とか Youku みたいな、日本では一般人に対してあまり認知度のない動画共有サイトでは完全放置状態になってます。 中国系の Youku なんてほぼ無法地帯で、それらのサイトでは日本のアニメがどんどん中国語・韓国語・英語なんかの字幕をつけてアップされ、海外の広告がそれらと一緒に流れています。 この手の動画共有サイトが全滅することはありえないし、そこにアップされる動画を全て削除するのもほとんど無理。 いつどこで発想の転換をするかの勝負なんじゃないですかね (個人的には動画サイトとアメリカ大リーグやレアルマドリードのファンサービス、海外展開、コンテンツ販売戦略方式の併用しかないと思う)。

 ちなみに Yahoo! なんかで無料のアニメ配信をやっていますが、あれはコンテンツホルダー側が無料で Yahoo! に作品を提供しています (有料配信のものは、提供代として配信料を貰ってる)。 無料配信はどこでお金を貰っているかというと、Yahoo! 側からページビュー数に応じて広告配信料を貰ってるんですね。 これは GyaO! なんかも一部を除き同じようなシステムでやっていて、YouTube なんかとの違いは、画質と、後はダウンロードやコピー対策のレベルがちょっと高いか低いかの違いだけ (あと決定的に違うのは、コンテンツのエンコードや紹介文、アップロードなんかの人件費がかかるか、かからないか)。 誤訳も多いしエンコードの失敗による品質の低下など問題もありますが、どこかが先にきっちりとしたビジネスプランを立ち上げたら、もしかしたら一気に流れが変わるなんてことにもなりそうです。 もうテレビだけでアニメの時代でもありませんし (深夜アニメなんて、もはやコンテンツホルダー側がテレビ局にお金を払って流してもらってる有様ですし、アニメがおもちゃを売るための30分のコマーシャルなんて、大昔から云われてる話です。おもちゃが売れなくなった今、どうするかって話ですね)。

 あたしはネット関連はパソ通の時代からやってるわけですが、いわゆる 「ホームページブーム」「ITバブル」 には、まったく乗れなかったんですよね。 当時はそれらを仕事にはしてなかったし、パソ通にしがみついてウェブに出るのが遅かったってこともあるんですが、変なこだわりもあって、みすみすチャンスを逃したって感じです。 もちろん当時それをやっていたからって、誰でも上手くいく訳ではないし、アイデアだけなら誰だって持っているもの。 あたしレベルじゃどう上手く立ち回っていても、せいぜい小銭を稼いで終わりだっただろうと思いますがw、ただここ数年はネット関連では新しい波が確実に来ている感じがするし、幸いにもその分野で仕事をしている訳ですから、こんどはあんまり乗り遅れたくないなぁ…。 もう年齢的にあんまり後がないぞっても思ったりもしてるし。

 ともあれ、30年前にはビデオのような動画記録の方法がほとんどなく (8ミリシネや 16ミリしかなかった)、15年前にはビデオは普及してたけどそれをネットでやり取りする方法はほとんどなし (モデムがピーガーいってる時代ですし)、それが今は、低画質なら簡単に動画のやり取りやコピーができてしまうようになってます。 どう考えたって、次の 15年後に現在の著作権が技術的にも法律的にも成り立つわけがないです。 どこが真っ先に猫に鈴を付けるのかって感じになってますが、映画や音楽業界の時のように、またアメリカに先を越されるんでしょうかね。 できればアニメやマンガ、ゲームの分野でのイノベーションは日本で起きて欲しいし、またその現場に当事者として立ち会いたいものです。

■ '08年1月23日〜
  冬真っ盛りで寒い毎日ですが、ちょっと外出すると電車の中は常夏。 体重減らさないとまずいのぉ…。

■ '08年1月22日〜
  新規クライアントさんとの打ち合わせに都内へ。 先方の技術担当者も交えての打ち合わせでしたが、技術者さん本人は外注さんのようで、年齢も高めのちょっと冴えない感じの人でした。

日常の景色  ただし技術力は結構あり、今はフリーで仕事をしているんだそう。 得意分野は検索対策やコーディング。 得意分野はともかく、仕事のスタイルが、なんか将来のあたしみたいだな…。 年齢は 50近いそうですが、その年齢で新しいウェブ関連技術にそれなりに精通しているのもすごい。 話は尽きない感じでしたが、自分の仕事にとても高いプライドを持っているようなんで、たぶんこの話まとまらないな… (^-^;)。

 せっかく都内に出たんでアキバにでも寄るかのぉ…。

■ '08年1月21日〜
  書店で教材やらをバラ買いするシステムの週刊デアゴスティーニに DTM を覚える 「マイミュージックスタジオ」 が登場。  テレビCFはかなり寒い感じですが (^-^;)、やっぱり 「初音ミク」 楽曲のブームもあって、パソコンで音楽作りってそれなりに盛り上がってるんですねぇ。 毎号集めればステップアップで音楽ソフトの機能がグレードアップ。 あわせて操作ガイドと音楽制作テクニックが手に入るそうですが… DTM 覚えたいと思う一方、あたしみたいな音感のないやつが手を出しても、Z会の教材とかためまくっていたから途中で投げ出す可能性大っすね。 それより週刊 Illustrator とか出ないかのぉ…。

■ '08年1月19日〜
  早めに寝て早朝に起床の最近ですが、朝寒すぎだろ常識的に考えて…全然明るくないから、早起きした感じもしません。 ちょっとシフトを深夜よりに切り替えるか…。

 こんなの があるんですね。 「世界遺産」 ならぬ、「機械遺産」。 日本機械学会による認定で、制定は2007年からで、サイト運営は昨年8月7日から。 「小菅修船場跡の曳揚げ装置」 とか 「熊本大学の旧機械実験工場と文化財工作機械群」、「足踏旋盤《明治8(1875)年伊藤嘉平治作》」 みたいないかにも…ってものの他に、「10A型ロータリエンジン」「ホンダCVCCエンジン」 みたいな一般にもなじみのある自動車エンジン、「東海道新幹線0系電動客車」「旅客機YS11」 などの 「日本の産業技術」 を語る場合に必ず出てくるビッグネームもあります。 この手の文字列見ていると、NHK 「プロジェクトX」 のテーマ曲、「地上の星」 が脳内再生されますが、テレビもくだらないバラエティばかりやってないで、こういうのをテレビでやってくれませんかねぇ。

 サイトでは、それぞれの 「機械遺産」 の展示場所 (多くの機械遺産認定品は、その後日本を代表するような大企業に成長、それぞれ企業が開設する展示館やショールームに陳列してあるので、その案内) と、認定の理由としてその機械の歴史的価値が紹介されています。 バブル崩壊とサブプライムローン問題で、そろそろ金融ゲームもゲームセットかと云われる昨今、日本人に向いていて、しかも何もないちっぽけな島国を世界第二位の経済大国に押し上げたモノづくりを、もう一度きちんと見直したいですね。

■ '08年1月18日〜
  日曜のNHKやアニメなんかはそこそこ見ているものの、めっきりスイッチを入れることも少なくなったテレビですが、仕事中に久々につけっぱなしにしていたら、「CMのCM」 とか 「地デジ告知CM」 がやたら流れて笑いました。 あとは 「番組宣伝 (番宣)CM」 もかなり大量。 テレビCFの費用対効果の悪化はかねてから云われていたことですが (CMのCMも、2年くらい前からやってる)、もう本当に末期に近づいているんでしょうね。

