ほぅら、何が欲しいか、はっきり言ってみろ、その可愛いお口でなぁ…的な
「言葉責め」 とは、セックスなどの性行為の際に、受け 側の キャラ に対し 攻め 側のキャラが口汚いセリフで罵倒したり、卑猥な言葉、屈辱的なセリフを喋るよう強要することです。 SM の世界における、もっとも基礎的で必須の行動、プレイ様式となります。
一般的には、「口では嫌だ嫌だと言ってるが、下の口はビショビショじゃないか」「どっちの口が言ってることが本当なんだ? んん〜?」「ここに1人で来たってことは、そういう事なんだろう?」 などと、相手の体の反応や行動などを辱め揶揄したり、「お前が欲しいのはこれなんだろう…? だったら欲しいと言ってみろ」 などと、相手が自ら屈辱的なセリフを喋るよう促したり、強要したりします。
また 「このメス豚が!」「こんなドスケベな女、見たことねーよ」 などと、相手の人格や存在そのものを悪し様に表現したり、「お前は 一生、ここで 性奴隷 として生きていくんだ」「お前を生かすも殺すも俺の気まぐれ次第よ」 などと、未来のことを絶望的に言い聞かせるような使い方もあります。
18禁 なエロマンガやエロゲーム、エロ小説 (官能小説)、あるいはアダルトビデオ (AV) などではおなじみの シチュエーション ですが、これらの言葉責めを受けてキャラやAV女優などが 「おちんちんをください」「精液をもっとたくさんかけてください」「射精してもらって嬉しい」 などと 自虐的 なセリフを喋るのが加虐趣味を満足させることにつながるのか、かなりポピュラーなプレイ形式になっていますね。
道具もお金もかからないので、SMの最初のステップとして 「言葉責め」
なおこれらは創作上の物語でのみ有効という訳ではなく、実際の性行為 (彼氏、彼女とのセックス) などでも割と使われることが多いようです。 実際に縛る、叩くなどの 「SM」 などですと、いくらパートナーと双方合意の上のプレイとは云え、痛くて嫌だ、エスカレートすると肉体的に危険だ、などのリスクがありますが、「言葉責め」 には肉体的なリスクはほとんどないので (メンタルな面ではかなり危険だと思いますが)、取っ付き易いのでしょうね。
またその際、のっけから言葉責めをストレートに実践するのは気恥ずかしい、相手に拒否されるかもと心配する場合は、シチュエーションを作って演じる形で行う場合もあります。 例えば男性体育教諭 (生徒指導担当) と女学生といった役割を演じる形で性行為を行い、恋人やパートナーに向かって言葉で責めるのではなく、あくまで演じている女学生に対して言葉責めを行うという形を取るなどです。
この場合は 制服 を着用することで一種のコスチュームプレイ (いわゆる コスプレ などとは違う) となったりもしますが、そうした用途に使えるような場所 (ラブホテルなど) を使う場合もあります。
こうした行為には 「同じ ノリ で楽しめる」 パートナーの存在が必須ですが、もしこうした 趣味 があり、また 共有 できるパートナーがいるのだとしたら、それはそれで人生楽しくて幸せそうだなと思ったりもします。