お上品で足も細く見えるかも? 「ハイソックス」
「ハイソックス」 とは、和製英語で膝下丈の 靴下 のことです。 おおむねふくらはぎを覆うくらいの長さで、英語でのニーハイソックス (knee-high socks/ Knee-length socks) のニーが略されたものとなっています。 ニーソックスと呼ぶこともあります。 略語としてはハイソ、色 を接頭して白なら白ハイソとかさらに略して白ハイ、紺色なら 紺ハイ、茶なら茶ハイみたいに呼ぶこともあります。
元々ハイソックス自体は着用者の性別を問わないものですし、現在でもスポーツや特定の職業においては男性用のものもよく使われます。 一方で街中着としての 日常 の生活においてはもっぱら女性、とくに女子中高生らが 制服 と一緒に用いるものとして認識されているといって良いでしょう。 とくに中学生くらいになると、男子のハイソックス履きはスポーツ系の部活以外でほとんど見ることがありません。 女子の スカート と違い スラックス では外から見てわかるものでもありませんし。
なおニーハイと呼ぶ場合、本来ならハイソックスを指して使うべきなのでしょうが、膝上丈の オーバーニー (サイハイソックス) やニーハイと混同され、オーバーニーを指して使う人もいます。
ルーズソックスと紺色ハイソックスの流行
元々制服における靴下は、くるぶしの少し上あたりまでのクルーソックスやブーツソックス、スリークォーターズと呼ばれるような丈のものがよく用いられていました。 その後1990年代に入って ルーズソックス (ルーソ) が流行、それに少し遅れて紺ハイが流行しています。 ハイソックスはそれ以前からもちろん存在していましたが、これ以降は女子生徒の足元のひとつの標準となった感があります。
流行した理由はルーソと同じで脚が細く見えるからだったようですが、その後しばらくすると今度は脚が長く見えるという理由でアンクレットやフットカバーと呼ばれるような極端に短いものも好まれるようになり、時代とともにソックスが長くなったり短くなったりを繰り返しているような感じになっています。
いわゆる フェチ 趣味 のうち、脚フェチにとって重要な アイテム のひとつと見なされており、とくに タイツ や ストッキング を着用しない 生足 が流行し定着すると、脚フェチの中心に位置するほどの存在感を持つようにもなっています。
なお男子中高生らにとっては、足を細く見せる必要がないこと、ソックタッチなどによる手入れが面倒だということもあり、ハイソックスは選択肢から自然と外れるものでした。 とはいえ冬の寒い時期は 防寒対策 として使われることもありました。
一方、1981年6月17日に東京江東区で発生した 「深川通り魔殺人事件」 の犯人の様子は、思春期の男子が白ハイソを諦めることに多少影響はあったのかも知れません。 テレビに映った容疑者は猿ぐつわを噛まされ、下半身はなぜか白い ブリーフ に白ハイソといういでたちで、そのあまりのインパクトは小学校高学年から中高生までの男子のブリーフ離れを引き起こすほどのものでした。 元々選択肢にない上にこれほどの ネガティブ なイメージまでついたら、さすがに厳しいものがあります。









