GK顔面ブルーレイwww 的な 「顔面ブルーレイ」
「顔面ブルーレイ」 とは、顔面蒼白、ショックのあまり血の気が引いて顔が真っ青になっている状態を表す ネットスラング のひとつです。
真っ青になっている様を、青を表すブルー (Blue/ ただし商標の関係で Blu になっている) が含まれたブルーレイディスク (Blu-ray Disc) の名称と組み合わせただけのシャレ言葉ですが、ネット の 掲示板 (とくに 2ちゃんねる) の世界では語感もよく使い勝手もよいため、レス の応酬において非常によく見かける言い回しのひとつともなっています。
使われるようになった発端は、ゲーム に関する話題を扱う掲示板で日夜繰り広げられている、特定ゲームハードの熱心な ファン、信者 同士の争い、ゲハード (Gehād) の バトル においてで、この言い回しももっぱら、SONY (PlayStation や PSP) に敵愾心を持つ アンチ や任天堂ファン、マイクロソフトファン、あるいはそうした人達のフリをする SONY ファンを 煽り たい人達がよく使います。 これはもちろん、ブルーレイが SONY を中心とした家電メーカーによって 開発・普及推進がなされていたメディア方式だからです。
「顔面ブルーレイ」 の使い方としては、例えば SONY と熾烈な シェア 争いを繰り広げている任天堂に良いニュースが流れると、「GK」(SONYファンに対する蔑称) 顔面ブルーレイ w」 などになります。 ちなみに末尾の 「w」 は、笑いを表す言葉です。
なお逆に、顔が赤いと表現する場合もあります。 「顔真っ赤」「顔面真っ赤」 ですね。 こちらは怒りのあまり頭に血がのぼり、顔が真っ赤になっている状態を表すもので、使い所は全く一緒です。
「ブルーなレイ」 キャンペーン (2010年4月) |
ワーナーのキャンペーン広告に 「顔面ブルーレイ」 が登場?
この手の煽りや 叩き はネットの世界ではよくある事とはいえ、スレタイ (スレッド タイトル) やワンフレーズに近い1行レスで、相手を罵倒・揶揄しながら、言葉として面白みのある言い回しがどんどんと生まれてくるのは面白いですね。
なお 「顔面ブルーレイ」 という言葉とは全く関係がないのでしょうが、ブルーレイによる映画 コンテンツ の販促 プロモーション 広告に、タレント菊川怜が顔はもちろん全身を真っ青に塗りたくって登場するものが2010年4月に登場しています (ワーナー・ホーム・ビデオ/デジタル・ディストリビューションによる 「ブルーなレイ」 キャンペーン)。
ある意味 「これぞまさに顔面ブルーレイ」 といったところでしょうか。