とりあえずどこから出た情報かは確かめたい 「ソース」
「ソース」 とは、出所や源泉を意味する言葉です。 英語の source と同じで、ネット ではしばしば情報源や引用元、転載元、出典の意味で使われます。 その他、プログラムや HTML の元となるもの (ソースコードなど) や 動画 や音声の元データ (映像ソースや音源) を指して使うこともあります。
情報ソースとしては 2ちゃんねる などの 掲示板 でよく見かけ、書き込み 内容の客観的根拠を示すために提示することが多いでしょう。 とくにニュース系の板では、新聞社の報道や公的団体のデータ、当事者の 公式 な発表などのソースとなるものがなければ原則として スレッド を立てることができません。 また何らかの書き込みに対して第三者からソースを求められることもあります。 これらはソース主義と呼ばれます。
「ソースは?」 と云えば、「それはどこから出た話なのだ?」「どこが報じたものだ?」 といった意味になりますし、「ソースは俺」 なら、「俺が経験したのがその根拠だ」(だから信用できないかも知れないし信用しなくてもいい、しょせん n=1 の話だ) という意味になります。
匿名系の掲示板などでは、人を 釣る ための嘘・フェイクなニュースや ネタ としての作り話がたくさんあります。 騙されて乗ってしまうと恥ずかしいですし、掲示板での議論も無意味なものになってしまうでしょう。 なのでとりあえずは個人ではなく、ある程度きちんとした情報源を元に話をしようと云う訳です。 とはいえ一方で、新聞社やテレビ局なども偏った報道 (偏向報道) をすることもありますし、それを マスゴミ などと表現して腐しているのも掲示板利用者なので、大手メディア発の情報だとしても無条件で鵜呑みにしているわけではありません。
ちなみに似た言葉にエビデンス (evidence) があります。 こちらは証拠や根拠、あるいは裏付けとなる客観的な事実を指します。 エビデンスや略語のエビの他、絵文字で 🦐 が使われることもあります。
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