両手がW、両足がM… ある意味最強のエロ構図 「WM」
「WM」(WM構図/ WMポーズ) とは、18禁 な エロ い マンガ などにおいて、もっぱら女性の キャラ が身体を正面に向け、両手で左右に立つ2人の男性の性器を握りつつ、下半身は別の男性によって挿入されながら開脚して合体部を見せている状態を指す言葉です。 両手の形が 「W」、下半身が 「M」(M字開脚) していることから、こう呼ばれます。
似たような姿態で、両手で男性器を握って 手コキ やフェラチオをしつつ、下半身は膝立ちして挿入したりしなかったり、あるいは背後の男性が性器を触ったり広げたり顔を潜らせて舐めたりする場合もあります。 この場合は 「W∧」 と呼ぶ場合もありますが、あまり一般的ではありません。 また手コキではなくダブルピースの場合もありますが、この場合はダブルピース自体に強い訴求力や 需要 があるため、そのままシンプルにダブルピースと呼ぶ方が多いでしょう。
なお 「WM」 の場合、都合3本の男性器に囲まれて責められているわけですが、一般に 「3本責め」 と呼ぶ場合は、女性器・アナル・口の3カ所に挿入されている状態 (3穴責め) を指すので、あまり3本責めとは呼びません。 そもそも両手で手コキしているのを責められていると呼ぶのは違和感もありますが、女体に触れている男性器の本数=○本責めという言い方も増えている印象です。
ちなみに女性が寝そべって、男性一人が正常位で挿入、女性の左右にいる2人の男性の性器を握るといった状態を俯瞰した構図もWMと呼ばれることがありますが、この場合、しばしば女性の頭部あたりに4人目の男性がいて取り囲むことが多いため、WMに当たらないケースも多いでしょう。
「WM」 には複合要素がたくさん
複数人で一人の女性キャラと 絡む エロマンガでは、この 「WM構図」 はとてもポピュラーな存在です。 正面図やそれに近い俯瞰になりがちで比較的描きやすいですし、絵面にインパクトがあるため、輪姦・乱交を描いた作品では、まず1コマくらいは大ゴマや1ページ全面を使ったこの構図が登場すると云えます。
また1人で3人以上を相手にすることから、肉便器 や 痴女 とも相性がよく、アヘ顔 や アヘ顔ダブピ、便所の落書き、正の字カウント、コンドームスカート といった 変態・紳士 要素ともマッチしやすいでしょう。 またちんぽチョンマンゲ (男性器を女性の頭の上に乗せる) や ぶっかけ、背景や舞台に 公衆便所 を選ぶなど、ありとあらゆる変態的な記号・シチュエーション を組み込むことができます。
こうした構図は物語の途中で使われる場合もありますが、アヘ顔やイキ顔、ぶっかけと複合する場合、同人誌 の 表紙 やマンガの 扉絵、最後かその直前のキメコマ、抜きコマ として大きく描かれることも多く、多人数プレイ作品でこれがなければ始まらないという ファン や 読者 も多いようです。