繋がることでサイト同士がお友達に? 「相互リンク」
「相互リンク」(そうごりんく) とは、インターネット に アップ された ホームページ (ウェブサイト) 同士を相互に リンク で繋ぐことです。 一方からのみのリンクは、とくに 「片道リンク」 あるいは 「片思いリンク」 などと呼びます。
リンク自体はリンク先の所在 (アドレス/ URL) に HTML のリンクタグをつけるだけで行えます。 人によって 無断リンク の禁止とか リンクフリー をことさらにアピールする場合もあるとはいえ、原則としてリンクなどは勝手に張ったり剥がしたりができるので、技術的にも作業的にも相互リンクにこれといった特別な意味や難しさはありません。
しかしリンクを張る作業には簡単とは云えそのサイトの 管理人 の作業が必要ですし、双方でそれを行うには何らかの意思疎通と取り決めが必要です。 通常は友人や知人、同じ 趣味・ジャンル のサイト同士が結びつきますから、相互リンクはお互いに認め合った仲の良いサイト、「お友達サイト」 だといった意味合いになります。
なお相互リンクに 受け・攻め の方向性とか違いがあるかどうかは残念ながら把握できておりません。 いやまぁたぶん、一部ジャンルではあくまで ネタ ですが、まず間違いなく確実にあるんですけども。
連絡を取り合って相互リンクを設定
相互リンクを実際に行う場合は、メール や 掲示板、あるいは チャット への 書き込み などで相互リンクの申請やお願いを行い、それぞれが自分のサイトのリンク集などに追加する形で行います。 その際、「相互」 か 「片道」「片思い」 かを明示して、繋がりの強さを示したり、リンク先のサイトに対する紹介や感想といった コメント をつける場合もあります。 同人系 のサイトの場合、リンク用の 画像 として バナー を用意している場合がありますが、相互リンク専用に特別なものを準備しているサイトなどもあります。
その後 ブログ などが人気になったり、SNS といったサービスが人気となると、古めかしいサイトといった情報発信の場は衰退しますが、友人や同じ カテゴリ のサイトや アカウント を 「相互に結びつける」 という行為は、例えば ブログの 読者 登録や ツイッター における フォロー といった機能に姿を変えながらも、脈々と生き続けているといって良いでしょう。
なおサイト同士を繋げる方法としてはこのほか、ウェブリング や 同盟、あるいはブログ時代となって 互助会 といった方法もあります。 趣旨はおおむね同じですが、特定の webサービスの機能を使うかどうか、目的にアクセスアップと云った実利的な部分が大きいか小さいかの違いはあります。