おたくと腐女子が集う場所…「オタクスポット」
略して 「オタスポット」「オタスポ」 と呼んだり、オタクではなく 「腐女子スポット」「萌えスポット」、あるいは ジャンル によって 「サブカルスポット」 などと呼ぶ場合もあります。
一方、「集まる場所」 ではなく、「おたくや腐女子を目撃できるポイント」 の意味で、主に非オタク、非腐女子の間で ネガティブ な意味、揶揄・罵倒の ニュアンス を持って使われる場合もあります。 「変なのがいる場所」「珍獣を発見できる場所だ」 といったニュアンスです。
なお一定の規模以上でその手のお店が集まっている場所は、とくに オタク街 と呼ぶこともあります。 全国区 レベル の大規模なオタク街と云えば、日本を代表する観光地ともなっている 秋葉原 や 池袋 乙女ロード、大阪 オタロード などがよく知られた存在でしょう。
とりあえずアニメイトさえあれば… |
最近は一般向けのお祭りの出店にも、 妙にオタクっぽい屋台が…これもオタスポ? |
ただし地域ではなく場所やポイントといった狭い範囲を指すことも多い 「スポット」 というくくりとなると、単にそれっぽい商品の在庫が豊富な書店や玩具店の一部だとか、一般人 向けのお店ばかりが入っているビルに1軒だけ入っている アニメ や ゲーム の専門店のみを直接指す場合もあります。
こういったお店の代表的なものは、アニメイトやゲーマーズなどの大規模な全国チェーンを展開しているショップ群でしょう。 またマニアックなゲームセンターなどもそう呼ばれる場合があります。
なお本来はオタクや腐女子の要素など全くない 公共施設、例えば 東京ビッグサイト などの コンベンションセンター や、地域の 産業会館 などの イベント会場 も、同人イベント が開催される場所だという点で、オタクスポットや腐女子スポットと呼ばれる場合があります。
「オタクスポット」 の対義語は 「リア充スポット」 など
なお対義語としては、リア充 が集うリア充スポットや、リア充街 などがそれに当たります。
ただし、オタクスポットという言葉は、リア充やその派生語であるリア充街が作られ ネット で広く使われるようになるはるか以前からありますので、特定の対義語を持たないか、非オタスポットとしての 「普通の店」「普通の街」、あるいは一般人スポットといったごく普通の言い回しがそれに当たります。
オタク街や各地域のオタスポットの詳細は、下記に関連する用語それぞれの解説ページへの リンク がありますので、よろしければご覧ください。