 かつてはテレビの黄金時代もあり、番組レベルが下がってきて 「テレビで一億総白痴化」 なんて危惧も叫ばれたものですが、次々に新しいメディアが出てきて、視聴率は大きく下落。 多くの人は、この魔法の箱を見限ってしまった。 今やテレビを見ていると頭が悪くなる、ではなく、バカがテレビを見ているのだ、みたいな風潮になってきました。 お笑い芸人がズラズラ出てきて下らないスタジオトークとクイズで大騒ぎの雛壇バラエティばかりになっていて、確かにこんな番組、子供と娯楽のない年寄りしか見ないわなぁ。

■ '08年1月17日〜
  知人が携帯電話をどっかに忘れて紛失したとかで困ってました。 少し経って行きつけの食べ物屋で見つかったそうですが、善意の拾い主だから良かったようなものの、悪意のある人に拾われたら勝手にネットにでも使われて大騒動ですね。

池袋  ところで携帯電話というと傘とか財布、暑い日の上着なんかと並んで、忘れ物ランキングの上位を占める、失くしやすいものの代表みたいな感じですが、そういや 「携帯電話を失くして情報漏えい」 ってニュースは聞いたことがありません。

 パソコンを忘れた、あるいは盗まれた、もしくは USB メモリを紛失してどうこうってニュースはたまに聞きますし、その際はたいてい 「情報漏えいは確認されていません」 なんて繋がったりします。 企業の顧客情報、学校の先生による生徒の成績表や名簿、役所や研究所の機密類なんかが新聞沙汰になる代表みたいな感じですが、いまどき携帯電話のアドレス帳に 50件とか 100件とか登録されてる人も少なくないでしょうし、どこからどこまでが事件としてニュースになるのか、あるいはならないのかの分水嶺になってるんでしょうか。

 個人的なものと公的なものの違いかも知れませんが、営業マンや管理職なんかは会社から携帯を貸与されてるだろうし、イマイチ分かりません。 個人情報保護法の規定とか、プライバシーマークなんかの基準では、モバイル端末としてちゃんと触れられている携帯電話ですが、ニュースとして報道されてないってのには、なにか訳があるんでしょうかね。

■ '08年1月16日〜
  ガソリンの暫定税率問題が話題になっているようです。 財源をどうする、環境問題が重要視されている中、燃料の値段を下げるのはどうか、地方の道路は都会とは違う、いろいろな意見がありますが、車の販売台数は落ちる一方、少子化で人の数も減る、国や地方自治体の借金は合わせて 800兆円だ いや 1,000兆円だの中で、公務員の数は減らない、福祉や医療はどんどん切り捨て、年金はデタラメ、あげく 10年間増税して59兆円を道路整備計画に使うって、正気の沙汰じゃないでしょうに。

 一方で、ヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞) 関連の研究費は年間たったの 14億円、ネットやらコンテンツ、放送関係はおかしな天下り団体たくさん作って規制しまくって税金垂れ流し。 為替相場のイタズラもあるにせよ、日本の競争力落ちまくりですよ。 そのくせ外国には景気よく援助しまくり。 援助することによって日本の担当省庁や政治家が潤うからでしょうが、さすがに日本も、もうダメなんじゃないのって感じがしてきますね。

■ '08年1月15日〜
  アメリカの小売最大手ウォルマートが、HD-DVD の販売を6月を目処に終了すると発表。 2年前に決着がついていたとは云え、パソコン関連の企業を引き込み記録媒体として生き残りの道を模索していた HD-DVD も、ワーナーブラザースのHD陣営からの撤退に続き、これはさすがに決定打になりそうですね。 これで早期撤退表明とブルーレイ陣営への参入計画の発表がされるんでしょうか。 元々東芝の HDD レコは使いやすいと おたく 関連では人気がありましたし、とは云えコピワンでは保存するにしても一度きり。 恐らくはソフトウェア供給のための物理媒体としては最期になる次世代 DVD ですし、買い控えしていた消費者だけでなく、すでに東芝の HDD レコを持ってる人ですら、負けフォーマットの HD-DVD から一刻も早くブルーレイへと祈るような気持ちでいたファンもいるようですから、これはこれで吉報かも知れません。

日常の景色  それにしても HD-DVD レコーダーの一号機が発売されたのは 2006年の3月31日ですよ。 現行機種で終了となるとビクターの W-VHS なみの対応機種2世代のみとなりますが、VHS の拡張規格の1つに過ぎなかった W-VHS と違って次世代フォーマットとしての販売だし、買った人はたまったもんじゃありませんね。

 まぁさすがに新機種は出さないまでも、現行機種はしばらく製造を続け、購入者への最低限の義理は果たすんでしょうけど、そもそも東芝はメディアすら自社では作ってないし、当初から全面戦争だった beta と VHS と違い、一度は規格統一寸前まで行きましたし (確か仲裁に入った経産省のアホ役人が 「東芝敗北」 みたいな論調で情報をリークして東芝が態度を硬化、途中でいきなり決裂したような記憶があります)、先行きは不透明な感じですね。

 ただまぁ規格争いは技術的な切磋琢磨やコストダウン競争に必要なファクターですし、初期の頃に対抗馬として2つのフォーマット候補が覇を競ったのは意味があったかも知れませんね。 さすがに2年前の統一を蹴って、焦土作戦とも云われる安値攻勢をしたのは東芝だけでなく、日本メーカー全体としても大打撃でしょうけど。 あれでアメリカの映画会社なんかには思いっきり足元見られちゃいましたしね (東芝の焦土作戦は、beta vs VHS よりも、むしろスクーターの HY 戦争を思い出します)。 もう少し早く決断できなかったんでしょうかね。 残念。

 ところで撤退と云えば、ビクターがついに S-VHS デッキの製造と販売の終了をアナウンス 「S-VHSビデオデッキ販売終了のご案内」。 S-VHS デッキはこの時点でもまだ4機種もラインナップされてますが (スタンダート VHS は3機種)、これも在庫限りとなるんですね。 まあノーマルの VHS の製造販売は続けるし、S-VHS テープの製造販売もしばらく続けるようですが、これであの S-VHS が消えるのかと思うと感慨もひとしお。

 過去に S-VHS で録画したテープに関しては、簡易再生 (SQPB(S-VHS Quasi Play Back) が可能で、SQPB搭載機も継続販売ですが、ただし S-VHS本来の高画質にはなりませんから、在庫が切れあたしの自宅にあるデッキが壊れたら、あるいは今市場に出回ってる中古品がなくなったら S-VHS も終了ですか。 時期的に予想されていたことだし、とりわけ松下傘下を離れケンウッドとのすったもんだの挙句の経営統合もあって遅かれ早かれこの日が来るのは分かってましたが、いよいよとなると寂しいですね。

