制作者のバカっぷりが身に染みる…そこがイイ! 「バカゲー」
「バカゲー」 とは、そのまんまですが内容がバカバカしい ゲーム のことです。
ストーリーやシナリオがナンセンスでシュール、一発ギャグやジョークっぽい面白さ、制作陣の勘違いややけくそ気味な暴走などが感じられ、ゲームとしては面白くないしおおむね評価できる品質でもないけれど、ネタ としてのちょっとした面白みはあって、「笑えて愛すべき存在」 であるとの好意的な意味で使われることが多い表現だと云えるでしょう。 「アホゲー」 とも呼びます。
ある意味で クソゲー とも似た 概念 の言葉でもありますが、プレイヤー によって使い方や言葉から受ける ニュアンス が異なる、重層的なゲーム評価の言い回しだと云えます。
あざとい 「バカっぽくて面白いだろ?」 ゲームは逆に批判されたり
一方で、クソゲーなどもそうですが、個人や 同人 の世界で、あえて狙って作ったクソゲーやバカゲーもあります。 これらはその 作者 が話題性や 炎上 を狙っているようなあざとさ、わざとらしさが感じられ逆につまらない、天然ではなく粗悪な養殖ものだとの評価されがちです。 悪乗りが過ぎて 「面白いとでも思ってんの?」 との辛辣な評価しかされないケースもあります。
しかしその勘違いぶりの方向性によっては、そこからまた 一周回って 逆に面白くもなり評価されることもあります。 一部の不謹慎ゲームもそうですが、このあたりの機微は本当に微妙です。 その時々のゲームの世界の 雰囲気 やタイミングもありますし、いずれにせよ、そうそう狙って作れるものでもないのでしょう。