必死でキャラのレベル上げしてたら窓の外が明るくなってました…
「集中作業」(しゅうちゅうさぎょう) とは、ほかの事に気を取られず一心不乱にある作業に没頭して取り組むことです。
自分で意図して、あるいは努力して集中した作業となる場合もありますが、夢中になって作業して気がついたら 徹夜 となり夜が明けていた…のような、よく考えたら2日間くらいご飯もろくに食べないくらい集中していた…のような、本人が意識せず没頭して作業する場合にもよく使われます。
仕事はすぐ気が散るのにゲームは夢中になれる…ふしぎ!
またこの場合の作業は、いわゆる 「仕事」 のためのものというより、趣味 や遊び (ゲーム や読書、アニメ の鑑賞)、趣味性・創造性の高いクリエイティブな仕事 (漫画 を描く、ウェブサイトを作ったり更新したり、あるいは史料編集や企画書などの作りこみなど) の場合が非常に多くなっています。 こうした 「尋常ならざるのめり込み方」 は、ある意味 おたく な気質を持つ人の特性、特徴ともいえますから、例えばアニメを見ることと、積んでいたゲームをプレイすることを、ことさらに 「集中して○○の消化作業をしていました」「集中して○○の作業をしました」 なんて話す場合もあります。
一方趣味であるはずの 原稿 描き、同人誌 のための原稿作りで 締め切り に追われ 修羅場 となっている場合にも、外向けに 「集中してやってます」「集中せねば」 なんて感じで使われる場合があります。
原稿はぜんぜん進まないのに部屋はどんどんピカピカに…ふしぎ!
実際は原稿描きに関する限り、集中してますと自分でいう場合には集中していない場合が大半で、たいていは今やらなくていい部屋の 掃除 をはじめたり (締め切り間際の濡れ雑巾やコロコロは大変危険です!)、パソコンのいらないファイルの削除やフォルダの整理などをやっていたりします。
職業として漫画や小説などを描いているプロ作家はともかく、趣味の 同人作家 の締め切りに対する感覚は独特なものがありますね。 仕事と違い別に放棄したければ放棄できますが、それができない (建前上は楽しみにしてくれている 読者 のため…なんですが)、しかしギリギリにならないとなかなか手がでない…いざ描きはじめるとやっぱり時間がなくて 「なぜもっと早くやらなかったんだ…」 と後悔、でもいざ本になって届くと、「まぁこれはこれでありか」 なんて妙に納得したり。
筆者 もまったく持って他人事ではないのですが…もう少し計画性があれば、本だけでなく人生も素晴らしい作品になったろうに、結構トホホです…。