 ソニーが最後のベータデッキを15年以上も作り続けた後にカタログ落ちさせた時も感じましたが、感謝と感慨で一杯になりますね。 うちでは買った当時から元気だったり、途中で壊れたものの修理してほぼ完動の S-VHS デッキが4台、要修理 (ただしメーカー修理は終了してる) のものが1台ありますが、これを大事に使うしかないっすね。 まぁマニアはどこにでもいるし、メーカー修理が終わってもマニア向けショップで修理は相当期間やってくれるでしょうから、あたしが生きている間は大丈夫っぽいかな。 それにしても (ここでも過去何度も触れてるけど) 経産省のPSEによる中古家電ゴミ扱いとそれの撤回が本当に腹立たしい。 数ある電気製品の中でもビデオなんかは映像記録や文化に密接に関係するものだし、本当にバカなことをやってくれたって感じです。

 とまれ、ビクターさん、本当に長い間ありがとうございました。 ピカピカに輝く S-VHS デッキを店でワクワクしながら選び、買って、家に持ち帰った記憶は未だに鮮明です。 おかげで素晴らしい映像ライブラリができました。 感動をありがとうございました。 っていうか、HDD レコとかも頑張ってください ><。

 そういや 2006年に NAB(National Association of Broadcasters) で発表されて 2007年に出荷が始まった RED ONE CAMERA (レッドワンカメラ/ レッド デジタル シネマ カメラ カンパニー) はどうなんだろ。 噂はよく聞くけど、噂ばっかりって気もするし。 しかしわずか 17,500ドルで映画クオリティの動画が本当に撮影できるなら、文字通りの革命が起こりますね。 第一世代には光学ファインダーがないとか、いくら格安とは云えプロユースとして安普請が過ぎる感じもしますが、4520x2540画素の CMOS 搭載となれば、それまで数千万から億近くかかる映画機材の世界が一変しますね。

 なんつーか、日本のメーカー頑張れ。 超頑張れ ><。

■ '08年1月14日〜
  リメイクされた 「新 ヤッターマン」 を視聴。 悪玉トリオ懐かしいぞ… (´;ω;`)。 声は一瞬 「年取ったか?」 ってな声質のところもありましたが (そりゃ年取ってるだろw)、すうっと昔に戻れる感じで違和感ほとんどなし。 プロとはいえすごいもんです。 トンズラーの女子高生ネタは素朴に笑えました。 作画も現代風になりつつもイメージはうまく踏襲していて期待が持てる感じ。 ガンちゃん、アイちゃんも違和感ありませんでしたが、ガンちゃんが頼りないのがなんとも…これから成長するのかな。 ナレーションが富山敬さんから山寺宏一さんになったのも、あまり違和感なかったですね。 てか、山寺さんクラスがやってくれたのは本当によかった。

 一方放送前にひと悶着あった肝心の主題歌は…やっぱり違和感ありまくりだな。 アコースティックでちょっと奇をてらっていたのもアレですが (高揚感がほとんどないっす)、世良公則も、もっとはじけて歌ってくれたらよかったのに。 それでもOPはまだいいとして、EDがちょっとありえない感じです。 っていうか、悪玉トリオの歌じゃないのかよ…がっかり。 うぬぅ、別に昔が最高と云うつもりはないんですが、ヤッターマンは極め付けに 「お約束」 を踏むアニメなんですから、外しちゃいけないところは外してもらいたくないっすね。 あたしに昔のイメージが強すぎるってのもあるんでしょうが。

■ '08年1月13日〜
  あれやこれや朝からダラダラと。 大河ドラマ 「篤姫」 は、第一回に比べたらかなり良くなった感じ。 めったに外さない第一話が外しまくってたんで心配してたんですが…やっぱり誕生前夜から子役を3人梯子して何が何でも宮崎あおいを出すのは無理だったんでしょうね。 ただやっぱり大河っぽさは今夜もなし。 前回期待した家老・調所広郷もいきなり自殺しちゃうし。 う〜む、今年は大河の感想も途切れ途切れになりそう。 西郷吉之助役の小澤征悦、大久保正助役の原田泰造は、見た目重視の配役なのかな。 確かに一般人が持っている西郷隆盛や大久保利通の風貌のイメージに似てますね。

日常の景色  その後 NHKスペシャル 「シリーズ 最強ウイルス 第2夜 調査報告 新型インフルエンザの恐怖」 を視聴。 昨晩にドラマ編の第1夜があったものの、つまんなそうなのでパスしたんですが、今夜のはドキュメンタリーらしいので視聴。 うわぁ…怖いな鳥インフルエンザ (^-^;)。 相変わらずアメリカや海外はこんなに準備してるのに日本は…みたいな内容ですが、情報を周知してパニックになる前に決めるべきことは決める (例えばワクチンの数が揃わない場合、誰から先に投与するか…すなわち命の優先順位をどうするか、なんてのをちゃんと法律を作って決めてる) のがアメリカらしいですね。

 万が一感染爆発なんてことになったら、日本はどうなるんでしょうね。 少なくとも 60万人余り、人によっては 200万人が死ぬとも予想される鳥インフルですが、マスコミは相変わらずタミフルは副作用がどうしたなんてニュースばかりでまともな告知を全然してません。 まぁまだ現実味もないんでしょうね。

 とりあえず感染が確認されたら、やっぱり家に閉じこもるのがいいのかね。 閉じこもりや引きこもりは得意だぞ! だとすると食料やら水やらを備蓄しなきゃなりませんが、現代ではガスが止まったり断水したりは短期的にあるにしても、地震のように電柱が倒れるわけでもなし、電気が何日も止まるってのは、もはや先進国として崩壊してるのと同義でしょうから、電気だけは最期までなんとかなると仮定して、電子レンジでチンするような保存食と缶詰あたりを備蓄すればOKなんでしょうか。 しかしせっかくお金をかけて溜め込んでも、「ヒャッハー」 みたいなバギーに乗って肩にトゲトゲをつけたモヒカンに襲われて 「種もみだけは…この種もみだけは…」「今日より明日なんじゃあぁぁ…ゼ〜ゼ〜」 って奪われてしまうのも困るし、さすがに社会人が何週間も篭城するわけにも行きませんし、困りますね。

 危険な伝染病といや5年くらい前に大騒ぎになった SARS ってのがありましたが、あれも日本で感染者と思しき人物が飛行機やら電車やらで西に東に移動してたのが発覚して連日大騒ぎの報道となりましたが、発生源の中国で5,300人余りが感染、350人が亡くなり、世界全体でも 800人ほどが亡くなったものの、日本では感染は結局確認されずでした。 当時は 「日本人が食べてる納豆が防いだのでは?」 「いやシイタケだろう」 とか、怪しげな情報がその後流れましたが (^-^;)、さすがに次も日本だけが幸運に恵まれるとも思えません。 まぁ保存のための保存ではなく、うまく先出し後入れで食べて回転するような食べ物をちょっと多めにストックするようにはしましょうかね。

■ '08年1月12日〜
  会社で今後の営業方針確認の打ち合わせ。 それにしてもずっと天気が良かったのに久々に会社に出社の時に限って雨降り、おまけに JR 中央線が人身でストップして振り替え輸送ってどういうこと? (´;ω;`)。 次の仕事はデスマ確定の案件なんですが、クライアント側から資料がこないので取りかかれない…しばしの余裕って訳ですが、その分納期も圧縮されるので後が怖いっす。

