あまり宣伝くさくならずにお知らせしたいもの 「告知」
「告知」 とは、そのまんまですが告げて知らせること、通知したり発表することです。 同人 あるいは おたく や 腐女子 の世界では、例えば イベント の開催についての告知とか、アニメ などの制作に関する 公式 の発表、自分が 参加 する 同人イベント のあれこれをお知らせすることを指すケースが多いでしょう。
ただの日本語であり、言葉自体は広告や宣伝、プロモーション に関するお知らせとか、人に何かを伝えること全般を指して使います。 告知がないのは無告知やサイレント、緊急性の高いものは緊急告知となります。
告知と宣伝の感情的な切り分けは難しい
他人の告知は気にならないし、むしろ先々の予定や近況を報告してもらえるのは、ありがたいと感じる場合が多いでしょう。 とくにイベントのように参加のために準備やスケジュール調整が必要なものの場合、なるべく早めに告知がされると、何らかの トラブル が生じた場合も対応するための時間的猶予もあってありがたいものです。
一方、自分が サークル として 参加 する場合、自分の ホームページ や SNS の アカウント で告知をするわけですが、控えめな性格の人だと 「宣伝臭いかな」 とためらってしまい、告知がギリギリになったり不十分になってしまう場合もあります。 インフォメーションペーパー みたいに、自分の スペース へ訪れた人に直接告知するのは大丈夫でも、ネット で不特定多数に向けて無差別に告知するのはちょっと苦手だみたいな人は多いですね。
毎日何度もイベントに参加します、次の 新刊 はこれですと告知しまくるのもあれですが、あまりに告知頻度が少ないと、それはそれで自分のサークルに好意的なサークルや 一般参加者、読者 を遠ざけてしまったりもするでしょう。 このあたりは、「ちょっとしつこいかな?」 と思うくらいの頻度でちょうどいいのかなという気もします。 またそうした 投稿 を見た人も 「宣伝 乙」 ではなく 「告知ごくろうさま」 くらいに温かい目で見守りたいものです。
なお告知のために描いた 絵 や イラスト は 告知絵 と呼びます。 文字による告知と告知絵、あるいは近況報告や 原稿実況 やお品書きなどを上手く混ぜながら、あまり宣伝臭くならないように告知するのが精神衛生上も良いかもしれません。 ツイッター などで告知のための ツイート をトップ表示にしたり (2016年あたりから)、アカウント名 (ハンドル) に告知のための文言を追加で 設定 するのも良いアイデアです (「〇〇@C□□ 2日目 △△で参加」 みたいな)。
というか、世の中には自分の宣伝や告知に遠慮がない人と、極端なくらい宣伝臭くなるのを嫌う人の2種類がいますよね。 筆者 もできれば宣伝とかガンガンできる性格に生まれたかったです…。