裸エプロン・裸ソックス…発想無限大 「裸○○」
「裸〇〇」 とは、全裸 の状態にごく一部の 着衣 をしている状態を表す言葉です。
〇〇部分には着用する衣服・アイテム類の名前がつき、そのまま状態を表します。 例えば全裸にエプロンだけ身に着ければ 裸エプロン、女性が全裸で男物のワイシャツだけを身に着ければ 裸ワイシャツ、リボンやネクタイ なら 裸リボン・裸ネクタイ、ブレザー制服 なら 裸ブレザー、靴下 だけなら 裸ソックスや靴下、といった感じです。 着エロ とは近い部分もありますが、異なる部分もあります。 「裸〇〇」 ではなく 「全裸〇〇」 といった呼び方がされることもありますが、1つでも何かしらを身に着けているなら全裸ではないだろうとの意見もあり、「裸〇〇」 という呼び方の方がスマートかも知れません (まぁ意味はどちらもわかりますけれど)。
異性の裸、とくに男性から見た女性の乳房や下半身などは、性的興奮を覚える魅力的なものでしょう。 すべてが露わになる全裸はその究極の姿となるはずですが、実際は着衣によって見え隠れする、少しだけ見える (チラリズム) の方が、より性的興奮を感じるケースは多いようです。 例えば裸エプロンなら、冷蔵庫や食器入れの出し入れの際に姿勢の変化で大事なところが ポロリ (場合によっては ボロン) するエッチさは日常生活で味わえる エロ の最高峰に位置するといっても過言ではないでしょう。
これは全裸が自然のままの姿で健康的すぎること、一部が隠れることでむしろ 露出 した部分が浮き上がったり、「まだ先がある」「もっと見たい」 という感情を刺激するからでしょう。 また男性用女性用で異なるシルエットを持つ衣服は性を際立たせる事が出来ますし、リボン などは類似の原型に バニー姿 もいくらかはあるのでしょうが (直接的な関係はないです)、未成年者の記号として使われたり、身に着けた人物をよりかわいらしく見せる効果もあるでしょう。
なお全裸に パンツ だけ履いている状態は 「裸パンツ」 と呼んでも良さそうなものですが、この場合はシンプルに 「パンツ姿」 とか 「パンツ一丁・パンイチ」 と呼ぶ方が一般的でしょう。 また女性の場合、パンツの有無ではなくブラの有無に注目して 「トップレス」 と呼ぶ方が多いでしょう。 同じく下着だけの場合も 「下着姿」 となり、「裸下着」 とは呼びません。
視覚的情報ではなく、感触を惹起して興奮させられるものも
一方、視覚的な理由やそこから喚起するイメージ・物語だけでなく、より直接的で直感的な理由から支持される裸○○もあります。 代表的なのは 裸手袋 でしょうか。 これは単に体が見えているのに手だけ隠すというアンバランスさやギャップからエロさが増幅するだけでなく、「手袋で 手コキ してもらったら気持ち良さそうだ」 との感覚的な期待値を高め惹起する点にそれ以外とは異なる価値があります。 目で見て良し触ってもらって良しという訳です。
手コキにはパンツ手コキや足ではなく手で行う靴下手コキをはじめ様々なバリエーションがありますが、過去の オナニー の経験から来る肉感的な期待が容易に持てる部分が即物的な興奮を高めやすく、異性 (例えば女性) からは 「何が良いのか全く分からない」 ものになりがちなポイントと云えます。 これは裸靴下における足コキなども同様で、きめの粗い ルーズソックス や品のよさそうな 紺ハイ などを愛でる性的な ガチ勢 の間では異口同音によく聞かれる話です (靴下なしの足コキに意味はないと断言する人も少なくありません)。
ただしこれらは必ずしも裸体でなくても手袋や靴下といった アイテム が強調された時点で同等の効果が得られるので、裸とのコントラストやギャップを愛でる 「裸○○」 の カテゴリ には入らないとする意見もあります。
邪道扱いされがちな養殖裸○○と天然ものの裸○○
なお反対に、衣服を完全な状態で身に着けておきながら、乳首や性器だけを露出するもの (穴あき制服) や、衣服の布地が薄く 透け透け となっている状態のもの (透けもの) を愛でる楽しみ方を持つ人もいます。 これらは体の大部分が隠れていながら、大事なところは丸見えというコントラストやギャップがあって興奮する、萌える など一定の支持者がいますが、「衣服に無粋な改造を加えるものだ」「あまりに非日常・非現実的な性目的専用の衣服であり 邪道 だ」「萎える」 という反対派も多くいます。
裸エプロンや裸靴下などは意図せずともギリギリ自然に生じうるものですが、穴あきや透けものはいかにも作為的・人工的で、セクシーランジェリーのようなあざとさを感じるということなのでしょう。 ただし同じ透けものでも、雨や汗で濡れた場合 (濡れ透け) は愛好する人も増えて支持率天井知らずの部分があるので、「天然と養殖の違い」 ということなのでしょうね。 一方で無改造で現実にも非常にポピュラーな存在となっている透けものに透明なビニール製のレインコートがありますが、これを裸で身に着ける 裸レインコート もあります。 しかしこれはこれで、あまりに直接的で情緒に欠けるという意見は多いようです。
ちなみに 裸絆創膏 の場合は、そもそも着衣ではない上に、元々はポルノ映画における 「前張り」(性器が露出しないように湿布など布状のものを貼り付ける) に源流を持つ 「局部隠し」 なので、着衣系とは異なるものです。 しかしこちらも着衣系と複合するケースが少なくなく (とくに際どい着衣系で乳首などの 「ポロリ」 を避けるために お菓子系 などで貼り付けるようなケースも多かった)、その関連から広く着衣系エロの要素として認識されることもあります。