役名・声優名生年月日年齢主な出演キャラ
ドロンジョ役
小原乃梨子
1935年10月2日72歳野比のび太 コナン
アルプスの少女ハイジのペーター
ボヤッキー役
八奈見乗児
1931年8月30日76歳伴宙太 一反木綿
ドラゴンボールのナレーター
トンズラー役
たてかべ和也
1934年7月25日73歳ジャイアン
ヒュードロクーペのドラチビ
サザエさんの初代アナゴさん
 振り替え輸送の西武線に乗ったらば、新しく制作されて放映される 「新 ヤッターマン」 の2面中吊り広告が。 ヤッターマンの文字が大きく左に、右には半分以上のスペースを取って悪玉トリオの顔が (ヤッターワンやヤッターマンは、タイトル文字の上にちんまり)。

 キャラデザも初代のテイストだし、ドロンボー3人組を演じるのはドロンジョ役の小原乃梨子さん、ボヤッキー役の八奈見乗児さん、トンズラー役にたてかべ和也さんと往時のまま。 ドラえもんの声優が総とっかえで小原乃梨子さんやたてかべ和也さんの声を久しく聞いてないような気がするので、これは嬉しい。 てか、スタッフが 「分かってる」 のが感じられていいですね。 すでに富山敬さんは鬼籍に入られてしまいましたが、お3人とも経歴、実年齢 (笑) とも堂々たるベテラン中のベテランで、大御所がどういう演技をされるかも見所です。

 ちなみにあたしは、ドロンジョが好きだったのは云うまでもありませんが、ボヤッキーも好きですw っていうか、日本の理系の育ての親は、宇宙戦艦ヤマトの真田志郎と、このボヤッキーだろう…常識的に考えて。  ただOP曲が初代 「ヤッターマンの歌」 を踏襲するものの、歌うのが山本正之さんでなく世良公則さん、ギタリストの野村義男さん (よっちゃんっすね) のユニットってのは寂しい。 この件については、当の山本正之さんがネット上で長文で内幕を書いているので触れませんが、結局また、怪曲 「アニメがなんだ」 みたいなことになってるんですねぇ。 ていうかコロムビアゆりかご会や少年少女合唱団みずうみの立場も考えてください! ><。

 放映は14日から、毎週月曜、日テレ系で 19時から。 この時間帯のアニメってのも最近は少なくなっているので (夕方の再放送もほとんどないですし)、地上波アニメの復活ののろしになるといいですね。 日活が制作する実写版映画のキャストも決まったようです。

 話は変わって、昔に馴染んだ曲のカバーやリバイバルと云えば、去年からここでもよく触れてる 「初音ミク」 の楽曲で、クラシックの曲がかなりアップされてますね。 クラシック楽曲は著作権の問題をクリアできるので発売直後から見かけていましたが、昨年11月にアップされていた魔笛の夜の女王のアリアをいまさら発見 (ようつべ版は こちら)。 思ったよりデキが良くてびっくりしました。 元々魔笛の夜の女王の曲は人間離れした超絶技巧なソプラノ楽曲として有名ですが、人間の限界を易々と超える(?) 初音ミクだけに、のっけから高いレベルで出てきたのはすごいですね。 ただ作者がドイツ語が苦手なようで (あたしもドイツ語などさっぱりですがw)、さすがに魔笛は何十回も聞いているので、発音部分でちょっと気になるところがあったりは、ご愛嬌でしょうか。

 ちなみに魔笛と云えば、ショルティ&ドイテコムの 1969年録音の輸入版をそれこそ擦り切れるほど聞いたなぁ。 輸入版だけに歌詞がいまいち分からず、その後に国内版を買って 「うぉ、こんな歌詞なんだ?」 とびっくりしたことがありますが (ストーリーは何となくわかっていたし、曲名が 「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」(Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen) とかすごいってのは分かってたけど、あの美しい曲とコロラトゥーラで歌詞があそこまでとは…)、クラシック楽曲となると日本だけでなく世界中のクリエーターが作っていますし、どんなすごいものが出てくるか、ちょっと楽しみですね。

■ '08年1月11日〜
  大阪府知事選の選挙応援のため国会をほったらかして大阪に駆けつけた民主党小沢代表が批判されているようです。 今日は新テロ特措法案の衆議院再議決だったもので、「あれだけ声高に反対を叫んでいながら審議も議決も棄権とは何事だ」 ってことでしょうか。 大阪知事選挙は確かに重要な選挙ですし、過去に中国詣でのために国会を数日休んだ小沢さんですから、さもありなんという気がしますが、それでもやっぱり、「あのテロ特措法」 を放置ってのは異常。 よく分からないけど、やっぱり安倍の総理辞任 → 福田内閣誕生と自民・民主の大同団結、連立合意 → 撤回 → 小沢代表辞任表明 → 撤回 の、外から見てると不可解だった迷走と関係があるんでしょうかね。

日常の景色  大同団結、連立については小沢さんが乗り気だったらしいし、安倍総理時代から話が水面下であったも聞きます。 仮にそれが本当なら、そりゃ自民は総理の首を差し出すまでして連立に向かったのに自分の党内をまとめられず白紙撤回した上に、責任を取って代表辞任しようとするも、それすら白紙撤回じゃ、まともな神経ならテロ特措法に反対なんかできるわきゃないですわな。 しばらく前に退院し国会に復帰した安倍さんも当然ながら審議には参加してるし、さすがに少しは恥を知ってるってことなんでしょうか。

 以前の小沢さんの発言同様、民主党に政権担当能力があるとも思えないので、とっとと民主の右派と自民の左派を取替えっこするなりの政界再編でもして、分かりやすい安心できる対立軸を早く作って欲しいですね。 白眞勲をネクスト防衛副大臣にしてるような政党に票なんか入れられないっす。 そういやこの人、ほんの3〜4年前まで 「独島 (竹島) は我々韓国の固有の領土だ」「我々韓国人は東海を日本海などとは呼べない」 とおっしゃってましたが、その後意見はどうなったんでしょうかね。 仮に防衛大臣になったとして、何を守ってくれるんでしょうか。

 まともな保守政党と、まともな革新政党が欲しいですね。 それがないから、右向き国益重視の外交や国防はボロボロ、逆に左向き国民重視の税金や保険や雇用もボロボロ。 まるで資本主義と社会主義、右と左、両方の悪いところだけを集めたようです。 一昔前までは、世界一成功した社会主義国とか、両方の良いところ取りみたいなイメージもあったのにね。 いつまでも国内でつまらん争いをしている場合じゃないと思うんですけどね。

■ '08年1月10日〜
  チマチマと仕事や趣味のサイト修正その他をしつつ自宅で仕事。

■ '08年1月9日〜
  システム会社の人と高田馬場の居酒屋で打ち合わせ。 酒が入ったこともあり、仕事の内容よりも世間話で盛り上がってしまった…。 まぁ力のある人なんで、なんとか作ってくれると嬉しいっす…。 そういやシステムがらみの話と云えば、チケット販売大手の 「ぴあ」 が運営するシステム、「@電子チケットぴあ」 が正月から止まってるらしい。 時期的にメンテナンスでもやっていて、しくじったって感じでしょうか。

 普段あまり映画だの演劇だのを観なくなったし、チケット買うにしてもネットかコンビニの端末で、もしくは現地で当日券だったりするので、個人的にはかなりご無沙汰のぴあですが、ちょっと前に、確か中国系企業への下請けの形で大幅なコストダウンでシステム更新したってニュースがあった直後、それも閑散期とは云え正月に大規模障害は大変そう。 ここんとこ良い噂を聞かなくなった 「ぴあ」 ですし、ネットやコンビニの端末によるチケット販売に押され委託先もジリ貧だっただけに、かなり強烈な一撃になりそうな予感。

