どこがおもしろいのか全く分からない… 「ゴミゲー」
「ゴミゲー」 とは、ゴミ のような ゲーム という意味の言葉です。 ゲームに対する評価としてはほとんど最下位・底辺 であり、同じように罵倒目的で使われる クソゲー が、時として賞賛表現にもなる多層的な言葉であるのに対し、ほとんど救いのない 「最低最悪ゲーム」 との烙印のような評価となります。 「クズゲー」「産廃」 といった呼び方もあります。
またこの言葉には、単に 「つまらない、出来損ない」 といった意味の他に、「あまりに酷くて中古ゲームショップなどでも買取をしてくれない」 とのゲーム内容以外の経済的な理由が含まれる場合もあります。 「遊びたくないし、売ることもできない」、すなわちゴミとして捨てるしかないという意味になります。
ゲーム内容の外にも、様々な 「ゴミ要素」 が
ここまで酷い云われようをするゲームはさほど多くありません。 そもそも前評判などが悪ければリスクを冒して買ったりもしないでしょうし、身銭を切って購入していなければ、ここまで憎々し気な表現をしてまで批判しようとは思わないからです。
なので、場合によってはそのゲームやゲーム制作関係者らへ私怨を持つ アンチ などが、ことさらに悪口を述べているに過ぎない場合もあります。 とくに危険なのは、そのゲームが大作でやたらと プロモーション に力を入れていたとか、何かの続編で前作がなかなかの 良ゲー で評価も高く、期待値が高まっていた時でしょうか。 人気 アニメ などの 二次作品 で、好きな作品や キャラ を 人質 に取られたような状況で結果がクソゲーだった場合も非常に危険です。
どんなゲームでもそれを好む ファン はいるものですから、単に自分に向いていない (not for me) と割り切ってことさらに罵詈雑言を公開の場で浴びせるべきではないとは思います。
しかし子供や若者が期待に胸膨らませ、なけなしのおこづかいで買ったゲームがつまらなかった場合の怒りは正当な怒りでもありますし、このあたりは難しい問題です。 とはいえ良きにせよ悪しきにせよ主観的な感想は過剰表現になりがちでもあるので、もしゴミゲーといった評価をどこかで見かけても鵜呑みにせず、また自分で確かめることなくそうした意見を 拡散 するのは避けたいものです。