もうダメ…漏れちゃう・漏れちゃうよおぉぉぉ 「おしがま」
「おしがま」 とは、おしっこ我慢の略です。 単純に生理現象であるおしっこ （小便） を我慢するというフラットな意味の他、股間の前あたりを手で押さえて我慢する姿やポーズが可愛い、さらには エロ な要素がない状態でエロっぽい表情 （頬が紅潮し眉を寄せて目を閉じたり半開きで歯を食いしばるような表情） とか、足を閉じてもじもじしているような状態、脂汗を流しつつ時にビクンビクンとする姿に 萌える という意味でもあります。
イラスト などの、とくに 元ネタ のある ファンアート などでは、既存の キャラクター に性的なあれこれを加えずにエッチな表情をさせることができるとして重宝されます。 似たような 「それっぽく見える」 ような ネタ、例えば 鼻水 とか何かを食べるといった行為と同様に、エロではないけどちょっとエロい 妄想 が 捗る 微エロのような扱いで使われることもあります。 とはいえ生理現象であり誰でも経験のあるものなので、フラットなそのままの意味で使うことも多いでしょう。 今朝は寝坊して電車に飛び乗って、駅に着くまでずっとおしがましてました、みたいな感じです。
なお女性は男性に比べ一般に尿道が短くおしっこを我慢しづらいという部分もありますし、子供は人前でトイレに行くことや、それを口にすることを恥じるような感覚が人一倍強い人もいます。 小学校低学年あたりだと、トイレに行くこともできずに教室でおしっこを漏らしてしまった…みたいな女児の記憶を持つ人も結構多いかもしれません。
派生語にうんがま （うんち我慢） やおもらし我慢などもあります。 近いものに スカトロ や小スカとかなどもあります。 おしがまさせるキャラの性別や年齢は問いませんが （ロリ から熟女まで何でもあり）、小スカの場合、もっぱら ショタ 文脈で扱われることが多いかも知れません。
ある種の 「プレイ」 として実際に行われることも
実際にエロの文脈でおしがまが行われることもあります。 SM やスカトロといった ジャンル における一種のプレイや お仕置き・調教 として行われるもので、生理現象に我慢を強いることで苦痛を与えたり、それを衆人環視の元で行って 「ここで漏らしたら大勢にそれを見られるかも」 との心理的恐怖や羞恥を味あわせる、さらに我慢の末の排尿によって得られる圧倒的な解放感と快感を味わうなどです。
日常 でこうしたプレイをしている人はそう多くはないのでしょうが、ネット の世界では何かと話題になりますし、よりソフトなものはネットでの 配信 でもシャレとしてちょくちょく見かけます。 とくに 配信者 などが 生配信 を行っている際にトイレに行くのを拒むような コメント もそれなりにあります。 「ちょっとトイレ行っていい？」「ダメ」「マジか」 みたいな流れです。
これは好きな相手にちょっといじわるしたいとか、それで困る姿が可愛いといった部分もあれば、オンライン の ゲーム やその 実況 の世界では 「おしがま」 が何かとされがちなこと （重要な 戦闘 の最中に抜けることが難しく、ペットボトルに排尿するとか）、それが転じて ヤバ い ガチ勢 や実家住まいの 引きこもり で家のトイレを深夜にしか使えないようは人をボトラーと呼んだりなんて文化もあります （このあたりは半分はネタですが、もう半分はわりと ガチ です）。
身体に悪いので、実際に 「おしがま」 するのはやめましょう
当たり前の話ですが、おしっこの我慢は身体によくありません。 膀胱が過度に拡張して血行不良を起こし免疫力も低下しますし、その結果、膀胱炎のリスクも高まります。 また恒常的に我慢し続けると腎臓に負担がかかり、身体にもむくみが生じます。 長い目で見たら様々な健康上のリスクが高くなる一方で良いことなどひとつもありません。
また我慢する以前におしっこの回数を減らしたいがあまり水分補給を怠ると、こちらも腎不全のリスクが高くなったり、尿管結石の原因にもなります。 そもそもそれ以前に、泌尿器系の疾患や不調は生活の レベル が一気にだだ下がるくらい不快なものばかりです。 通勤通学中の不慮の尿意などはなかなか避けようがない部分もありますが、無理をしないようにしましょう。 とくに コミケ などで 待機列 にいて抜けたくないみたいな場合も同様です。 我慢し過ぎてダム決壊して伝説を残さないようにしましょう…。
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