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スクールカースト/ スクカ

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社会性のある 「動物」 なら避けられない? 「スクールカースト」

 「スクールカースト」(スクカ) とは、学校に通う生徒や学生らの間で自然発生的に生じる、クラスあるいは学校内での序列、階層、ヒエラルキーのことです。 「学校カースト」 と呼ぶこともあります。 カーストという言葉自体はインドの身分制度から来ています。 個々人の序列を直接指すこともありますが、多くの場合はカーストというように全体を幾つかの階層 (あるいは グループ) に分類し、それぞれの個人がどの階層に属するかといった見立て方をします。 それぞれの序列は、スクカ上位・中位・下位あるいは一軍・二軍・三軍、メジャー・マイナー などと呼びます。

 アメリカの学校を舞台としたドラマや映画などを モチーフ として説明されることが多く、単に上位下位といったピラミッド状の階層を指すだけでなく、同じ階層にあっても個々人の個性や 属性 などによって細かく分類がされています。 最上位・頂点となるのは、男性はアメリカで人気のあるアメフトやバスケなどの部活を行うスポーツ万能タイプの イケメン、ジョック (Jock)、女性は チアリーディング を行うスタイル抜群の美女 クイーン・ビー (Queen Bee) で、いかにも人気が出そうな華やかでタフなフィジカルエリートたちのグループです。 以下、ジョックやクイーン・ビーとの関係によって10〜15個程度のグループに分けられ、序列間の交流が分断されたり いじめ の原因になっているとの意見もあります。

 なお日本でいう おたく に相当するのは、得意分野はあるけれど社交性に欠けるギーク (Geek) や、専門知識はあるが運動嫌いで容姿にも難がありがちなナード (Nerd) です。 その他 ガリ勉のブレイン (Brain)、ビジュアル系ロックの ファンゴスロリ など個性的なファッションをする女の子たちのゴス (Gothic)、いじめの対象や パシリ として扱われるターゲット (Target) などが三軍などの下層あるいはそれ以下の四軍や 底辺 になります。

 このあたりの序列・階層分けというか人物像の類型化は、アメリカの高校生や大学生あたりを扱った青春映画やドラマを通じ、日本でもおなじみのものでしょう。 例えば高校生活を描いた 作品 ならば、これら様々な階層の生徒らが出会い、友情を育み仲間が集まり、時に些細な誤解から衝突したりと、悲喜こもごもの人間模様を演じます。 そしてクライマックスでは卒業を目前に開かれるプロム (Prom) やグラッドナイト (Grad Night) と呼ばれるダンスパーティーに参加し、対立していた仲間との和解や惹かれ合いながらすれ違っていた異性との恋の成就がなされて 「めでたしめでたし」、後は卒業証書を手にそれぞれの道を歩み始めてといったパターンです。

 この場合、カースト最上位のジョックやクイーン・ビーが善人として描かれる場合もあれば、最後に赤っ恥をかかされるいけ好かないナルシストの 自己中 勘違い野郎として描かれることもあります。 ホラーやスプラッタ映画なら、もっとも残酷で哀れな が与えられるでしょう。 金髪 の美男美女が顔を歪めて無残に殺されるのは絵面的に 映え ますし、恐らくは生徒・学生時代にギークやブレインとして悶々とした青春を送った (であろう) 監督や 作者、多くの 「その他大勢」 の存在だった観衆や視聴者の留飲を下げるような描写になりがちかも知れません。

スクカの他、ピラミッドや一軍二軍三軍など、様々な呼び方が

 スクールカーストやスクカという言葉自体が日本でこれほど広く使われるようになったのは ネット が普及して以降、2000年代中頃の比較的最近です。 一部のおたく系論客などが使い始め、その後 2ちゃんねる などでも話題となり、ネットスラング として定着した言葉だといって良いでしょう。 とくに2004年に発表されドラマ化もした小説 「野ブタ。をプロデュース」 や 「りはめより100倍恐ろしい」(2006年) は冴えない転校生の学校内での人気確立をコミカルに描いたり、いじめられたり損な役回りを演じさせられる学校内での上下関係から逃れるために進学を機に人間関係をリセットする様をシビアに描いた作品として話題となり、この言葉の広がりに拍車を掛けました。

