惜しい人を亡くした、これで終わり、全ての望みが断たれた… 「RIP」
「RIP」(R.I.P.) とは、「安らかに眠れ」「ご冥福をお祈りします」 あるいは 「終わった」「終了」「望みが断たれた」「もうだめだ」「万事休す」「残念」「最悪」「詰んだ」「死」 といった意味で使われる言葉です。 読み方はそのまんまアール・アイ・ピーとするのが一般的ですが、俗語化・カタカナ日本語化する中でリップと読まれることもあります。
言葉そのものは英語の Rest in peace、その由来であるラテン語の Requiescat in pace の略語から来ており、亡くなった人や失われたもの、失敗に終わったものに対する深い悲しみ、追悼の表現ですが、俗語化する中でより気軽に使われるようになっています。 ヒップホップにおいては仲間を悼んだり失われたものへの リスペクト を伴うレクイエムとしてよく用いられます。 一方 ネットスラング としても使われ、その場合は同様の意味の他、若干の皮肉を込めた揶揄やからかい、さらにはまだ生きている人、失われていないものに対して罵倒・侮蔑の ニュアンス で使われることもあります。 このあたりの使われ方は、前述した 「ご冥福をお祈りします」 あるいはその派生である 「シャレキツご冥福」 などと同様です。
故人や失われたもの、壊れたり失敗したもの、いずれその状態になりそうなもの、あるいは望ましくない社会情勢に対する使い方がもっぱらですが、自分自身に対する 自虐 の使われ方もあります。 こちらも日本のネットスラングの 「\(^o^)/オワタ」 や 「無事死亡」「なんとか致命傷で済んだ」 などと同様の使われ方でしょう。
「終わり」 をどんな言葉で表現するかで、その人の属性もわかったり
ネット における外国語由来の類似表現として、英語の 「END」 や 「The End」、フランス語の 「FIN」 などが同じように使われることもあります。 また NHK の番組が終わった際にエンドロールのテロップで流れるロゴや、アニメ 「風の谷のナウシカ」 のエンディング 画面 などの AA や 画像 が用いられることもあります。
この他、ゲーム 関連のコミュニティなら ゲームオーバー とか ティウンティウン が使われたり、ジャンル ごとに終了や断末魔をあらわす同様の言い回しがいくつもあります。 とくにネットでのコミュニティでは終了を示して他人をおちょくったり自虐的表現をする人が元々多いので、何を由来とする言葉を使うかでその人の 属性 も見えてくることがあるでしょう。
なお何かにつけて大げさに 「終わった」 を使いがちな人は 尾張守 と呼びます。






