同人用語の基礎知識

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苦労した作品…採用されるか、没にされるか… 「投稿者」

 「投稿者」 とは、そのまんまですが 投稿 する人のことです。 投稿を 趣味 として熱心に行う人は投稿マニアなどと呼びます。 投稿する先は 読者 らによるお便り紹介コーナーを持つ雑誌だったりテレビやラジオの番組宛だったりもしますが、ひと昔前までは若者向けの趣味系の雑誌やラジオの深夜放送などに イラストファンアート) や ネタ を送るケースが多く、もっぱら郵便はがきが使われていたことから俗に ハガキ職人 とも呼ばれていました。

 オリジナルマンガ や小説などを描く (書く) 人が、新人賞を設けている雑誌編集部に自作の 原稿 送ることを指すこともあります。 ただしこちらはあまり一般的ではないでしょう。 継続してずっと投稿だけをし続ける人も、言葉として定着するほど多くはいませんし。

 一方、ネット の時代となり、ネットの 掲示板 などに投稿 (書き込み) をする人を投稿者と呼ぶこともあります。 この場合、その人が 常駐 している掲示板なり特定の板や スレ などにちなんだ名前で呼ばれることもあります。 例えば パソ通 なら ニフの人NiftY-Serve の利用者) とか、2ちゃんねる なら2ちゃんねらやねらー、あるいは 〇〇民 (例えば2ちゃん民とか VIP民) みたいな呼び方です。

動画共有サイトにおける動画投稿勢と配信勢

 ネットの時代にあって、とくに何らかの対概念として使われるパターンに、動画アップロード する人を動画勢の他、投稿勢や投稿者と呼ぶことがあります。

 元々ネット上で動画を 共有 するには一部の ファイル共有ソフト (WinMX や Winny) を除けば アップローダー が使われていました。 その後 Youtube やニコニコ動画といった 動画共有サイト (動画投稿サイト) が登場。 こちらも当初は完成済み動画のアップロード (投稿) が中心でしたが、やがて リアルタイム で動画を 配信 する生放送や 生配信が広がり、ネットにおける動画の楽しみ方の一方の中心を担うようになります。

 その結果、それまで多かった完成動画のアップロード中心の活動をする人を投稿者や動画勢 (あるいは うp した でうp主)、配信中心の人を 配信者 とか配信勢 (あるいは を取った人で 生主 とか 枠主) といって区別するようになりました。

 投稿者は 「投稿する人」 というシンプルな言葉なので様々なケースに当てはめられますが、こと2000年代に入ってしばらくしたネットの世界では、この動画を投稿するか配信するかの区別のための用法がわりと目立つようになっているかもしれません。 なお投稿もするし配信もするし ジャンル も様々だといった マルチな制作者 は、その他の活動も含めて 活動者 と呼ぶこともあります。

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(同人用語の基礎知識/ うっ!/ 2009年4月19日)
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