明快で親しみやすい大衆的な 「ポップ」
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明るくて単純明快 おまけに親しみやすい だからポップは世界を救う はず… (寐津菟かき子) |
「ポップ」(POP) とは、一般的に明るく軽快で親しみやすく人気があるもの、大衆的で広く受け入れられているもの、あるいはそれを目的として制作された視覚的デザインや音楽、文化を総称する呼び方です。 それら全体をポップアートと呼んだり、文化やスタイルをポップカルチャーと呼ぶこともあります。
語源についてはいくつかの説があり、店舗販売などで商品名や価格、アピールポイントなどを訴求するために掲出される POP (Point of Purchase/ 店頭POP/ POP広告)や、英語で人気があることを指す popular (ポピュラー) の略語、あるいはポンと弾ける、音がするなどの意味で使われる pop などがあります。 IT 関係をはじめ、業界によってはポップアップ (pop up) の略で使うこともあります。
現在日本で使われているポップの直接的な語源は不明ですが、ポピュラー音楽 (歌謡曲) を指す POPs (ポップス/ ポップミュージック) や店頭POP、現代アートのひとつであるポップアートなどなど、様々な ジャンル で使われる中で広まったものなのでしょう。
新しくて刺激的、キャッチーな意味で使われることも
いずれも分かりやすく親しみやすく、とくに若者の間で支持されるものを指すことが多くなっています。 店頭の販促POP などが代表的ですが、じっくり見なくても訴求点がスッと目から頭に入る単純明快さ、カラフルで刺激的でキャッチーさを重視し、見るものに ポジティブ な印象を与える明るさや楽しさ、理屈よりは感性を重視するようなスタイルや意匠となることが多いでしょう。 クラシックや伝統的・権威的ではないという ニュアンス (サブカルチャー) が強調されることもあります。
一方で新しさや軽快さ、明るさが重視される中で、軽薄で中身や深みに乏しい、表面的ですぐに使い捨てられる流行りもの、あるいは 商業 や金儲け第一主義といった ネガティブ な意味で使われることもあります。 この場合、クラシカルやフォーマル、マニアックや アングラ、マイナー などが対の 概念 とされることが多いでしょう。 非大衆的、重厚で専門性の高いもの、非主流といった意味合いです。
とはいえいったん生まれた文化は年月を経るごとにクラシック化・権威化しますから、ひと昔前に生まれたポップな様式はいつしか後世の人間にとってポップの範囲から外れる可能性があります。 実際はひと昔前に生まれたポップ様式がそのまま新しい様式を吸収しながら巨大化しており、言葉として区別するのが難しくなっている部分もあります。
デザインや 印刷 の世界では店頭POP やそこでのデザインノウハウや文化、世界観 がその他の分野に影響を与えたり、おたく や 腐女子 の世界では直接的に マンガ や アニメ、ゲーム といった コンテンツ の販促用の POP を指すこともあります。 とくにそれらに登場する キャラクター を描いた等身大のPOP (キャラPOP) は、単なる販促用POP の 枠 を超え、作品 の 舞台 や 聖地 を彩る 萌えおこし における重要な アイテム やシンボルとして機能するようにもなっています。
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