夏のビーチは危険がいっぱい☆ 「ブラ紐カニさんカット」
「ブラ紐カニさんカット」 とは、イラスト などでよく描かれる題材の一つで、おおむね 水着 姿の女性の キャラ が夏の海の砂浜でカニさんと遭遇し、ハサミで ビキニ水着 のブラジャーの紐などをチョッキンされて胸が露わになりそうになり、頬を赤らめるといった内容のものとなります。 「ブラ紐チョッキン」 あるいは単に 「カニさん絵」 とも呼びます。
夏を題材とした典型的な 季節絵 となりますが、健康的で必要以上に エロ くならず、かといって美少女キャラの可愛さが最大出力となる頬を赤らめての恥ずかしみを自然な形 (そうか?) でコミカルに明るく描けるので、とりあえず海と水着を描くならカニさんは必須だろという 絵師 さんは少なくありません。 作品によってはカットする前 (キャラが甲羅干しなどをしていると、カニさんが紐に向かってにじり寄るみたいな) で、先の展開を暗示するにとどめる場合もあります。
こうした描写のルーツがどこにあるのかは不明ですが (まぁ古いアメリカのアニメなどでも類似の表現はありますし、何となく春画 (浮世絵) あたりにも水着ではないものの類似の表現がありそうな気がすごくしますが)、いずれにせよある種の 王道・鉄板 として認識されているといって良いでしょう。
日常生活でちょっとしたアクシデントによってエッチなことになる事象を 「ラッキースケベ」 と呼びますが、そのうちの代表的なひとつだと目されることもあります。
あくまで健全・微エロに留めるのがキモだったり…
なお胸 (具体的には乳首) さえ 露出 していなければ、おおむね 健全 な扱いとなりますが、乳首が ポロリ の場合は 成人向け の扱いとなります。 18禁 の成人絵を描くならもっとどぎつくても良いわけで、やはり健全・微エロの範囲に収めるのがこの ネタ の活かしどころなのでしょう。
ちなみに紐を切るのではなく、布地部分を切り取る場合もあります。 この場合は 穴あきもの と呼びます。 肩紐があまりに太くてカニさんの切断では不自然になる スク水 などで見かけますが、分厚いスク水の生地が切れるなら紐だって切れるだろ JK という気もしますが、これはこれで珍重されるケースもあります。