コンビニのコピー機で簡単プリント! 「ネップリ」
「ネットワークプリント」(ネップリ/ ネプリ) とは、ネット を通じて登録・投稿 した イラスト や写真といった 画像 や文書などの各種印刷用データを、コンビニエンスストアに設置されているマルチコピー機 (プリント複合機) を利用して 印刷 できるサービスです。
パソコンやスマホから画像やファイルを登録すると登録番号やシェア用ユーザー番号が発行され、コンビニでコピー機にその番号とプリントする 部数 などを入力すると、そのままプリントが可能となります。 登録番号には有効期限があり、おおむね1週間から1ヶ月程度の間だけプリントできるといった形式が多いでしょう。 コンビニ最大手のセブンイレブン独自のサービスと、ファミリーマートやローソン、ミニストップ、ポプラ グループ など多数のコンビニチェーンを横断して利用可能なネットサービスなどがあり、それぞれに固有のサービス名はあるものの、全体でネットワークプリントや略称のネップリと呼ぶことが多いでしょう。
印刷するサイズは 設定 次第ですが、ポストカードサイズから、A版・B版 まで、コピー機が対応しているサイズから選べるようになっています。 また設定によっては、印刷する側でサイズの変更ができる場合もあります。 コンビニのコピー機で複写だけでなく持ち込んだデータをプリントできるようになったのは随分前からなのですが、近年は印刷品質の向上により、掲示物や 趣味 の印刷物として十分楽しめるものとなっています。
プロモーションに使ったり、個人がイラストを頒布したり
企業などが プロモーション として用いるほか、自宅にプリンターがない個人が利用したり、自作のイラスト類を希望者に配布する目的で利用する場合もあります。 例えば自作イラストを用いた ポスター やカレンダー、シールなどを配布あるいは 頒布 するために、登録番号を紹介するようなイメージです。 また政治的なスローガンやメッセージを図案化し、選挙活動やデモ行進などの際に使うプラカード用としてネップリが利用されることもあります。
おたく や 腐女子 に近いところでは、クリエイター支援サービスにおけるプリントサービスがあります。 例えば FANBOXプリントなどは、登録する コンテンツ に審査はあるものの、プリントした枚数に応じて代金の一部が 作者 に還元される仕組みを持っています。