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人気タレントブログとブログ妖精ココロでブレイク? 「ココログ」

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大ブレイクした「眞鍋かをりのココだけの話」
大ブレイクした「眞鍋かをりのココだけの話」

 「ココログ」 とは、2003年12月2日よりサービス提供が開始された @nifty の ブログ サービス (原則無料) です。 アメリカの有名なブログ支援ツール、「Movable Type (ムーバブル・タイプ)」(2001年/ Six Apart/ シックス・アパート) を利用したサービスで、2002年から2003年頃にかけて日本でも大手プロバイダーなどが数多くの類似ブログサービスを立ち上げましたが、「ココログ」 はその中の一つとなります。

 それ以前にも、ほぼブログ的な使い方ができる既存サービス 「さるさる日記」 や 「はてなダイアリー」 などのレンタルウェブ日記スペースがあり、また ホームページ のブームなどもありました。

 アメリカを中心に海外でブログブームが盛り上がる中、日本でも 「ブログ」 という新しいスタイルに注目が集まりつつある時期でしたが、当初は 「これまでと何が違うのか」「何ができるサービスなのか」 よくわからない状態でもあり、利用者数もあまり伸びないままでした。 サービス各社は芸能人や著名人を起用するなど積極的な PR 活動を展開しますが、その反応はいま一つだったようです。

 しかし2004年6月30日に 「ココログ」 に アカウント を開設した人気タレント眞鍋かをりさんのブログ 「眞鍋かをりのココだけの話」(2010年10月31日終了) が大ブレイク。 大手メディアなど各媒体で彼女が 「ブログの女王」 と呼ばれ持てはやされるようになると、他サービスでも芸能人を前面に打ち出した プロモーション をより積極的に行うようになり、知名度も向上。 ココログが牽引する形で、前後して日本のブログサービス自体の利用者も爆発的に増加することとなりました。

日本のブログサービスを牽引したココログ

 ココログやブログの、webサービスとしての人気の背景には色々な理由がありますが、それまでなかった芸能人や著名人らの生の声が ネット (ケータイ) で手軽に読める、コメント をつけることもできる媒体だという点は、大きなインパクトを与えたと云って良いでしょう。

 またサービスを情報発信のために利用する側から見ても、システム面で既存サービスに比べ圧倒的に更新が簡単なこと、同じ テーマ のブログやエントリー (トピック) 同士を強力に結びつけるトラックバック機能の実装、RSS による更新通知の実現などはとても魅力的で、盛り上がりに寄与していました。 一般人が無料で気軽に始められるサービスで、見るのも携帯、更新も携帯、写真のアップや絵文字なども使え、芸能人らと同じフィールドで情報発信までできるようなシステムが、それまでほとんどありませんでした。 これはココログの特徴ではなくあくまでブログシステムや大手企業ブログサービスの特徴ではあるのですが、それを分かりやすい形で他社に先んじて展開し大ブレイクさせたココログの功績は非常に大きいでしょう。

 こうしてブログ人気が高まり 「ブログブーム」 が起こると、個人による様々な ジャンル のブログが立ち上がり、膨大なアクセスを集める大手人気ブログなども次々に登場するようになります。 ブログ 運営者中の人) から有名人が生まれ、ブログの内容をまとめて書籍化したブログ本などもある種のブームとなります。 前後して 18禁エロ い内容のブログ、いわゆる 「エログ」 も人気となり、2007年頃にはブログ更新量で日本が世界を圧倒、ブログ大国日本とまで呼ばれるようになります。 その後も 炎上 を通じた 掲示板 2ちゃんねる などとの関わり合いも含め、それぞれが相互に影響し合いながら日本のネットを賑わせていくこととなります。

ブログ妖精ココロってかわいいよね…

オタク界隈のブログを席巻したブログ妖精 ココロ
オタク界隈のブログを席巻したブログ妖精 ココロ

 ブログブームが過熱する中、ブログにタグを貼り付けるだけで稼働する ブログペット (それ以前からあったホームページ用アクセサリのブログ版) なども登場。 ココログは2007年12月18日にブログペットサービスの一つとして 「ブログ妖精ココロ」 を開始し、キャラクターイラスト に人気イラストレーターの駒都えーじさんを起用。 あまりにかわいいと話題となり、おたく 関連のブログなども盛り上がることとなりました。

 また競合するブログサービスが伸びる中、差別化のために積極的に アニメゲーム などと コラボ を行い、ブログの テンプレート としてそれらのキャラを手軽に自分のブログに利用できるようになったことも、ココログの大きな魅力となったようです。

 元々 @nifty は、パソコン通信 の頃の NiftY-Serve 時代からネットや おたく の世界で一定以上の存在感を持っていました。 その時代からのユーザーが インターネット の時代になっても継続して NiftY ブランドのサービスを利用していたケースが多かったこともあり、1990年代からの日本のネット黎明期の息吹や影響力をいくらか発揮し伝えられるサービスとなっていた点も、他ブログサービスとは一線を画す部分でもあるでしょう。

 その後 アフィリエイト などが盛り上がると、金儲け・ビジネス目的の利用も増え、まとめブログなども登場。 それを嫌う 嫌儲 の動きもあり状況も様々に変容しています。 また2009年頃からは Twitter などの SNS がネットにおける情報発信の主役に躍り出て、相対的にブログの存在感は小さくなりますが、日本におけるブログの歴史を語るうえで、避けて通れない巨大な存在なのがこの 「ココログ」 になるのかなという気がします。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2005年9月10日)
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