お前まだ自分の立場が分かってないようだな… 「わからせ」
「わからせ」 とは、相手に身の程をわきまえさせること、未熟さを理解させることです。 元々は対戦型の ゲーム において、対戦相手を徹底的に追い込んで圧倒的な実力差や格の違いをわからせる、骨身にしみさせるといった意味でよく使われていた言葉です。 ゲームセンターでの対戦や、とりわけ オンライン で対戦相手がマッチングされる ネトゲ において、イキって いるような プレイヤー を完膚なきまでに叩きのめし、負けた原因を理解させたり反省させたり、さらには挑発や 煽り、死体蹴り などなど、単にプライドをへし折るような意味でも使われることが多いでしょう。
また単純にゲームの実力 (スキルや経験、戦術・戦略) だけでなく、ゲームに対する深い知識だったり所持している キャラ や 装備品 といったゲーム内の戦力資産の有無、そもそもゲームに対する熱意や姿勢などなど、そのゲームに関する総合的な マウント の要素全てでそれを行うこともあります。
生意気なメスガキに身の程を思い知らせてやる!
「わからせ」 はゲーム用語や おたく用語 のひとつとなりますが、同人 の世界においては生意気なキャラ、プライドが高くお高く留まったキャラを肉体的・精神的に追い詰め、自分の立場をわからせるといった意味の ジャンル や 同人用語 としても使われます。
例えば上から目線のお嬢様キャラだったり生意気盛りの若い女の子が、男性 (中年男性なども多い) を見下し舐めくさって驕り高ぶっている際に、脅しや暴力によって性行為をはじめ恥辱的な行為を強要し、自分の立場を分からせるような物語・シチュエーション を指して使われます。 生意気で男性を挑発するような女子小中学生や ロリ キャラを 「メスガキ」 などと呼びますが、「メスガキわからせ」 といった場合は、こうした女の子に力ずくで自分の非力さや無力さ、立場の弱さなどを暴力や性行為や 人格攻撃・尊厳破壊 を含めて徹底的に叩き込むような作品となります。
当然ながら SM とか 虐待、凌辱 などと相性が良く、広義の 調教 の一種ともいえます。 作品中のキャラの力関係とその変化を明確に視覚化し、またそれを楽しむという点は、これらのジャンルいずれもが多かれ少なかれ持っているものではありますが、とりわけ 「わからせ」 では、重要なものだと考えられているものかも知れません。 単に悲惨な目に遭って羞恥や屈辱感に顔が歪むだけでなく、追い詰められたキャラが心の中で後悔したり謝罪したり、あるいは 全裸土下座 といった分かりやすさが大切なのですね。