通らないはずの攻撃が通って大ダメージ 「特効」
「特効」 とは、特別な効果、あるいは特殊な効果や、それがあるとの意味の言葉です。 一般に特効と書く場合は、特別な効果の略として使われることが多いかもしれません。 特別によく効く薬を特効薬と呼ぶなど言葉自体はただの日本語表現であり、ゲーム などにおいても、特別に高い攻撃力を発揮するとか大きな ダメージ を与えられるとか、条件や アイテム を指して使うことが多いでしょう。
よくある例では、武器を選んで戦うゲームの場合に、弓や銃といった飛び道具に空を飛ぶ敵 (飛行敵) への強い攻撃力増加の補正があるとか、火には水が効果的 (属性攻撃) とか、特定の武器や敵、キャラ や職業 (ジョブ)、属性、あるいは 地形効果 や天候といった要素の組み合わせによって効果の増減を 設定 します。 これはグー・チョキ・パーのジャンケンにおける三すくみと同じ考え方で、ゲームの 戦闘 に戦略性や思考性、偶然性を持たせるために行われます。
またあるタイミング (時間とかマップの部屋ごととか) で特効対象が規則的あるいはランダムに切り替わるタイプのゲームもあります。 これらは規則的な場合は プレイヤー の戦い方の組立方やスキル、ランダムの場合は運要素の強化が生じて、戦闘に戦略性や意外性を持たせて深みや面白さを演出できるものでしょう。 とはいえプレイヤーにとっては 「面倒くさい」「確実性に劣る」 ものでもあるため、敬遠される傾向が強いかもしれません。 とくに 堀り などで同じマップなりをひたすら 周回 するタイプのゲームの場合、武器の持ち替えが求められるかどうかを含め、極力手順を簡略化し効率を高める必要があるため、トリッキーな武器は例え多少強かろうが選びにくいという状況はあります。
ちなみにゲームによっては、強力な敵、とくに ボス を倒すためには強力な特効武器が必須となっているようなバランスのゲームもあります。 この場合、その特効武器を持っていなければクリアが不可能か、あるいは異常に 難易度 が高くなってしまうでしょう。 こうした状況を揶揄して ネット では 持ち物検査 と呼ぶこともあります。
なお 「特攻」 と書く場合もありますが、この場合は特別な攻撃を意味します。 こちらも一般ではまま使われる言葉ではありますが、日本の場合は先の大戦の神風特別攻撃隊の略称としてもおなじみの表現であり、ゲームの 公式側 がわざわざこの略称を ポジティブ な形で積極的に使うことは少ないでしょう。
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