 またそれ以前にも若者向けの雑誌などで、言葉は違えど似たような形で紹介されていました。 おおむね青春映画やドラマを紹介する文脈で、作中に登場する人物らの人脈やグループを相関図にして表現したものが当てはめられたり、1980年代から1990年代にかけて恋愛至上主義のような世相の中で流行した異性を評価する際の基準とか、ネクラ・ネアカの文脈で 「学校で人気者になる方法」「異性にモテる部活ランキング」 みたいな内容で触れられるものです。 類似の 概念 は、当たり前ですが昔からあるのですね。

 代表的な呼び方としては 「人気者ランキング」(個人の順位) とか 「ピラミッド」 や 「ベストメンバー」、野球のそれにならった 「一軍・二軍・三軍」 といった分類や、「メジャー・マイナー」、「S・A・B・C・D」 などのランク、容姿を直接的に用いた 「イケメン・フツメン・キモメン」「かわいい・ブス」(しばしば50点とか80点みたいな点数で表現される)、あるいは 「モテ・非モテ」 などです。 2000年代以降は、ゲーム の影響を受けた レアリティ のような表現も一般層にまで広がっています。

 もっぱら下位者を揶揄する文脈で、食物連鎖に喩えるケースもあります。 上位は捕食者、下位は被食者ですが、下位は取るに足りない小さな存在だとしてミジンコやプランクトン、さらには 養分 みたいな呼び方の方が多いでしょう。 これらはスクールカーストやそれに伴う上位・中位・下位という言葉が広がった後も、一部は同じ意味で用いられています。 また進学を機に人間関係をリセットし、下位から上位の人気者ポジションになろうとする行為を 「中学デビュー」「高校デビュー」 と呼ぶなどは、昭和 の時代から不良やつっぱりの間では シャバ い奴を罵倒する極めてありふれた表現でした。

 マンガ などの創作物でも、クラスメイトの順位付けや点数付け、恋愛予想を 「本命・対抗・穴・大穴」 などと競馬予想に喩えて嬉々として行う チャラ男 が描かれたりします。 これは作品に登場する キャラ読者 に分かりやすく紹介するための 説明セリフ として機能するものですが、現実にもこういう人は結構います。 容姿の優劣をランク付けする 「顔面の 偏差値」 みたいな悪趣味な言葉もあります。

人が集まるところに上下関係や格差は必ず生じるもの

 カーストの形成は自然発生的ですし、これといった明確な基準があるわけでもなく、同じクラス内でも見る人の立場によって異なることもあります。 序列がない単なる 「仲良しグループ」 が複数ある状態と同じ場合もありますが、ただそれでも漠然とした人間関係の上下構造はそれとなく日々の小さな マウント行為 を通じて相互認証・共有 されていて、いつもクラスの中心にいて目立つ存在である一軍と、それには及ばず外から見ると一軍の取り巻きのようにも見えるポジションの二軍、その他大勢・モブ の三軍や四軍といった形が多いでしょう。

 それぞれのグループに属している個人個人にグループ内での序列もあり、これらは何かのきっかけで入れ替わることもあれば、他のグループとの離合集散が生じることもありますが、そう多くはありません (後述します)。

 またこれらとはまた別に、カーストに組み入れられていない人 (不登校やそれに近い存在感のない人、いじめられっ子) と、極端な不良やヤンキーといった目立つ存在ながら粗暴だったりコミュニケーション能力に難があり、純粋な一軍とは見なされないケース (ただし登校して一軍と同じ場にいると一軍同様の扱いは受ける) があるかもしれません。 不良やヤンキーは時代とともに減り続けていますが、鑑別所や少年院に送致されるような本格派は嫌われ避けられても、ちょとワル程度なら今もモテの対象です。 また昔も今も不良には一軍崩れ (元野球部とかサッカー部とか) が結構いたりして、一軍とさほど隔たった存在ではありません。

