わさび特盛お寿司食べさせたり、青汁飲ませたり… 「罰ゲーム」
「罰ゲーム」 とは、何らかの罰として行われる、おおむね過酷でお仕置きの要素がある ゲーム のことです。 ありがちなのはロシアンルーレット的に複数のうち1つだけが辛かったり不味かったりする食べ物や飲み物を、どれがそれだか分からない状態で口にする、やりたくない行為をランダムで選んでどれか1つを実行するなどがあります。
しかしその後、これら 「どれか一つを選んだら罰になるけれど、それ以外を選んだらセーフ」 といったくじ引き的ゲーム要素はなくなり、ゲームに負けたことによって受ける罰 (本来ならゲーム罰と言った方が正しいような) とか、ゲームの有無とは無関係に単なる罰を罰ゲームと呼ぶことも増えています。 このあたりはゲームとは無関係に無理なことを 無理ゲー と呼ぶのと同じで、本来の言葉の意味が無視され、使いやすい部分のみで通じるようになった言葉の典型例でしょう。
またそこから転じて、本来はやりたくないけれど、成り行き上やらざるを得ない状況にある人が、その行為を指して罰ゲームと呼ぶような使い方もあります。 例えば 「クリスマスイブに残業とかどんな罰ゲームだよ」 といった使い方です。
エロいシチュエーションとしての罰ゲーム
日常でもちょっとしたお遊びとして罰ゲームを仲間内で行うことも多いでしょう。 とくに酒の席などでは、酔いもあって盛り上がることも多く、「罰やお仕置き、あるいは失敗に対する懲罰としての命令」 の形で、恥ずかしいこと、ちょっと痛いこと (怪我するほどではない)、あるいは エロ いことを強要するような状況が生じることもあります。
一方、創作物、とりわけ 成人向け の作品などでは、あれこれ説明抜きに特定の キャラ を言いなりにできる、エッチな行為の強要ができるという利便性から、罰ゲーム的なシチュエーションや 設定 が使われることも多いでしょう。