自分だけの世界が全ての人…「脳内」
「脳内」 とは、「頭の中だけの世界」「頭で思い浮かべただけの世界」、あるいはそうした世界の住人を指して使う意味です。 つまり、頭の中 (脳内) で勝手に作り上げられた 妄想、もしくは 「妄想の中に生きる人」 になります。
多くの場合、「脳内」 を接頭語とし、「脳内妄想」 とか 「脳内ストーリー」「脳内変換」 などなど、他の言葉を後ろにつけて様々な形で使われます。
内容は勝手な思い込みをベースに若干の被害妄想や、あるいは反対に独善的ご都合主義的な展開などがあったりし、根拠に乏しく矛盾に満ち満ちたものが多いです。 当然ながら周りからは、嘲笑の対象になりがちです。
他人の意見に耳を貸さず、全てを 「脳内」 で自己解決
とりわけ嫌われるのは 「脳内変換」 と呼ばれるもので、人の意見などを自分に都合の良いように拡大解釈したり読み変えてしまう事でしょうか。
「そんなことを言っても、内心は○○だと思ってるんでしょ!」「口でいくら良いことを言っても、こっちにはあんたの本当の気持ちが分かってるんだ」「○○ってことは、□□だと思ってるんですね!わかりました!」 なんて感じになります。 こうなってしまうと、もはやどんな言葉も届きませんし、話し合いにもなりません。 というわけで、掲示板 などで行なうと、かなり嫌われますね…。
そいや、全然本が売れないのに自分は人気同人作家だと信じきっている 「脳内大手」 なんて言葉もありますね…。 多くの場合は、単なる 電波・デムパ だったりするようですが。 なおこういった妄想の激しい人、香ばしい 状態の人などは、ゆんゆん、ゆんゆんしてる などと呼ばれます。