ただ性欲を満たすための捌け口…「肉オナホ」
「肉オナホ」 とは、肉でできたオナホール、すなわち生身の人間を性的な欲望を満たすためのオナホール (オナニーホール/ 大人のおもちゃ) として扱うこと、あるいはそうした状態に置かれた人間のことです。 もっぱらオナホが女性器をかたどり男性のオナニーに使う道具 (性具) であることから、どんな男性の性的欲望も簡単に受け入れる女性を指して使う言葉となります。
似た言葉として 「誰の下半身の処理でもやる」 との意味で 肉便器 や 公衆便所 といった言い回しがありますが、意味的にはほとんど同じ使い方をします。 その他、近い ニュアンス の言葉としては、サセ子、ヤリマン、ビッチ、パンパン、尻軽女 などもありますが、使いどころは多少異なる場合もあります。 対義語や対の 概念 は一般に、肉こけしや肉バイブ (生身のこけしや バイブ、すなわち誰とでもエッチする男性の性器) となります。
販売されているオナホ製品自体は、使用後に メンテナンス を行い何度も使うような高級品から安価で使い捨ての簡便なものまで様々なものがありますが、一般的には使い捨て (せいぜい数回程度の耐用回数) のものが多いため、肉オナホにも使い捨て・ヤリ捨てができる手軽な安い女性、人権もなく射精のための穴としての価値しかない女性、場合によっては貸し借りや売買ができるような相手との意味もあります。 単に簡単にエッチができる相手という以上の、極めて強い侮蔑的意味がある言葉と考えて良いでしょう。
「肉TENGA」 といった表現方法も
なおオナホールとして独特の地位と抜群の知名度を持つブランドに 「TENGA」(テンガ) がありますが、これに倣って 「肉TENGA」 といった云い方をする場合もあります。 意味は肉オナホと同じで、性欲の捌け口として便利に使えるだけの存在という意味になります。
ただし TENGA の代表的な商品の意匠に、赤に銀 (あるいは白) のストライプ模様があるので、これに近いデザインの服装をしている女性や キャラ を、性的欲望の有無に関わらず、肉TENGA とか 生TENGA と呼ぶ場合もあります。 また エロ な 同人 の中には、TENGA社のオナホを 擬人化 したようなケースでこうした表現を使う場合もあります
こうした扇情的な言葉は昔から色々ありますが、同人誌 などが ネット で気軽に購入できるようになり広告が多数作られるようになると、誘導効果を最大化するためにある意味洗練されすぎて来たきらいはあります。