既出・定期ネタやパクリ、どうでもいい話で大げさに驚く 「驚き屋」
「驚き屋」 とは、主に ネット、それも SNS などにおいて、何かあるたびにいちいち大げさに驚いて見せる人たちを、やや突き放して冷ややかに見るような表現のひとつです。 驚き屋にありがちなフレーズには、「驚愕の事実!」「これはビックリ!」「目からうろこが落ちた!」「膝から崩れ落ちた」「世界が衝撃を受けた!」「無限に食べられる!」「全員これ!」「ショックのあまり震えが止まらない」 などがあります。
ツイッター などの SNS では、何らかの金儲け目的にせよ 承認欲求 や 自己顕示欲 を満たすための バズり 目的にせよ、大げさな表現で注目を集めて目立ちたい、あわよくば 拡散・万バズ して有名になりたい、フォロワー を集めて インフルエンサー になりたいという人たちが大勢います。
そのために 逆張り したり真偽不明なあれこれを新発見したかのように騒いだり、あるいはやたらと 主語を大きく した極論や暴論を振りかざしたりといった奇行に走る人は後を絶ちません。 そんな人たちの共通する特徴のひとつが前述したような大げさなフレーズの多用だったり最高・最強・無敵といった 最上級表現 であり、ネットでは悪目立ちすることもあり揶揄の対象となることが多いでしょう。 とくにその 「驚きの対象」 が、すでに多くの人にとっては既知のありふれた話、何周目だよと思うような 定期ネタ だったり、どこかの誰かが唱えた話の焼き直しやパクリだったりするとうんざりしてしまいます。
さらにその目的が何らかの宣伝 (ステマ) や アフィリエイト、情報商材の販売などを主な目的としたものだった場合、あるいは特定の人物や団体、作品 などを悪しざまに批判するものだった場合は、その上ずったうすら寒いはしゃぎっぷりが鼻について、不快感どころか怒りさえ覚えてしまうことがあります。
おたくにもありがちな行動でもあるので自重も大事?
もちろんこうした大げさ表現は おたく な人もやりがちですし、2ちゃんねる といった 掲示板 でも ブログ でも、広く ネット民 の少なくない人たちがやりがちな行為ではあります。 せっかくネットで情報発信するなら、できるだけ多くの人に見てもらいたい、注目されたいと思うのは仕方がないでしょう。 しかしそれが金儲けや詐欺行為に直結していたり、あからさまな 炎上 が目的のような誹謗中傷を含むもの、放火魔 のそれが明白な場合は、目障りに感じてしまうのは仕方のないことなのでしょう。
一方で、定期ネタや 既出 ネタなどは、長年ネットのあれこれを見てきた人、ある程度の年齢の人にとっては定期や既出でも、若い人やネットを始めていくらも経たない人にとってはそうではありません。 「それ前にも見たわ」「何度目だよその話」 といった話の腰を折る反応に 古参 アピールや 老害 を感じて白ける人もいます。
まぁ実際、衝撃の事実みたいな話は以前にも同じか似たようなものがあったりしますし、面白いから何度もリバイバルするのでしょうし、どうせ反応するなら 「前にもみたわ」 だけでなく、「こんな話もある」 と、横に広げる方向でしたいものです。
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