一糸まとわぬ生まれたままの姿、エッチだったり健康的だったり 「全裸」
「全裸」 とは、一切の 着衣 がない裸のこと、生まれたままの一糸まとわぬすっぽんぽん、素っ裸、真っ裸のことです。 マッパ と呼ぶこともあります。 ごく 普通の 日本語ですが、成人向け・エロ な文脈では裸体はつきものでもあるので、単なる裸とそれ以外とを区別するために全裸といった表現をしばしばよく使います。
全裸状態で何かをするという ジャンル も様々あり、例えば 露出系 の作品においては全裸徘徊 (全裸でそこら中を歩き回る) や全裸疾走 (ストリーキングのこと) といった行動をあらわしたり、街中全裸や校内全裸 (街中や学校内で全裸になる) といった分類もされます。 なお着衣状態の男性の中に一人だけ女性が全裸でいるような シチュエーション のことは CMNF と呼びます。
全裸ながら何かひとつを身に着けていると… 「裸○○」
全裸関係の言葉の中でも、とくに派生語が多いのが、全裸に何らかの衣服を1つあるは少しだけ身に着けた 裸○○ といった用語群でしょう。 例えば素っ裸にエプロンだけを着けている姿は 裸エプロン と呼ばれますし、リボン だけなら 裸リボン といった具合です。
これらは全裸状態より露出する部分 (肌色面積) は小さくなるもの、姿勢によって ポロリ したり ボロン したり、見えたり見えなかったりのチラリズムによって全裸よりもよりエロっぽさや裸が強調される傾向があります。 キャラの置かれた状況によっては、全裸はむしろ健康的過ぎて 萎える みたいな意見もあります。
一方で、前述した CMNF などもそうですが、全裸は身体の全てをさらけ出した無防備で弱々しく感じられる部分もありますので、例えば 全裸土下座 などになると、極めて強い服従、隷属、被支配、あるいは いじめ や SM のような他キャラとの上下関係を見るものに感じさせます。 この例はわかりやすいものですが、実際は何らかの偶然に全裸と何かを組み合わせたら思った以上の破壊力を発揮することもままあり、商業 にせよ 同人 にせよ、無数の 絵描き があらゆるパターンを 開発 しまくっている状況もあります (まぁ単なる再発明も多いんですが、制作し発表した時代の違いによっても化学反応を起こしたり起こさなかったりするので、車輪の再発明みたいな無駄な営みではないと思います)。
なお 「めっちゃ期待してる」 というのをあらわす ネットスラング に、ワクテカ から転じた 全裸待機 といった言葉もあります。