1980年代〜1990年代に一世を風靡した刺激的なシルエット 「ハイレグ」
「ハイレグ」 とは、High leg cut を略したカタカナ語で、主に女性用の下着 (パンツ) や 水着、レオタードなどで用いられるデザインの一種です。 股ぐりのカットが外に向けて太ももの上から腰、場合によってはわき腹のあたりまで深く入っているのが特徴で、脚をすらりと長く見せると共に、切れ込みが大きくなれば必然的に股間の部分はどんどん細くなり、鋭角状になった股間部分を際立たせる効果があります。
日本においては ワンピース タイプの 水着 (ワンピ水着) でよく用いられ、とくに海辺やプールサイドでの水着姿だけでなく、レース場のいわゆるレースクイーン (RQ) や各種 イベント におけるコンパニオンらが身に着けた スタイリッシュ でセクシーなシルエットから人気となりました。 ハイレグを大胆に取り入れた水着はハイレグ水着と呼びます。
適切なハイレグは、ある程度体形をカバーしかっこよく見える
トップス の ブラ と ボトムス のパンツが分離した ビキニ では、元々腰回りを生地でたいして覆っていないためさほど切れ込ませることが出来ませんが、ワンピース水着やレオタードなら、極論すればわきの下まで切り込むことができます。 極端なハイレグはあまりに刺激的に見える一方、ビキニなどに比べるとある程度体形をカバーする効果もあり、時代を下ると野暮ったかった スクール水着 などにも、競泳用水着の流れを汲む形でハイレグが取り入れられるようになっています。
ビキニなどの 「紐」 を用いた水着も、前後して登場したTバックやIバックといったほとんどふんどしのようなお尻丸出しスタイルになったり、さらには マイクロビキニ と呼ばれるような、ほとんど 大人のおもちゃ 扱いされるほどの 露出 がされたものも登場しています。 そのうちの一部ではハイレグとも融合し、より刺激的なシルエットを競うようになります。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
関連する同人用語・オタ用語・ネット用語をチェック