 それにしても、若い頃は映画料金の割引目当てで雑誌の 「ぴあ」 もよく買っていたし (欄外(柱) の投稿スペース、はみだしYouとPia が面白かった)、ぴあマップも重宝しました。 買ったばかりの車にぴあマップ積んで、都内だ横浜だと遊びに行っていたものです。 どちらも今はネットやカーナビで足りてしまうし、当時時代の最先端だった会社やサービスも、あっという間に置いていかれたりもするんですね。 90年代なんて、ぴあは勝ち組の代名詞みたいな扱いだったのに。 今回の件が直接どのくらいの影響を与えるか分かりませんが、今後も代理店的な仕事はどんどん衰退して行くんだろうなぁ。

■ '08年1月8日〜
  報道によると、埼玉県は鷲宮の鷲宮神社の初詣客が、昨年の 13万人から、一気に倍増の 30万人に膨れ上がったらしい。 鷲宮神社と云えばアニメ 「らき☆すた」 の柊姉妹の住むところという設定で、昨年の夏頃からオタの 「聖地巡礼」 が始まったところですが、さすがに 17万人増ってのはすごいですね。 今年の正月は天気が良かったから、どこの神社も昨年より初詣客が増えているそうですが、らき☆すた効果が相乗したとしても、せいぜい5〜6万人増える程度だと思ってましたよ。

 昨年に原作者や声優さんらも駆けつけた公式参拝イベントがありましたが、地元の人たちも大歓迎だったそうですし、さぞかしにぎわっていたんでしょうね。 こりゃ次は夏祭りも盛り上がるのかも知れん… (^-^;)。

■ '08年1月7日〜
  捕鯨問題で日本との対決姿勢を鮮明にしているオーストラリアで、ある動画が話題になってるそう。 YouTube に投稿された 「Racist Australia and Japanese whaling 白豪主義オーストラリアと反捕鯨」 という動画で、アップされた昨年末に掲示板のその手のスレに URL が大量にコピペされていたので当時見てみましたが、ビデオ編集に手馴れた職人が捕鯨問題を科学的に正面から論破するのではなく、オーストラリアの人種差別とそこから生まれているであろう醜いダブルスタンダード (自分たちはディンゴやカンガルー、あるいは家畜としての牛や豚を殺しまくってる、その矛盾) を、とにかく感情を揺さぶるような構成で訴えかける動画でした。 動画は こちら (動物の死ぬシーンが何度も出てきます。 自己責任でお願いします)。

お飾り  この動画が話題になったのは、オーストラリアのメディアがこれを取り上げ、さらにオーストラリア政府のスポークスマンやスティーブン・スミス外相までがこの動画に言及、態度を硬化させているからで、2ちゃんあたりでは 「外務大臣が釣れた」 なんて一種のお祭りになっているよう。 手法の是非を含め、日本人の間でも賛否両論真っ二つ、やや賛同が多いって感じでしょうか。 オーストラリア人からと思われるコメントも殺到してますが…あちらの人は煽り耐性がないんですかね? (^-^;)。

 論理的な事実の積み重ねは大切ですし、やたら煽り立てるような扇情的な主張はお互いに厳に慎むべきですが、実際は日本がどれだけ科学的な調査をし、それを基にした客観的なデータをいくら提出しても一顧だにされず、ほとんど感情論で頭ごなしに反対され続けています。 一方で、ノルウェーやアイスランド、フェロー諸島 (デンマークの自治領)、アメリカやロシアの先住民族などが日本のような調査捕鯨ではなく商業捕鯨をしているにも関わらずこれは認められています (逆に日本が 「これではダブルスタンダード」 だとこれらの捕鯨に反対して凍結されていた)。 要するにどういう形であれ、国際捕鯨委員会(IWC) ではほぼ日本だけが一貫して 「野蛮だ」 と罵声を浴びせかけられているんですよね (ちなみに韓国は 「死体が海岸に漂着した」 と称して毎年 400頭余りを密猟してます)。

 オーストラリアが反対というか、親中反日政権となりそのまま反日の急先鋒になったのは、オーストラリア国民の1割を超えるらしい華僑系国民の意向も大きく働いているようですが (留学生だけで250万人近いそうだから、1割じゃきかんわな)、感情論で感情論を返すのは堂々巡りとはいえ、ここまで理屈が通らない相手だと、国際社会における議論などは、所詮声の大きさだけの勝負になるのかね…なんて思ったりもしますね。 それにしてもクジラ救出に軍隊を派遣ってのも前代未聞ですが、いったいどこまで突っ走るんでしょうか、オーストラリアは。

 昨年末、オーストラリアの日本大使館に赤ペンキがぶちまけられて、それでも逮捕者は出なかったり、今年に入って日の丸を血で染めたようなパフォーマンス (赤い塗料で真っ赤になってる女性はどうみてもアジア人ですね…) をしたり、今回の動画ではじめてみましたが、ご当地のビールのネット用のCF動画 (すし屋でクジラ料理を頼んだ日本人をモリで突き刺して電気ショックで殺す内容、さすがにテレビの地上波では流さなかったそうですが) とか、ひどいね。 オーストラリアは先の大戦での昭和天皇の戦争責任を執拗に追及するなど、元々西側諸国では反日傾向が強い国でしたが、今回この動画で一番痛いところを突かれて驚いているってところでしょうか。

 日本の外務省は相手国の顔色を伺うばかりですし、日本人は温厚で煽り耐性が高く反撃や反論をしないのでやりたい放題に叩くだけ叩いているんでしょうが、民間人同士が直接意見をぶつけられるネットの世界だと、今後はこういうケースが増えてくるでしょうね。 日本人は沸点は低くてそう簡単に怒ったりキレたり軍艦を出すなどと発言はしませんが、感情だって民意だって我慢の限界だってあるんです。 そろそろ先に手を出したオーストラリア側から、振り上げた拳を下げてくれないと困ってしまいます。

■ '08年1月6日〜
  という訳で、あたしにとっては一年間の娯楽の1割くらいを担う NHK 大河ドラマの今後を占う、60分拡大枠の 「篤姫」 第一回目 「天命の子」 を視聴。 映像の世紀のOP風味をクリムト風でつなげて、お約束の琳派でしめたようなOPは豪華で好きながら、宮崎あおい出ずっぱりでしつこすぎてイマイチな感じですが、まあ何度も見ると馴染んでくるのかな。 さて本編はどうかいな、と見てみたらば…。 あぁ、あたしの 2008年の大河、いきなりオワタ…_| ̄|○

 いや、事前に企画意図とかキャスティング、スタッフなんかを見て予想はしてたんですが、正直これほどとは思いませんでした。 宮崎あおいはどう見ても姫に見えないし、演技もセリフ棒読み。 赤ん坊、子役を3度スイッチして初回から宮崎あおいが出たのは、子役回が続いて視聴率低迷、仲間由紀恵が出て視聴率が回復した 「功名が辻」 の教訓なのかも知れませんが、生まれてから一気に十数年を 60分でやるので、ほとんどホームドラマのダイジェストを見ているかのよう。 コメディ要素に希望は持てるものの、第一話には見せ場らしい見せ場はひとつもなく (家老・調所広郷との対峙がそれなんでしょうが)、調所から貰った抜け荷のナツメをほおばる姿は、どこかの町娘のよう。 いくらなんでもこれは酷いんでないかい… (´;ω;`)。

NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 前編  それと篤姫のセリフは標準語ってのも違和感ばりばり。 せっかく薩摩弁から大奥へ入るための修行で立ち居振る舞いや言葉遣いなんかが洗練する成長物語が描けるのに (だから今は町娘みたいな振る舞いにしてるんでしょうし)、いきなりこれでは萎え萎えもいいとこ。 ドラマ 「大奥」 での菅野美穂のけなげな方言は良かったのになぁ…。 見所は、大河常連 平幹二朗の怪演技と、ちらっとしか出なかったけどいきなりアクセル全開の堺雅人 演じる家定くらいか…。 斉彬に高橋英樹、京都の右大臣に春風亭小朝なら、いっそ役所広司も出して3匹が斬るでいいよ、もう。

 最後のナレーションで、「江戸城無血開城をして日本を救うことになるとは…」 みたいなのがありましたが、これも無理がありすぎだろ。 勝安芳 (海舟) と西郷隆盛との友情とか信頼が大であって、その次は和宮だろうに。 これらは 「翔ぶが如く」 なんかの大河で触れたから、今回は別解釈なのかも知れませんが、幕末、女の目線、ホームドラマと来たら、大奥のような権謀術数渦巻くドロドロした人間模様が描かれるわけでもなく、篤姫(天璋院) が男中心社会の政治や歴史のうねりにただ声をあげ、現代の価値で平和だの人類愛だのを訴えるだけの (あるいはスーパー篤姫として時代をどんどん作り変えちゃう) 薄っぺらいものになりそう。

 まぁこの手のドラマの第一回とその後では印象がガラリと変わっている場合もあるので今後に期待したいものですが、ぜひとも大河らしい大河を放映して欲しいものです。 ホームドラマは朝の連ドラや通常ドラマ枠でやればいいじゃないですか。 飢えた農民のそばでおむすびを頬張るという演出は、ある意味でノブレスオブリージュを的確に表現したものとも思うので、宮尾登美子さんの原作も評価が高いようですし、篤姫が単なる後だしジャンケンでキレイごとばかり云ってる博愛主義者にならないことを祈ります。 まぁ過去にあたしが 「こりゃあかん」 と思った大河は、たいてい視聴率は良いので (北条時宗と武蔵 MUSASHI を除くw)、これもそれなりに支持されるのかのぉ…。

■ '08年1月5日〜
  日記関連ページほかのタグの修正をだらだらと。 こういう面倒な作業は休みでないとなかなか手につきませんね。 無駄な時間を使ってるような気もしますが…。 世間的には6日から仕事始めのようですが、うちの会社は昨日からほとんど通常営業。 今日からは出勤も普通に事務所です。 あたしゃパソコン前で作業してるだけですが、外注さんもかなり辛い感じになってるっぽいので、上手くサポートして回して行きたいものです。 去年から引きずってるシステム開発の件は7日以降に打ち合わせも延期。 最悪の場合でも自分で全部やろうと思えばやれちゃう仕事と違って、あたしには手が出せないシステム開発なんかだと気苦労ばかり多くてトホホです。 今から php とか本格的に勉強してマスターするのはさすがに無理な気が…。 でもせっかくの新しい年ですし、今年も何かあたらしいことにチャレンジしたいですねぇ。

 埼玉県の鷲宮神社の初詣がすごいことになってるそうだ。 うぬぅ…あたしの今年の年末年始はいつもにも増して濃ゅい感じで推移しているし、社会見学のつもりで見に行きたいものだが、どうしたものか。 うぬぬ。

■ '08年1月4日〜
  日本経済新聞の報道によると、民主党がインターネット上の違法・有害サイトの削除をプロバイダーなどに罰則付きで義務付ける法案の国会提出に向け、党内調整を始めたらしい。 主な対象は自殺勧誘や出会い系や児童ポルノサイト、さらに 18歳未満の利用者に有害なサイトとなっていますが、18歳未満の利用者への 「アクセス制限」 ではなく、サイトやコンテンツそのものの 「削除」 を罰則付きで求めているのが、自民党なんかが出してる法案と明確に違う点ですね。

アキバ看板  サイト開設者やプロバイダーは違法情報を発見次第、自らそれを削除しなくてはならず、違法かどうか明確でなくとも、「有害な恐れ」 がある場合は児童が閲覧できなくなるような措置を講じるよう義務を課し、それを怠った場合には懲役を含む厳罰があるようですが、言論の自由、表現の自由の規制や検閲が大好きな中国共産党にそっくりの政党になってきましたね。 あるいはこないだ訪中した時にでも、「日本のインターネッツォは反中情報が酷い、何とかしろ」 とでも注文されたんでしょうか。 中国はかつて日本の外務省に 「お前らの国のマスコミを黙らせろ」 と命令までしてますから、さもありなんですね。

 それにしても、「表現の自由」 なんて、国民のもっとも根本的な権利だと思っていましたが、それをこうもやすやすと脅かす法案を出せるなんて驚きです。 ちょっと前にマスコミの報道に対する規制の話がありましたが、あちらは明確な捏造であっても、「報道の自由を犯すからダメ」 で削除され、個人が発信する情報は罰則付きで削除、逮捕って、どう辻褄があう話なんでしょうか。 報道の自由なんて権利はなく、国民の知る権利と表現の自由とが合わさった二次的な権利なんですけどね。 二次的な権利は配慮して、憲法にも明記された国民の一次的な基本権利はないがしろですか。 たいした民主政党ですよ。

 そもそも 「違法サイト」 はその時点ですでに違法なんであって、2重3重に罰則を設ける意味が分かりませんし、利用者に18歳未満の人間がいるかどうかなんて、どうやって判定するんでしょうね。 アクセス制限なら利用者のパソコンにソフトを入れて年齢認証を入れるなり、プロバイダのアカウント作成時に本人確認を取るなど方法はありますが、サイト設置者にもその情報を通知するってことでしょうか? 年齢フィルタリングと云えば、悪名高き キッズ goo ってのがありますが (以前は、独島で検索すると出てくるけど、竹島で検索すると何も出てこなかったw)、こういう恣意的な判断でコンテンツやサイトそのものを勝手に 「有害」 と決めつけこの世から消すって考えが、本当に恐ろしく感じますね (ちなみにうちのサイトもキッズ goo からはじかれているので、有害サイトになりそうです (^-^;)。

 それにしても、こういう政治家や役人が、何でこうも揃って 「ネット」 を狙い撃ちにしますかね。 例えば有害情報は何もネットや掲示板の中だけの話ではなく、公衆トイレや公衆電話ボックス、街の電柱なんかにもあふれていますよ。 今回の法律では、公衆トイレの管理人や公衆電話ボックスの管理者、電柱の管理者に罰則付きで 「ピンクチラシやステ看板を撤去しろ」 といってるようなものです。 近所に小中学校のある国道の電柱にホテトルのステ看板がくくり付けられていたとして、国土交通省の役人が撤去違反で逮捕なんかされるんでしょうか?

