あたしの知り合いは二次元ばかりです… 「ピープルが二次元」
「ピープルが二次元」 とは、iPhone や iPad の写真管理アプリ (写真 App) のアルバム機能 「ピープル」 に表示される人物の顔写真が全て 二次元、すなわち アニメ や ゲーム の キャラクター になってしまうことです。
このピープル機能は、iPhone などのデバイスに搭載されたカメラで撮影するなどして保存した写真や 画像 のうち、人物が写ったものを選んで顔部分を自動認識し、それに基づいて写真や画像を グループ 分けしてアルバムに整理する機能です。 その際、それぞれのグループごとに人物の顔がサムネイルとして割り当てられ、ピープルの一覧として表示されます (手動で 設定 することもできます)。
例えば家族の写真を撮れば家族それぞれの顔写真がサムネイルとなって、そこをタップすればその人物が写った写真が並んで出てきますし、それぞれの人物やその人物にゆかりのある写真が自動的にグループ化して閲覧しやすくなります。
ごく一般の人であれば、このピープル部分には家族や友人、職場の仲の良い同僚、あるいは恋人などの顔写真サムネイルがずらりと並んでいるはずです。 ところが一部の特殊な人の場合、二次元の キャラ絵 やフィギュアの画像などがずらずらと並ぶこととなり、「つながりがあるのは二次元の人たちだけ」 という、ちょっと 一般人 に見せるのははばかられてしまうような状態となるでしょう。
「ピープルが二次元」 状態に陥った iPhone のアルバム
「ピープルが二次元」 状態に陥った iPhone のアルバム |
つまりは、こういうことです。
まあここで云うのもあれですが、あたしだってねぇ、それなりに家族や友人はいるんですよ。 親戚づきあいだってやってます。 冠婚葬祭や忘年会や同窓会の類にはちゃんと呼ばれるし、同人 や 趣味 の集まりにだって顔を出してます。
仕事は在宅をずーっとやってるので同僚の写真とかはほぼほぼ皆無に近いですが、一応ちゃんと 三次元 の人間の写真だってアルバムに入ってるんです。 ほんとですよ。 確かに人生における 3D/2D比 はやや 2D 寄りな気もしますが、ちゃんと生活は送れてますし。 しかしあまりに二次元キャラばかり撮っていると、こういうピープルになっちゃうんですね。
主な原因は 聖地・舞台巡り でキャラの等身大 POP とかキャラが ラッピング された電車とか激写したり、あと舞台めぐりみたいなキャラ絵と風景を一緒に撮れるアプリ使ったり、スマホゲーのプレイ画面のキャプチャとか撮りまくってることです。 これを繰り返すとこういうことになるんです。 ここまで二次元ばかりなのに、一番写真の枚数が多いであろう 推し のにこにー (ラブライブ!) や漣 (艦これ) が自動抽出されないのも腹が立ちます。 でもまぁ、ピープルが二次元ばかりってのもそれはそれで素敵やん? もしかしたらそのうち自分も二次元に 逝ける ような、そんな気がしてくるやん?
ちなみにユーザーの アイコン (トプ画) や 壁紙 もアニメキャラ、ホーム画面は アイコン直列 なため、むしろ二次元に行けない方が不自然というか、蓋然性・合理性を欠くような感じもしてきます。 とりあえずこの解説を読んだ リア充・陽キャ の皆さんは、十分に気を付けるようにしましょう。 あたしみたいになんな!