同人用語の基礎知識

課金ゲー

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お金を払うと強くなる…!? 「課金ゲー」

 「課金ゲー」 とは主に ネット に接続して遊ぶ ゲームネトゲ において、ある程度以上の 課金 を前提としたゲームをやや批判的に指す言葉です。 純粋に 「課金要素のあるゲーム」 という意味で使うこともありますが、おおむね 「大金を払わないとまともに遊べないゲーム」「重課金を前提とした 難易度 のゲーム」 あるいは 「札束で殴ってプレイするようなゲーム」 という ネガティブニュアンス で使われることが多いでしょう。 とくにその傾向が強いものは 「重課金ゲー」「廃課金ゲー」「札束ゲー」 などと呼ばれます。

 パッケージ販売される売り切り型ゲームや、比較的古いネトゲに多い月額固定・サブスク型のそれと違い、ネトゲの多くはプレイするだけなら無料 (プレイ原則無料) のものが多いものです。 しかしプレイヤーが 無課金 ばかりではビジネスにならないので、ゲーム内で使える アイテム の購入などによってプレイしやすい 環境 に出来るなど、何らかのインセンティブを与えるものがほとんどです。

 そのゲームを楽しく遊んでいる プレイヤー の多くは、遊んだ代価としてそれに見合うお金を支払うことにさほど抵抗は感じないでしょう。 しかしそれが遊びの範疇を大きく超えるような大金を結果的に要求するものだったり、得られるゲーム体験と釣り合わない課金に偏った内容だと感じられる場合、どうしても 「金儲け主義」「銭ゲバ」 に見えてしまうのは仕方がない部分もあります。

 とくに ガチャ と呼ばれるくじ引き式の販売方法を行っている場合、強かったり人気のある キャラ装備品 の入手には、実質的にある程度の出費が必須となっている場合もあります。 もちろん外れたら、お金を積んでも手に入れることはできません。 かつてはキャラや装備品を直に販売するタイプのゲームも多かったのですが、あまり高額にするわけにもいかず、結果的にガチャ方式の方が集金力が高いため、その数は減っています (ガチャのためのアイテムなどを購入した際におまけとしてつく場合は多いでしょう)。

人によって金銭感覚も違うし、課金したくでもしづらいゲームなども

 人によって 「遊びに使えるお金」 は違いますし、課金してでも他のプレイヤーと差をつけたいプレイヤーもいます。 金銭感覚自体も人によって大きく異なるものでしょう。 また課金しなくても工夫次第で十分課金したのと同じくらい遊べるのに、その工夫をしない、できないのを棚に上げて 「課金ゲーだ」「札束ゲーだ」 と非難ばかりする人もいますから、実際の評価はまた別だったりすることもあります。

 せっかく面白いゲームで、かつ多くのプレイヤーらから高く評価もされながら、課金周りの設計がダメでプレイヤーが課金しづらく、結果的に売上が上がらずに惜しまれつつサ終 (サービス終了) するゲームはたくさんあります。 ネット特有の 嫌儲 まではいかずとも、あまりにお金儲けの匂いが前面に出てくるとうんざりする部分はありますが、プレイヤーが課金しようとしても合理的な判断としてそれがやりにくい方法しか提示できない 「金儲けに不器用」 な 運営 も、それはそれで罪深いものもあるでしょう。

 どのあたりに丁度良いバランスがあるのかはゲームやプレイヤーの傾向、時代によっても変わってきますが、出来れば気持ちよくお金を払える、受け取れるゲーム環境が実現するとみんなが幸せになれます。 売り切り型と異なりネトゲはサ終するとプレイもできなくなり本当に何も残らないので、ゲーム運営の皆様には頑張ってほしいところではあります。

ファンのお財布だけが目当て? 「集金ゲー」 なども

 似たような言葉に 「集金ゲー」 があります。 こちらはしばしば課金ゲーよりも救いのない意味で使われることが多く、集金すなわち企業側が単にお金をかき集めるためだけに作ったようなゲームだとの意味になります。

 とくにヒット作に恵まれず 爆死 が続いて経営が傾いているなどと噂されがちな企業が、突然流行りの ジャンル で課金に 全振り したようなゲームを出したり、アニメマンガ といった コンテンツ を原作とした安易なゲーム化、まるで ファン のお財布を狙っただけかのような中身のない クソゲー となってしまった場合などに、強い侮蔑や罵倒のニュアンスを持って使われることが多いでしょう。

 なかでも後者は、ありがちなゲームの テンプレ に合わせただけで原作の 世界観 とはまるで噛みあわないシステムで無理やり作られることも多く (やっつけ仕事で急ごしらえされた 量産型 のゲームに見える)、ゲーム内容そのものへの批判はもちろん、制作側の原作への リスペクト のない姿勢までもが強い批判に 晒され がちでしょう。 場合によっては原作破壊や 原作レイプ と呼ばれたり、関係者らに対する 人格攻撃 まで行われることもあります。

 ゲーム会社もビジネスでゲームを作り展開しているので、別にお金儲け自体は悪くありません。 それでもここまで悪しざまに批判されるのは、中身が伴っていない上にやり方が安易・あざといと感じられるからですが (要するに商売が下手)、貧すれば鈍すると云うように、潰れゆく企業の最後っ屁のような切ない集金ゲーもあります。

 それで集金できればまだ良いのですが、原作となるアニメなどのファンからは 「好きな作品を 人質 に取られただけだ」「原作のイメージや評価を落とすだけの存在」 などと 叩かれ 早々にサ終となると、関わった人全てが 不幸 となる存在だったなんてことにもなりかねないでしょう。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2007年2月19日)
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