 グループはほとんど常に一緒にいて、とりわけ女子はその傾向が強いでしょう。 昼休みに一緒にご飯を食べたり休み時間に一緒にトイレに行くといった行動も決まった仲間やペアとなる友人がいて、そこから外れることはめったにありません。 単に仲がいいからでは説明できないほどの、集団の中にあって閉じた人間関係を作ってそれを維持します。 周囲もあえてそこに割って入ろうとはしません。 極端なケースでは、疑似的な姉妹関係を結ぶ場合もあります。 男性が親友らとしばしば結ぶ強固な先輩後輩関係や義兄弟と同じですが、女性の方が心身の成熟の早さの関係で、その傾向が低年齢層から生じやすいでしょう。 いずれも先輩や交際相手から譲られたり交換した 制服アクセサリー、日用品などを誇らしげに身に着けたりもします。

教師・学校公認? にも見える一部グループや部活の優遇

 時には担任の教師などがクラスの秩序や統率、治安 を維持するため、一軍と見なせるグループにそれとわかるようなえこひいきを行い半ば自治を委ねることもあります。 一軍はおおむねスポーツ万能で体躯的にも恵まれた生徒がなりやすいですし、その中心となる生徒はリーダーシップもあります。 先生のお墨付きともなれば内申書の評価にも響きかねず、周囲も彼らをクラスのリーダーや ムードメーカー として尊重せざるを得ない状況になります。

 また担任とクラス単位の関係だけでなく、学校全体での序列のお墨付きが行われることもあります。 代表的なのは部活動における扱いの差です。 おおむね最上位は男子が野球部、女子がバレー部で、次いでサッカー部やバスケ部、柔道部、剣道部、テニス部などが続きます (時代や学校、地域によって重要度も変わる)。

 これらの部活はテレビ中継がされるような大きな大会がありますし、地元紙もシーズンとなれば記事を出しますし、優秀な結果を残せば学校や教師らの株も上がるとしばしば学校を挙げて応援する体制となります。 文化部 (とくに吹奏楽・ブラスバンドや軽音楽を扱う部活) は、それら運動部の応援要員として大会に駆り出されます。 美術部が応援の横断幕を作ることもあります。 逆に音楽や美術のコンクールに運動部員が部として恒常的に応援に駆けつけるような例は、ほとんど聞いたことがありません。 大会やコンクールの日程が被ったら文化部のそれへの参加を取りやめてでも運動部の応援に動員され、それが美談になるケースすらあります。

 野球部員などは昭和の時代から学校生活における花形であり、甲子園大会の地区予選で毎年初戦敗退するような弱い部でも校内ではそのポジションはさほど変わりません。 それ以外の部活、とりわけ文化部などは、よほど名のある大会で大きな実績でも挙げていない限り、「眼中にない」「その他大勢」 の扱いだったります。 また飲酒や喫煙、いじめといった問題が生じても、運動部の場合は外部に発覚したら全国大会出場の権利を失うなど大きな影響がありますから、学校ぐるみでの隠蔽がより強く行われます。 これにより運動部員の一部は自らを特権階級のように錯覚し、増長もしてしまうのでしょう。

スクカ序列を決める要素は年代によっても変わる

 一般にスクールカースト自体は、日本では中学や高校あたりがピークと考えられるケースが多いかもしれません。 しかし小学生の中学年から高学年にかけてその傾向が少しずつ出てきたり、大学生でもその傾向を強く持つ場合もあります。 子供の頃の人間関係は進学をきっかけにいったんリセットされることもありますが、地元の公立校への進学とか中高一貫校などでは人間関係がそのまま維持されて持ち越され、より強固に結びつくことがあります。

