盗撮が発覚する瞬間 「盗撮バレ」
「盗撮バレ」(撮影バレ) とは、盗撮 をしていてそれが被写体 (被害者) や周囲の人間に気づかれ発覚すること、バレてしまうことです。 そのままの意味でも使われる一方、成人向け・エロ な文脈では、「盗撮を疑う被写体のカメラを探るような態度や行動」「撮影バレによって被写体が行う行動」「バレるかどうかのギリギリのスリル」 などを含めた、より幅広い意味で使われることもあります。 発覚しているかどうか不明確な場合は 「バレ疑惑」 と呼びます。
盗撮自体は犯罪ですし、もっぱら被害者となるのは若い女性や女児・男児であり、見ず知らずの誰かに勝手に写真を撮られるのは不快なだけでなく恐怖でしょう。 創作物においては、被害者の反応を盗撮者視点、逆に被害者である女性や女児・男児視点で描いたものとなります。
「カメラ目線」 が撮れる 「撮影バレ」 の瞬間
盗撮ものが好きで撮影バレに興味のある人にとって、最大の魅力と云えるのは、被害者である被写体がカメラを発見した際に撮影できる 「カメラ目線」 の写真や動画の存在でしょう。
通常の写真・動画撮影では、単なる偶然を除けば、カメラ目線での収録は撮影者・被写体との撮影合意が取れているのが前提です。 また顔や 目線 がカメラに向けば顔もはっかりわかりますし、盗撮した恥ずかしい部分とカメラ目線の顔のセットが撮影できるのは、ヤラセや仕込みとはまた違う「合意の撮影」 かのような 妄想 を掻き立てられます。 また盗撮に気が付いたけれど騒いだりして大事にしたくないので耐える表情や仕草などが入ると、嫌な云い方になりますが盗撮作品としての商品価値を飛躍的に高めることにもなります。 現実世界でこれをやられたらとんでもない話ですが、創作物などではそれらを含め、主に盗撮者の視点で楽しむような作品ともなっています。
一方、被写体側の被害者視点での作品もあります。 この場合は性犯罪に遭った被害者だという場合もあれば、露出癖 があり、自分の恥ずかしいところや顔を撮られたい、撮らせてあげたいといった物語となります。 カメラや盗撮に気づきながら気がづかないふりをしてカメラの方に秘部や顔を意図的に向けたり、状況次第では服を脱いだり オナニー をはじめて、それを撮影させたりします。
当たり前ですが、盗撮は犯罪です
痴漢 や覗きと並んで非常にありふれた犯罪である盗撮は、カメラ付き携帯電話やそれに伴う 写メ の流行、小型カメラの登場などによって広まりを見せています。 また痴漢のように相手の体を直接触るわけではないため何かと軽く見られがちであり、小型カメラを巧妙に設置するなど 「発覚を逃れるための工夫の余地」 もあって発覚しないままに終える可能性も高い犯罪です。 しかし被害を受けた側の精神的ショックや ダメージ、写真や動画といった性犯罪による成果物が作られ保存され、場合によっては ネット で広がるという点で、悪質さはより際立っているとさえ云えます。
自分が盗撮に手を染めないのは当たり前として、盗撮をうたう実写作品なども避けるようにしましょう。 全ての性犯罪がそうですが、相手や自分を含め、関わる人全てが 不幸 になるのが犯罪、とりわけ性犯罪です。