わんこ好きの心を揺さぶる 「子供が生まれたら犬を飼いなさい」
「子供が生まれたら犬を飼いなさい」 とは、飼い犬についてのイギリスの古い諺、あるいは詩だとされるものが、掲示板 などで 「ちょっと良い話」 というくくりで コピペ として広がったものです。
内容は犬を飼うことのすばらしさ、とくに子供がいる家庭で犬が子供に対して与える良い影響について、その成長段階ごとに意義や効用を述べたものです。 単にわんこ好きの心に訴えかける内容であるだけでなく、2ちゃんねる 周辺では非常に有名なこと、テンポのよい日本語文はアレンジしやすいものであることなどから改変パターンなども作られ、ペットのあれこれを超えた広がり方や親しまれ方をしていると云って良いでしょう。
犬 (わんこ、イッヌ) が好きな人の間でよく知られているものにはこの他、有名な 「犬の十戒」 がありますが、「子供が生まれたら犬を飼いなさい」 ともどもいずれも 作者 不明で、本当にイギリスの諺や詩なのかも分かっていません。 しかし世界中に広がって日本にも入ってきたという触れ込みで、ペット関係の話題ではよく見かけるものとなっています。 なお 「犬の十戒」 とともに、文章の日本語表現が微妙に異なっていることもありますが、これは英語からの日本語訳に多少の違いが生じたからです。
「子供が生まれたら犬を飼いなさい」 コピペ
子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供がおとなになった時、自らの死をもって
子供に命の尊さを教えるでしょう。
改変されたパターンは オリジナル の文章の型や 雰囲気 を残しつつ、犬や子供を別のものに差し替えたり、それ以外の部分を対象に沿ったものに変えたりします。 よく見かけるのはペット人気が高い猫やその他動物のものですが、ペットを離れ自分の好きな アニメ の キャラ や 推し などに置き換え、「このキャラを推すとこんなに良いことがありますよ」 的に、同じファン同士の ネタ としたり、半分本気の 布教 に役立てたりします。
「子供が生まれたら犬を飼いなさい」 改変コピペの例 (猫版)
子供が生まれなければ猫を飼いなさい。
猫が赤ん坊の時、あなたは猫の良きしもべとなるでしょう。
猫が幼年期の時、あなたは猫の良きしもべであるでしょう。
猫が少年期の時、あなたは猫の良きしもべでいるでしょう。
猫がおとなになった時、あなたはやはり猫の良きしもべのままでしょう。
そしていつかその時、猫は自らの死をもって
あなたの心に 猫型の穴を開けるでしょう。
その穴を埋めるには、また猫を飼うしかありません。
わんこまた飼いたいなぁ…
ちなみに 筆者 は両親が犬派だったこともあって子供の頃にわんこを飼っていて、わんこが好きです。 小学4年生だかの頃に 病気 で死んでしまい、それはそれは悲しかったです。 「犬の十戒」 などは、読むと目がうるうるしてきますし、「信号青だから信号渡れるね」(僕犬だから!○○わかんないから! のセリフでおなじみ) は思わず頬が緩みます。 「虹の橋」(ペットを亡くした人に対する詩、こちらも作者不詳) にあのわんこは待っていてくれて再会できるのだろうか…。
たまにネットでかわいいわんこの 画像 などが流れてくるとつい見入ってしまいますね…。 猫は子供の頃に預かったりとか友人が長期出張中に預かったり、野良猫が自宅に忍び込んで勝手に空き部屋の倉庫に住み着いた事がある程度ですが (意を決して飼うことにして餌を置いた翌日にいなくなってしまいました… (´;ω;`)。 戸建て住みの時期が長く、割と色々なペットを預かったことはありますが (うさぎや亀も預かった事があります)、その後はペットが飼えない家に住むことになり、わんちゃんねこちゃんのいない人生を歩んでます。
どちらもそこそこ寿命があるので、年を取ると最後まで飼いきれないかもと不安になりますし、かといって1年2年で死んでしまう動物も、死の悲しみに耐えられない感じがして手が出ません。 わんこまた飼いたいなぁ…。
どうしようもないので、最近は買い物や散歩の時に犬の散歩などと遭遇すると、思いっきりガン見しつつ目を細めて小声で 「かわいいな」 などと呟いて、散歩している飼い主がそれに気づいてちょっと嬉しそうな顔をしたら小さく頭を下げて会釈しながらトテテテテと音が出るような走り方で去るというのをずっとやっています。 ここ20年くらいやってます。