創作物と云うより青春の思い出…? 「裸ブレザー」
「裸ブレザー」 とは、主に女性が 全裸 もしくは上半身裸の状態で ブレザー制服 の上着とスカート (場合によっては ネクタイ や リボン) のみを身に着けている状態を指す言葉です。 スカートの下半身はともかく、上半身のワイシャツやブラウスを身に着けていない状態でのブレザーはなかなかインパクトがあり、重ね着をする衣服でこういう極端な 「中抜き」 の着こなしは、一部で熱狂的な ファン やマニアを持っているようです。
この状態は創作物の中で描かれると云うよりは、実地体験やそれに近い体験を通したノスタルジー、青春の一コマといった趣があります。 高校生カップルがどちらかの家に行き、エッチをした後相手が帰る時に、裸の上にブレザーを羽織って暗くなった家のすぐそばの公園まで送るような、事後の余韻と迫る別れに切なくなるような シチュエーション ですね。 送ったつもりがそれでも別れがたく、そのまま公園のブランコで夜空の星を眺めながら話し込んでしまうような。 生々しいけれど少し エモい ような甘酸っぱさもあります。
未成年、しかも高校生が性行為するのはどうなのかといった良識に照らして当たり前の議論はもちろんありますが、若い頃にこうした経験やそれに近い状況に好きな相手となれたら、その後どれだけ人生が不遇でも笑って死ねる価値があるような気もします。 似たシチュエーションに供されるものに、季節が冬ならば 裸コート (裸体の上にコートを羽織るもの) もありますが、どちらがよりグッとくるかはその人次第でしょう。 まあ裸コートの場合、露出狂 のパターンもあるので言葉として対等に比べるわけにはいきませんけれど。
なおブレザーも脱いでネクタイや リボン だけになっている場合は 裸ネクタイ とか 裸リボン と呼びます。
生活密着型の 「裸○○」 のパターンは様々
似た 概念 に 裸エプロン とか、全裸の女性が男物の大き目なワイシャツだけを身に着けるとか、あるいは全裸で 靴下 だけ履くといったものもありますが、全裸よりよほど淫靡で エロチック なイメージになるのは面白いものです。