自分のレスを訂正したり、突っ込みしたり 「自己レス」
「自己レス」 とは、自分で 投稿 した レス や コメント に自分自身でレスすることです。 一般的に ネット の 掲示板 では、他人とレスを繰り返して話を進めますが、自分のレスにレスをすることはあまりなく、イレギュラーなレスのつけ方となります。 誤変換当て字 で事故レスと書くこともあります。
自己レスする理由はいくつかあります。 まず第一に、自分がその前に投稿したレスに誤りがあった場合に、訂正や ツッコミ (セルフツッコミ) をする必要がある場合です。 一般的な掲示板システムは投稿した後に文章の 編集 や修正はできませんので (編集できてしまうと、その後のレスの前提が変わってしまいます)、レスの形で追記するしか訂正する方法がないという部分があります。
もちろん間違ったレスを削除して、改めて新しくレスをすれば良いこともあります。 しかし多くの掲示板では、その板や スレッド に投稿された順にレス番号が割り振られ、削除するとその番号が飛んでしまうことになります (2ちゃんねる の場合、管理人 や削除人よって削除された場合は あぼーん になります)。 別に番号が飛んでも問題はありませんが、レス番が飛んでいると削除したことが明白なために 「どんな書き込みがされていたのか」 との邪推を招きますし、結局は 「削除しましたレス」 を行うことになり、削除してもしなくてもあまり変わらないという部分があります。
また投稿したレスにすでにレスが着いてしまっていた場合、レス元のレスを削除してはそのレスの コメントツリー 構造が壊れ、他の利用者らに迷惑をかける可能性もあります。 単なる雑談や挨拶程度なら良いのですが、延々とレスが続いている大きなツリーの場合、ツリー構造を修復するのも大変だし、見た目も不格好になってしまいます。
なお2ちゃんねるといった インターネット の掲示板の場合、パソコン通信 の時代ほどツリー構造を意識した投稿がされない傾向がありますが、こちらも投稿後の編集や文字修正はできないので、同様に訂正や追記などでは自己レスがよく用いられます。 その際、文脈によって 自作自演 を疑われないためにも、レスの冒頭に 「自己レス」 とか 「自己レスでスマン」 といった宣言がされることが多いでしょう。