 年代によって人の評価基準や価値観は変わりますから、小学生と大学生とはまるで異なります。 しかし共通しているのは、まず第一に体格に恵まれ運動神経がよくスポーツが得意で一般に人気があるとされる部活動に所属していることです。 体格が良く健康でスポーツが得意というのは純粋に 「生物としての優位性」 を感じさせてしまうものですし、多くの競技は上手くできる人はかっこよく、そうでない人はかっこ悪く見えてしまうような構造になっています。

 颯爽と速く走る男子と、息を切らしよろめきながら走って途中で転ぶ男子とでは、その印象は比べ物になりません。 またリレーや球技などの団体競技なら、苦手な人はチームメイト全体の足を引っ張る迷惑な存在となり、本人も恥かしさや自責に苛まれコンプレックスを拗らせるかもしれません。

 学業の成績やテストの点数は大っぴらに発表されることはありませんし、仮に発表されたところで誰かの足を引っ張って迷惑がられることもありませんが、体育だけは違うのですね。 もちろん国語や算数、英語といった学業もクラスメイトの前で実力を発揮する機会がありますし (起立して音読したり先生の質問に挙手で答えたり)、音楽や美術でも歌唱や演奏、作品を披露する機会がありますが、運動会で一等賞を取る華々しさに比べるといかにも 地味 な扱いです。 どんくさい生徒が国語の音読や英語の発音をどれだけ流暢に披露したところで、逆に笑われるだけです。

 次に重要なのは、優れた容姿と高いコミュニケーション能力を持っていることでしょう。 小学生くらいまでならば、仮に魅力的な容姿やコミュ力に乏しくても足が速いだけでモテモテになったりします。 その後は徐々に容姿やコミュニケーション能力の評価比重が高まりスポーツ一辺倒の男子は相対的に評価されにくくなりますが、とはいえ部活の大会や運動会などで 優勝 や上位入賞した経験があったりして自己肯定感も高く、その結果もありおおむね明るく社交的で、フットワークが軽い ことも多いでしょう。 顔の作りが多少個性的でも、自信満々でよく笑い、清潔感 まで備われば 雰囲気イケメン のできあがりです。

 高校後半や大学生になると容姿とコミュニケーション能力の比重が極めて大きくなり、イケメン・美人で友人関係や恋愛関係なども充実した、いわゆる リア充 とされる 陽キャコミュ強 が集う階層が最上位となっています。 この他、小学生の頃はあまり評価されなかった学業の成績の重要度が上がったり、実家の経済的な余裕 (お金がかかるアウトドア系の趣味ができたり、ブランド品や高級車を持っていたりなど) のウェイトも大きくなります。

 ただし高校や大学はおおむね同じ程度の学力や実家の太さを持つ者が受験や推薦の選抜を通して同じ学校に集まりますから、やっぱり重要なのはそれ以外の部分です。 逆に地方でスクカ上位を謳歌していた者が、東京や大都市圏の有名大学に進学して同じような ステータス の中に埋没して相対的に自分の序列が下がり、承認欲求 が満たされずに 自己顕示欲 を拗らせてある種の 「狂い」 に走ることもあります。

序列を構成するグループの作られ方と、通過儀礼としての 「儀式」

 スクカ序列に無関心な人もいます。 それは上位や下位とは無関係で、一部のはぐれもの (前述した不登校者や不良) 以外にもいます。 しかし多くの人は親しい友人が1人2人と出来て行動を共にし、そのうち友達の友達なども グル友 として 加わって、数人程度のグループを自然発生的に形成するでしょう。 グループはグループとして活動しないと機能しないため、本人らにその意識があるか無意識かを問わず、ある種の 「儀式」 を通じて確認が行われることがあります。

 儀式はおおむね悪事と同義で、例えば男性グループなら学校をサボってどこかに遊びに行く、仲間と一緒に不良行為に手を染める、それも酒やたばこといったものから、発覚したら大問題になるような違法行為や倫理観を問われるような、わりと醜悪な悪事の場合も少なくありません。 もっとも酷いのは、一人の女性をグループで性的に弄ぶといった行為です。 こうした女性は サセ子 などと呼ばれ、同じ序列の女性グループから提供を受けたり下位から調達することもあります。 有名大学あたりの序列上位に位置する実質的なヤリサー (ヤリサークル/ 通常はイベントサークルや飲みサークル、人気のある体育会系サークルを自称している) などはその典型です。