 中にはそういう法律があると、「撤去する大義名分が出来た」 と思う管理者もいるかも知れませんが、ネットの場合はサーバスペースは利用者が利用規約を守るなり料金を支払うなりして借りているものだし、現時点でも利用規約に反するコンテンツのアップをしていたら、ちゃんと削除はできる訳です。 どうしてネットばかり2重3重に厳罰を課してまで規制したがるのか、単に 18歳未満の若年層保護の目的ではなく、何か別の理由があるのではと邪推もしてみたくなります。 ちなみにアメリカでは年齢制限義務化の法律は違憲判断が下され却下されてますよ。 その違憲理由をちゃんと調べてみたらどうなんでしょうか。

 以前同じ会社で仕事しててその後実家の北海道に戻って就職していた友人が、神奈川県は小田原に社内移動でやってきたらしい。 2年くらい前に秋葉原に一緒に行ったのが最後で、その後はメールのやり取りはするものの長電話なんかしてなかったんですが、久々に電話がかかってきて1時間半あまり無駄話を。 かなり忙しい仕事らしく、また小田原も微妙に遠くて、以前のようにほいほい一緒にどこかへ出かける訳にも行きませんが、とりあえずちょっと嬉しいw 静岡にも友人がいるし、一度遊びに行ってみようかのぉ…。

■ '08年1月3日〜
  お正月休みだと云うのに、仕事のメールボックスには大量のお仕事メールが。 超納期が迫ってる外注さんに発注してるウェブサイトデザインのコーティングやら印刷物のレイアウトやらの確認がメインですが、あたしゃほんの少しまだ出番が先なので (逆に 10日後くらいは地獄の一丁目をさまよってるのは確実…)、ちょっとのんきな感じです。 コミケやら初詣やらコスプレ雀荘やらなんかに行ってサボっててサーセン!(><。)。

萌え惣菜セット  という訳で、半分仕事、半分趣味で取り組んでいるのは、ウェブサイトデザインのフル CSS 化…は無理ですが、結構なところまで CSS で組みなおす作業ですか。 あたしの場合、自分用のテンプレートを作って、後はそれを使いまわすような作り方でウェブサイトを作っているんですが、CSS 関連は 「これで大抵のサイトは問題なく対応可」 みたいなテンプレートがまだ作れてなくて、いつもレイアウト案やら仕様書やらに合わせて作っているので作業効率も悪いし、なかなか CSS も覚えられない。

 ブログのカスタマイズなんかは仕事で結構やってるんで、他人が作ったのをいじるのはわりと出たとこ勝負で可能なんですが、やっぱり新規サイト作成なんかだと、テンプレ配布サイトやら専門書やらを参考にしつつも、一旦は全てを理解し全てを自分で記述したテンプレートがあるのとないのとでは、えらい違いです。

 目下、同人用語の基礎知識でそれを作ろうとしてるんですが (仕事、趣味どちらも合わせて、あたしが管理してるあらゆるサイトの中で一番大きく、複雑怪奇なのがこのサイトっす)、 float やら position やらを使ってできるだけ Web 標準準拠でやろうとすると、結構制限があって難しい感じです。 TABLE で組めばどんな複雑なレイアウトも完全に作れるのに、何でこんな苦労を…と、投げ出したくなることも多数。

 例えばヘッダ、左カラム・中央カラム・右カラム、フッタの5カラム組のレイアウトをするとして、全てが固定ピクセルだと簡単なんですよ。 実際仕事で作る場合は大半がサイズ固定 (場合によってはフォントサイズも固定) だったりするんですが、あたしゃ個人的な趣味としては、画面サイズやフォントサイズが固定された自由のないレイアウトは苦手なので、可変にしたくなってしまいます。 可変してもメニューが並ぶ左右カラムだけは固定したい、カラムの境界線も固定したい、けれどワイドが稼げないモバイル端末なんかではカラムが自動改行して使いやすくしたい…なんてことになると、さっそくレイアウトが崩れてきます (^-^;)。 あるいは Internet Explorer で問題なく表示されてヨシ! と思ってfirefox や Macintosh で見たらガタガタだったり。

 以前アルバイトで来てくれていた女の子が専門学校で習ったのは 「どんな文字サイズ、どんな環境でも1ピクセルもズレずにレイアウトを再現するのが大切」 だったらしく、これをとことん叩き込まれていたようで、作業依頼すると透明 gif でスペースをガチガチに固定しているものを毎度上げてきてくれました (いつも ctrl キー+マウスのホイールグリグリで確認してました)。 おかげで修正する時に、ちょっと他をいじるとたちまちレイアウトがズレて泣きたくなりました。 TABLE の入れ子も4つ5つどころか 10だ 20だが colspan や rowspan、css の class 指定入り乱れて積み重なっていて、どこをいじったらこの1ピクのズレを直せるのか、場合によっては原因を調べるだけで小一時間かかったり…。 ここらは業界内でもいろいろ 「流派」 があるようですね。

アキバお土産コーナー  裏ワザ的なものを使えばこれもわりと簡単に回避できますし、以前はこういう裏ワザを考えるのも好きだったりしたんですが (変な裏ワザをやりすぎて未だに《ぱら☆あみ》サイトは frame の呪縛から逃れられないです…全部手動で直さないとダメだし)、標準勧告に則るとなかなかそうもいかない。 どこまでが勧告以内でどこからがそれに外れるのか不明瞭な場合もあり、どうにも煮詰まってしまいます。 個人的にはレイアウト実現のためだけに意味のないオブジェクトを配置する (透明な画像など) のは、どう考えても裏ワザだと思いますが (その意味では当然ながら TABLE レイアウトは完全にアウトですわな)、マージン指定でそれが出来ないと、やるしかないのか…なんて気になったり。

 あるいは原則的には完全にルール違反ながら、多くのサイトで当たり前のようにやっている指定はどうするのかとか。 例えばページタイトルにはH1タグを使いますが、これをそのまま使うと馬鹿でかいサイズになって上下に余白が大きく出てしまいます。 スタイルシートで大きさを変えてしまうのは簡単ですが、検索対策にH1タグは有効と云われていることもあって見た目だけスタイルシートで変更するのはスパムと同じじゃないの? なんて思いますし (Google 自身のサイトでもこれはやってたりするんですがw)、一方で、H タグでタイトルや見出しを指定しないのも不親切とも思うし、こだわればこだわるほど袋小路。

 ページレイアウトの流行も移り変わってますね。 元旦より Yahoo! JAPAN がついに他国 Yahoo! と同じ新しいデザインになりましたが、ワイドが一気に 950ピクセルまで拡大しました。 いまどき、昔のような 640ピクセルなんて、むしろ見難いと思いますが、利用者の多くがブラウザの左にお気に入りや履歴を表示しつつ利用するのを考えると、やっぱり 800ピクセル程度が限界じゃないの? なんて思ったりもしますが、大画面が当たり前になりつつある現在、これらも単なる好みの問題になりつつあるような気もしたり。 そういやメニューバーはヘッダと左カラムが一昔前は当たり前でしたが、今はむしろ右カラムに場合によっては横2段組で表示するのが主流になったりして、移ろいが激しい感じです。

