エロマンガお約束の様式を徹底追及すると…くやしい…でも感じちゃう!ビクビクッ!
「くやしい…でも感じちゃう!ビクビクッ!」 とは、18禁 なアダルトな マンガ やエロマンガ、エロゲームなどで、鬼畜 的で不本意な性行為の際に 受け 側の女の子が主に発するセリフ 「くやしい…でも感じちゃう!」 と、体の反応の擬態語 「ビクビクッ!」 とが組み合わさった表現です。 「くやしい…(ビクビクッ)」 とか、「くやしい…ビクンビクン!」 などとも書きます。
こうした表現は、それこそエロマンガが生まれた頃、官能劇画やその前の官能小説の時代から存在していましたし、むしろ 「典型的なエロ作品の お約束 的 シチュエーション (シチュ)、セリフ」 でもあります。 もちろんエロな 同人誌 などでも、昭和の時代からよく見かけるものでした。
同人サークル、クリムゾンの名と共にネットに轟く 「くやしい…ビクビクッ」
しかしその後、こうしたシチュやセリフを突き詰めて膨大な作品群を精力的に発表する 同人サークル 「クリムゾン」 さんが登場、急速に人気を高めて 大手サークル として 認知 されると共に、そうした云い回しが ファン らによって ネット の 掲示板 などで盛んに取り上げられるようになりました。 2005年11月30日には、「クリムゾンコミックスのガイドラインないの?」 という スレッド が 2ちゃんねる のガイドライン板にも立ち、ファンらによって様々なパターンが集められ、またそれぞれが改変されたりして流行りました。
その後こうした表現は、「くやしい…ビクビクッ」 といったひとかたまりの慣用句のような形になり、「クリムゾン」 さんのサークルの名前を取って、「クリムゾン語」 などとも呼ばれています。 他によく転用される云い回し、セリフとしては、「こんな奴に…」「これ以上は…」「体が勝手に…」「はぁはぁ…抵抗できない…」「んんんんんんんっ!」「よかったじゃないですか、○○のせいにできて」「(耐えなきゃ…!! 今は耐えるしかない…!!) 」「いつもの力が出せれば…こんな○○なんかに…」 なんてのもあります。
なお似た使われ方をする同じ系統の言葉に、らめぇ なんてのもあり、こちらは同じように多用するサークルの名前を取って、「みさくら語」 などとも呼ばれています。 他には、ひぎぃ なんてのもおなじみでしょうか。
特徴的なセリフや擬音・擬態語と、時代を代表するサークルとの一体化
同人サークルやエロ漫画家が多用するセリフや擬態語、擬音などが、大手同人サークル名などと一体化して流行るケースは昔からありますが (くちゅくちゅ (クチュクチュ) なんて、どれだけのサークルの名前と一体化したこと
特に 「クリムゾン」 さんのこうした 「プライド死守」 系の女性 キャラ の葛藤なんかは、要素として好む人が多いのでなおさらです。