 女性グループの場合は、仲間外れやいじめによるグループ内部での仲間意識の醸成がよく見られます。 日本でもその傾向がありますが、アメリカのそれはかなり苛烈で、誰か一人ではなく順番にいじめる役といじめられる役とを作って、その都度いじめ→和解を繰り返してお互いの序列や絆の確認とする場合もあります。 いずれも人に言えない悪事を通じて結束を固める、嫉妬や軽蔑をお互いにやり取りする、仲間が他のグループや序列にいかないよう悪事の共犯関係の構築や同調圧力の元でつなぎとめる効果があります。

 これらは前述したように、誰かリーダー的な存在がいて命令して行うとか、有力者同士で合議して行う形 (次は〇〇ちゃんをいじめよう、最近 生意気 だし、みたいな) だけでなく、むしろ無意識にそれぞれがお互いの顔色や場の空気、雰囲気 を感じ取って、何となく流れで行うことの方が多いでしょう。 サルなどの集団で生活し社会性を持つ動物が行う上位下位・敵味方の確認作業と関係性の メンテナンス であり、また同質性の高い閉じた人的ネットワーク特有の通過儀礼であり、その締め付けは序列上位に行くほど厳しくなりがちです。 とくに上位グループ中の相対的下位者は辛い立場です。

 わりと人気がある上位生徒が突然仲間外れにされたりいじめに 晒され るなどして、下位にいてとくに序列とかグループとか気にしないその他大勢のモブがそれを見て 「????」「あんなにみんなから好かれていて仲も良かったのに何で?」 と内心で驚くことがあります。 筆者 はいつも驚いていました

序列はほぼ固定ながら、時に下剋上が生じることも

 カーストの序列が変動することは稀ですが、何らかの致命的な失敗、友人・恋愛関係における力関係の変化、有力な上位者同士の人間関係のあれこれから生じる仲間外れ・村八分の発生、それに伴う同じ階層内の複数グループ間の勢力関係の変化により 下剋上 が生じ、人やグループの位置が入れ替わることもあります。

 とくにカースト上位者が個人として下位者と友人関係や恋愛関係を深めた場合、組み合わせによって上位者が下がることもあれば、下位者が上がる場合もあります。 一般的にはスクカ上位の男性と交際する下位女性は序列が上がり (トロフィーワイフ みたいな形になることもあります)、逆にスクカ下位の男性と上位の女性が交際すると女性の序列が下がるとする意見が多いかもしれません。 同性同士の場合は、下位に合わせる形が多いかもしれません。 上位者は、見た目が ダサ かったりイケてない異性や同性とつるむ人と同列に見られたくないという訳です。

 人は社会性のある動物ですし、人と人とが集まると、上下関係や派閥はどうしても生まれてしまいます。 何によって評価されランクが決まるのかはともかく、あまりあからさまに一喜一憂したり羨んだり妬んだり蔑んだりしないのが大人の考え方というものでしょう。 とはいえ生徒・学生の頃は学校の比重が極めて大きいですし、いじめにまではならずとも、友達が少ない、班づくりやペア作りで相手が見つからず トラウマ になるなど、黒歴史 になりかねない イベント も目白押しです。

 大人となった今は、もし子供や若い頃の自分と出会ったら 「そんなに気にするな、どうせあと〇年もしたらみんな おっさん おばさんで同窓会でたまに会う以外はどうでも良くなる相手だ」「しょせんはクラスメイト ガチャ みたいなもんで、運次第だ」「あいつとこいつはずっと付き合うから大事にしとけ、他は スルー でOK」 とでも伝えられるかと思いますが、子供の頃の自分がそれに耳を貸すとは我ながら思えず、人間誰しもが成長過程で通る道みたいなものかも知れません。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2007年5月15日/ 項目を分割しました)
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