本当に素人だろうが、そうでなかろうが…男のロマンか 「素人もの」
「素人もの」「素人」 とは、職業としてAV (アダルトビデオ) やポルノ映画、アダルトグラビア、あるいは性風俗産業などに関わっていない女性を被写体としたAVやグラビア作品のことです。 ただしメディア 露出 をしていない風俗嬢などは、「素人」 とする場合もあります。
「素人セーラー服生中出し 046」 プラム(c)/ 125分/ 3,990円 |
「素人娘、お貸しします。 VOL.11」 素人派遣専門 (c)/ 130分/ 3,990円 |
いわゆる 「企画ものAV」 の一種ということになりますが、盗撮 や スカトロ、コスプレAV や 痴女、SM など、その他のあらゆる企画ものと複合して付加価値として使うことができ、また非常に人気のある ジャンル ともなっています。
また 「流出もの」「発掘もの」 といった カテゴリ に属する動画、作品なども多く、多少映像がきれいでなくても、あるいは被写体となるモデルの容姿に難があっても、「プロではない」「初々しい」「他人のプライバシーを覗き見るような感覚がある」 などから、好む ファン も多くいます。
そもそも 「素人」 の定義とは…?
実際のところ出演している被写体のモデルは素人なんでしょうか。
顔にモザイクやぼかし、目線 (目隠し線) などが入っていると顔を確認するのが困難な場合もありますし、中には本当に素人もいるのでしょうが、そもそも職業としてのAV嬢、AV女優の存在がかなりあやふやなので、プロと素人の境目もかなりあやふやな感じです。
通常大手AV業者に出演する単体AV嬢の場合、1年とか2年の 縛り の中で、年間12本とかのビデオ撮影とリリースを行うような契約をします。 これが 「プロのAV嬢」 ということになるのでしょうが、実際は名前の出ない企画専門でインディーズ・独立系のAV業者もたくさんありますし、ネット でのみ動画配信を行っているアダルトサイト系の契約AV嬢もいます。
さらにそれらへ完成した作品として動画を提供する独立系のプロダクションもありますし、基本的には アングラ な業界なので、会社組織の 運営 や契約も、一般社会のそれと比べてルーズな場合も少なくありません。
いわゆる 「盗撮」「流出」 とか、「レイプ」「痴漢」「援交 (援助交際)」 ものなどでも、実際はその多く…というか大半が擬似・再現した シチュエーション系 の創作AVですから (当たり前ですが、本物はすべて完全に違法です)、見る方も 「わかっちゃいるけど積極的に騙される」 といったスタンスで、架空の再現ものを楽しんでいるのかも知れません。
「素人」 と 「オリジナル女優」
一方で、特定の動画サイトなどでのみ登場する無名の 「オリジナル女優」 などは、かなり素人に近い存在といえます。
ほんの1本だけ出演して消えてしまう人も多いですし、どういう経緯でこういった作品に出演することになったのかはわかりませんが、その手のサイトをしばらく横断していると、「世の中にはこんなにAVに出る女の子が多いのか…」 と、軽くカルチャーショックを受けたりもします (一説には年間のべ1万人程度のAV嬢が 「仕事」 をしているとされます)。
まぁ中には、昔ながらの 「借金のカタに」 などの他、女性の側の 「頼まれると断れない優しい性格」「知的に軽い障害を持つような女性」「精神的に脆い、もしくは病を持っている女性」 らに付込んで撮影する悪徳業者なども一部にはいるので、女性の側の性モラルがどうこうという問題でもなかったりもするのでしょうが…。
なおこれら素人の 「美女化」 は近年著しいものがありますが (パッケージ写真なんかは、フォトショップマジック だったりもしますが…)、ちょっと見た目に難がある方がリアリティがあるとして、珍重される場合もあります。