同人用語の基礎知識

明け方マジック

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笑い始めたらもう止まらない… 「明け方マジック」

 「明け方マジック」 とは、深夜から早朝にかけて訪れる独特の精神状態のことです。

 言葉としては、マラソンなどの長距離走をしていると 脳内 に分泌する 「エンドルフィン」 などの作用により気分が高揚してくる 「ランナーズハイ」 に近いもので (いわゆる 脳汁 が出ている状態)、睡魔に襲われ肉体的・精神的疲労などから論理的な思考ができなくなり、気分や感情だけが行動を支配したり、その気分や感情が異常なハイテンションになるなどといった状態となります。

 この状態となると、普段ならピクリとも面白いと思わない些細な出来事が異常に面白く感じられ、つい笑いを誘いそれが収まることがなくなってしまったり、逆に涙もろくなってしまったり、朦朧とした意識の中で普段ならあり得ないようないい加減な判断を下したり (不必要なものを買ったり、やりたくないことを安請け合いしたり)、「もうどうにでもなれ」 といった自暴自棄の考えになってしまったりします。

 なお一般的にはお酒(アルコール) による酔いは要素として含めない考え方が普通ですが (あくまで深夜から明け方にかけての時間帯が及ぼす影響のみを指します)、人によってはその時間帯に起きている場合に酒が欠かせないケースも多く、一緒くたにして 「明け方マジックだ」 とする場合もあります。

締め切り間近、徹夜続きの合宿中にこのマジックにはまると…

 自分ひとりだけの場合でも、こうした状況に至るケースはありますが、友人知人、同僚らと複数人でいるときには特に陥りやすい場合が多いものです。 徹夜 続きの過酷な仕事、睡魔が襲う徹夜マージャンの明け方頃や カラオケ、さらには 同人 の世界で 締め切り が迫る中、「合宿」 して 同人誌 のための 完全原稿 を必死で作っている…なんて状況、修羅場 などがポピュラーでしょうか。

 こうした カオス な状況で生まれる新しいアイデアも少なくなく、独特な精神状態となる 「明け方マジック」 を好むような人も結構います。  

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2007年10月3日)
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