 まぁこのへんは、飯の種でもあり、趣味でもあるので頑張りたいものですが、今必死に覚えた技術も、数年で過去のものになるんでしょうし、システム屋さんなんかはもっと激しい技術革新のスピードにさらされているわけで、だからこそ需要と仕事が生まれるんだとは云うものの、やっぱり難儀な世界だと思いますね。 正月中にリニュは無理っぽそうだな… 。:゚(。ノω\。)゚・。 とりあえず文字色が特定機種で非常に読みにくいのはわかったので、10年ぶりにちょっと変えてみました…。

■ '08年1月2日〜
  という訳で、いつものように《ぱら☆あみ》メンバー集ってのアキバツアーを行いました。 コミケ参加組もいるので年内に集まりたかったところですが、予定が立たず言いだしっぺも現れず (^-^;)、急遽本日開催となりました。 やはり年に1度や2度は、《ぱら☆あみ》総研の上級フェローが集って、日本国民の平均値にもっとも近い人間ばかりが集まるアキバでその動向をつぶさに調査せねばのぅ…。 風邪っぴきでカナさんが寝込んでしまいましたが、アベル鷹仲さん、蝉時雨さん、ZEROさん (あいうえお順) と不肖この うっ! の4人での探訪となりました。

てんぱね看板  今回は、アベル鷹仲さん、たっての希望で、コスプレ雀荘 「てんぱね」 さんにお邪魔しました。 マージャンなんて《ぱら☆あみ》メンツでやるのは7〜8年ぶりな感じですが、満貫以下の地味な上がりが3回、流局炸裂の地味〜な半荘でした。 見せ場はアベル鷹仲さんの海底と、オーラスのコスプレ女性店員さんの立直を皮切りに下家に連続で立直が続いた3人リーチ。 勝負はZEROさん2回上がりでトップでしたが、点棒がほとんど動かないドラマのない45分でした (っていうか、あたしなんか、テンパイとノーテンの罰符でしか点棒が動かなかった…参加してえぇぇ)。

 しかしまぁ、思いのほか久々のマージャンは楽しく、待ってる間はフリードリンクでイスに座ってダベってられるし (マンガなんかもある)、初回1人 1,000円で1時間半くらいはたっぷり時間が潰せました。 結構お勧めですね、このお店。 正月だというのに相変わらずアキバはえらい人出で、このお店も結構お客が入っていました。

 次に目指したのはネット界隈で話題沸騰のぽっちゃり系メイドカフェ 「ぽメらにあん」。 住所を頼りに散々探しましたが発見できず。 よくよくモバイル端末で調べたら、どうやら常設のメイド喫茶じゃないんですね (ちゃんと事前に調べろよw)。 普段は別の名前の居酒屋さんのようです。 むむぅ…これではそう簡単に見つからない訳だわ…。 残念無念。

涼宮ハルヒ等身大フィギュア 涼宮ハルヒ等身大フィギュア  その後はメッセサンオー本店のゲーム発売キャンペーン (PS2用 ソフト 「涼宮ハルヒの戸惑」 販促) のために展示されていた 「超エグゼクティブプロデューサー」 涼宮ハルヒ等身大フィギュアなどを見物しつつ (写真右、クリックすると拡大します)、居酒屋 (海鮮居酒屋 築地 はなの舞) で4時間あまり、世間話に花を咲かせました (相変わらず非生産的な集まりやってるな… (^-^;)。 まぁ新年会みたいな感じでしょうかね。 このお店、値段のわりに料理は美味しいし、席もいい感じに広くて、初めて来たけどなかなかのお勧め居酒屋さんでした。 正月から初めて入った店が全部当たりだとちょっと嬉しいですね。

 気がつけば秋葉原駅の電気街口前のサトームセン駅前第1号店が閉店、ヤマダ電気のチラシ配りがいて、またひとつ馴染みの店が消えた感じですが、再開発が続く中、それでもいつ訪れても楽しく癒され新しい発見もある、そんな秋葉原であって欲しいものです。 バカ話できる友人の存在もね。

■ '08年1月1日〜
  《ぱら☆あみ》をご覧の皆様、明けましておめでとうございます \(^o^)/
2007年は大変お世話になりました。 本年もどうか《ぱら☆あみ》と、不肖この うっ! をよろしくお願い致します。

 という訳で、妹夫婦が御節を持ってやってきたので、しばしお正月気分を味わった後、初詣と墓参りに行ってきました。 妹夫婦は昨年結婚ですが、今年はあちこちにお年始回りしなきゃならなさそうで大変そう。 昨年末には旦那さんの実家に あたしもお邪魔して忘年会だったので、新年会はうちと云うことになりました。 昨日はコミケ疲れもあり掃除も洗濯も後回しで、やってくる2時間前ほどに起床して元旦の大掃除 (ただし居間のみ) となりましたが、洗濯機がゴンゴン鳴ってる中お年始ってのも、ちょっとオツなものです…。

だるまちゃん  初詣は地元の神社に参りましたが、毎年買ってるだるまは、だるま市の立つのが2日3日なので、元旦の今日はなし。 でもだるまを売ってるお店があるにはあったので、早速手ごろなサイズのものをゲット。 …と、よく見ると、ピンク色で 「目の入った」 だるまさんがなぜかあります。 金色や黄色、緑色のだるまは、風水用のやつをしばらく前から見かけていましたが、こんな妙なだるまは初めてみました。 何やら目を閉じてるだるまもあるし、それぞれの目元には女性がネイルアートとかで使うようなキラキラするパーツが接着されてます。

おせち  「これは何のだるまなんですか?」 と尋ねたら、「恋愛成就のだるま」 なんだそうだ。 よく見ればお腹の模様のようなものが 「LOVE」 の崩し文字になってて、なるほど女性が恋の願掛けに買うだるまなんでしょうね。 うぬぅ… 2,000円だし、一応買っておくか… (こんな自分を、自分ではかわいいと思います ><)。

 その後仕事がらみの電話などもありつつ、この日記ページの更新を。 毎年半期ごとに1ページが追加されるこの日記ですが、今回は検索機能とユーザビリティ向上のために文字の大きさ設定を行う機能をつけてみました (ヘッダ右部分)。 検索機能はトップページについていたし、文字サイズも元からピクセル設定をしてないのでブラウザの文字サイズ設定で大きさを変えられるし、意味がないっちゃ意味がないんですが。 まぁ何となく、ユーザビリティに配慮してます的アピールをしたい企業が偽善的につけてる機能って感じもしますが、とりあえず流行なんで良いとしましょう (^-^;)。

 まあこんなしょぼいデザインの日記ですが、昨年に RSS 対応にもなったので、無駄に機能だけは今風なのがうちっぽくて良い感じ。 っていうか、半年ごとに一覧表示はウザイ、重い、読みにくいと評判なんで、ユーザビリティ云々いうならそっちから先に手をつけろって噂もありますが…いろいろ注文つけてくれる数少ない読者様には申し訳ありません (><。)。 途中で四半期ごとに変えるかもしれないので、勘弁してください (ちなみに本来は、リニュ予定が暗礁に乗り上げてる同人用語辞典用の機能だったりします)。 そういや掲示板も復旧できてないなぁ…うぬぅ。 ともあれ、今年も《ぱら☆あみ》をご覧の皆様にとって、幸せで有意義で素晴らしい1年になりますよう、お祈り致します。

 とりあえず年賀状の整理をするか…まさか吉永小百合から来るとは思わなかったよ。
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