このままだとゲームオーバーは必至…全滅フラグ
「全滅フラグ」 とは、アニメ や マンガ、ライトノベル、ゲーム などの主要登場人物の全て、もしくは大半が、ストーリーの後半に死ぬか失われる予兆、伏線のことです。 「皆殺しフラグ」 とも呼びます。 一般的にこうした終わり方をする作品の結末を 全滅エンド (全滅END) などと呼びますが、そうした兆候をあらわす言葉となります。
またこうした意味で使う他、複数の キャラクター でパーティーを組みプレイするタイプのゲーム (RPG など) において、プレイ途中で全滅が必至になる状態に陥ることを間接的に ネタ として指す場合もあります。 例えば 回復アイテム が尽きた、キャラクターの ヒットポイント や ライフ がなくなる寸前になった、以前全滅した時と全く同じ戦闘状態になっている、などとなります。 ネトゲ (ネットワークゲーム) などでは、難易度の高い ボス戦 の前や途中にこうした会話が チャット などでよく交わされるものです。
全滅のことを 「全員玉砕」 とも呼びますが、それにならい、「全員玉砕フラグ」 と呼ぶ場合もあります。 また似たような使われ方をする言葉に、詰んだ などもあります。
様々な派生パータンがある 「○○フラグ」
「フラグ」(Flag) とはシナリオ (ストーリー) が分岐するタイプのゲームで、その分岐点となる条件や変数、あるいはそれが転じた目印を指します。 その後フラグについていくつかのパターンが分類、類型化され、例えば 死亡フラグ や 生存フラグ、恋愛フラグ などが、ある種のネタ用語として使われるようになっています。
「全滅フラグ」 も分かりやすいネタ用語、オタ用語、ネットスラング として使われるようになっています。